河原崎辰也 いくしかないだろう!

ひな人形の配置がわからない!ひな祭りにまつわる一句

リスナーから寄せられた川柳を、ミュージシャンの河原崎辰也がギターの音色に乗せて詠う『河原崎辰也 いくしかないだろう!』(CBCラジオ)の「ブルース川柳」。

3月6日放送のお題は「ひな祭り」。

ひな壇の飾り方がわからない一句や、逆に飾り付けが面倒になった一句も。
お雛様には縁がなかった男家系の河原崎は、代わりに苦い記憶を思い出してしまったようです。

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懐かしい!菱餅に似たゼリー

「♪~お雛様、毎年小物が、適当に~♪」

清水藍「ちゃんとやってください」

小物というのは、お内裏様の尺や、お雛様の扇子など種類がたくさんあるそう。
こどもが小さい頃は丁寧に飾っているものの、何十年と出し続けているとだんだん適当になってしまうようです。

清水「適当というか、オリジナリティと呼ぶか」
河原崎「まぁいいか!人形だけ並べとけば~」
清水「全部大切なんですけど、でもやっぱ気持ちがね」

何年も飾り続けていると、慣れてきてしまったからそう感じるのでは?と河原崎。
一年に一回の出来事でも、めんどくさいものはめんどくさい!
それが毎年続くとなると、だんだんと適当になるのも頷けるかもしれません。

「♪~給食の、菱餅食べたら、ゼリーだよ~♪」

ピンク・白・緑のひし形が定番の菱餅。
最近の学校給食ではそれに似た3色のゼリーが出ることが多いそうです。

清水「いや、嬉しかったですよ?美味しかったです!」

あまり店頭では見かけないながらも、学校給食ならではの季節のデザート。
この句に清水は懐かしさを感じた様子。
 

お雛様の配置がわからない!

「♪~雛飾り、並べ方よく、わからない~♪」

こちらは20代女性の一句。
人形の種類は様々。3段以上になると、人形の配置を覚えているの?と素朴な疑問をぶつける河原崎。

河原崎「上が2人はわかるじゃないですか。で、2番目は何人いるんですか?」
清水「3…かな?か、物が置いてあるか」

家庭にもよりけりですが、幼少期から並べるのを手伝っているとなんとなく配置は頭に残っているのかもしれません。
また、段数によって人形と人形の間の段には、清水いわく”グッズ”が並べられるパターンもあるのだとか。
毎年のことながら、配置を覚えるのは意外と長い道のりがあるようです。

続いても、飾り付けにまつわる一句です。

「♪~段飾り、今年も一人で、出しました~♪」

このリスナーはなんと、7段飾りとのこと。
コンパクトな雛飾りが主流となっている近年、大きくて立派な雛飾りを出し続けるのは大変だったのではないでしょうか?
句にしたい気持ちも頷けます。
 

酢飯の匂いが苦手…

最後は、男兄弟の河原崎も共感できる一句です。

「♪~ひな祭り、縁ない男の、三兄弟~♪」

男家系では5月のこどもの日がひな祭りに相当する行事。
河原崎はちらし寿司が苦手だったようで、あまり良い行事ではなかったと過去を振り返ります。

河原崎「もう匂いがダメだったんだよね」
清水「酢飯がってことですか!?」

おひつの木の香りと酢飯の相まった匂いが、特に鼻について苦手だったようです。
逆に清水は「(酢を)浴びてたいって感じですけどね」と、酢好きをアピール。

清水「今日も朝ワカメをお酢で食べましたよ」

驚くべきは清水の食べ方。
ワカメとお酢を和えて食べているのかと思いきや、醤油につける感覚で食しているとのこと!
身体にいいお酢だけに、いろんな嗜好があるようですね。
桃の節句にふさわしい、ひな祭りにまつわる川柳あれこれでした。
(nachtm)
 
河原崎辰也 いくしかないだろう!
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2022年03月06日17時32分~抜粋

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