単なるバレンタインのお返しの日にとどまらず、男性のセンスや観察力が試されるというホワイトデー。
お返しの品にあれこれ悩む男性の微妙な心情を表した川柳の数々を、ミュージシャンの河原崎辰也が軽妙なギターの音色に乗せて詠います。
3月13日放送の『河原崎辰也 いくしかないだろう!』「ブルース川柳」のお題はホワイトデーです。
試される男性のセンス
最初の句は、多くの人が思わずうなづきそうな一句から。
「♪~センス良い、お菓子探して、街歩く~♪」
河原崎「お菓子、何を贈るか?っていうことで、見られているのはセンスですから」
清水藍「試されているぞと!」
河原崎「それねぇ、プレッシャーすごいから」
バレンタインでチョコをもらったとなるとお返しは当然ですが、なんでも良いかというと、そうでもないのがホワイトデーの難しいところ。
何をチョイスするかで、その人がどんなセンスをしているのかが一目でわかってしまうだけに、男性はとてもプレッシャーを感じるようです。
河原崎「センスないなぁ~って思うことないですか?」
清水「まぁ、チェックポイントの一つではありますよね~」
それはまさに、"ふるいにかけられている最中"が清水の持論だそうです。
世の男性たちにとって、背筋がゾッとする言葉かもしれません。
日頃の感謝を伝えましょう!
続いての一句はコチラ。
「♪~買わされる、高級バッグを、チョコなのに~♪」
チョコレートのお返しに高級バッグを買わされたという衝撃的なこの一句。
驚きを隠せない河原崎を横目に、清水はすぐさま拍手を送ります。
清水「ここまでくれば上級者!」
河原崎「そこまで誘導できたってこと??」
日頃の感謝を物で示せている、と答える清水。
バッグの好みなどもあるので、できれば一緒に買いに行くまでがセットなんだそうです。
続いての一句はコチラ。
「♪~バレンタイン、もらってないのに、お返しを~♪」
河原崎「こういうパターン、あります」
清水「いいんじゃないですか?」
ホワイトデーは"バレンタインデーのお返し"という一般的なイメージに対し、「もらっていなくても男性から女性へ日頃の感謝を伝える機会」でもあると清水は捉えているようです。
清水「チョコもらってるとか、そういうの関係ないですよ!」
最近、自身の第二子が産まれたことをきっかけに、感謝の意は伝えていると河原崎。
きっかけがない場合、ホワイトデーで伝えてみるのも良いかもしれません。
センスのみならず観察力も?
お次も高級志向の一句。
「♪~高級菓子、もっと喜んで、欲しかった~♪」
河原崎「あんま好きじゃない、とか平気で言うじゃん!女の人って」
清水「それはさっき言ったリサーチ不足ですよ~」
高額の品なら必ずしも良いわけではなく、きちんとリサーチされたものが嬉しいのが女心のようです。
センスとはまた違う"観察力"が試されると清水。
そして最後は、本命なのか義理なのか、わからない一句です。
「♪~なんて書く、お礼のメッセージ、大問題~♪」
お礼のメッセージを添える律儀さを清水は絶賛。
ただ、間違ったメッセージを添えると、センスの良いお返しの品を台無しにする恐れがある、と警告します。
清水「シンプルに…"いつもありがとうございます"」
河原崎「…だけでいいくらい?」
味の感想は口で伝えるくらいで、シンプルが良いと清水。
余計なことは言わんほうが良いな、と河原崎も同意します。
細やかなセンスや観察力が試されるホワイトデー。
思わず耳を塞ぎたくなるような辛口意見も飛び出しましたが、感謝の気持ちをいかに伝えるかがカギのようです。
男性の方は参考になったのではないでしょうか?
(nachtm)
河原崎辰也 いくしかないだろう!
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2022年03月13日17時30分~抜粋