河原崎辰也 いくしかないだろう!

テクより見た目?ウェアにこだわるゲレンデ事情

冬といえば、思い浮かぶのはスキー場の真っ白な「ゲレンデ」。
リスナーから寄せられたゲレンデにまつわる川柳を、ミュージシャンの河原崎辰也がメロディにのせて詠います。

2月27日放送のCBCラジオ『河原崎辰也 いくしかないだろう!』から。

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昔のウェアは今やダサい?

「♪~レンタルは、ダサいから、ウェアだけ買ってく~♪」

河原崎「昔はダサかったね」
清水「いや、でも今は可愛いのいっぱいありますよ?」

スキーブームに沸いた頃「ウェア自体そもそもダサいものが多かった」と当時を振り返る河原崎。

ところが最近では、レンタルでもデザイン重視のものが豊富に揃っているとか。
思い返すと昔のウェアはやけにカラフルなものや、蛍光色のものが主流。
今風のカッコイイやカワイイとは違ったデザインが多かったかもしれません。

続いての川柳も、ウェアに関する一句。
「♪~技術より、スキーウェアに、こだわった~♪」

清水「形から入るのも大切ですよ」

スキーに限らず、三日坊主になりがちなランニングなどでも有効な手段ですね。

河原崎「そういう楽しみをつくって、気づいたらやってるっていうような感じにしちゃうとかね」

お気に入りの一着を買うことで継続できるのなら、形から入ることは何も悪いことではない、と河原崎。
 

ジャケットが被って…気まずい体験

続いてもウェアに関する一句。
「♪~気まずいな、同じウェアが、鉢合わせ~♪」

人気のウェアは特に被ってしまいがちなだけに、「これは気まずい」と河原崎。
自身の気まずいエピソードについて思い出します。
それは”ペンドルトン”というネイティブアメリカン系のジャケットを着た日のこと。

河原崎「全く同じの着てる人と会ったことがあってね」
清水「えぇ!?」
河原崎「大須で(笑)」

清水も目にしたことのある、比較的派手めなジャケット。
誰かと絶対に被らないと思ってチョイスしたそうですが、見事に被るというハプニング。
河原崎は「ド恥ずかしかった」と振り返ります。

河原崎「アウトレットでも被ったんだ!三重県の…」
清水「同じ人じゃないですか?」
河原崎「可能性ある(笑)」

服装が同じ趣味の人は行動パターンも似るということでしょうか?
 

先に行きがちな上級者

続いては、スキーの経験者なら思わず頷いてしまう一句です。
「♪~初めての、上級コース、生き地獄~♪」

河原崎「ノリで行かされたりするとさ、もう崖じゃないかって思う時あるよね」

急斜面になっていることが多い上級コース。
初めてたどり着いたときの眺めはまさに断崖絶壁というイメージです。

上級コースは未体験という清水。
ゲレンデから見た上級コースの急斜面は、考えただけで心臓がキュッっとなってしまうのだとか。

清水「あんなところから降りられるの?」
河原崎「転んだら終わりじゃねーかって」

続いても、上級にまつわる一句が。
「♪~初心者に、容赦をしない、上級者~♪」

これには河原崎も清水も共感します。

河原崎「教えてやるって言って連れてっといて、自分で一人で行っちゃうよね」
清水「そうなんですよ」

ススーッと先に滑っていく上級者を横目に、清水はハの字でゆっくり慎重に降りていった思い出があるそう。
上級者は「コケても大丈夫」と言い放ちますが、初心者は起き上がるのが大変なので、そもそもコケたくないもの。

練習したい初心者と目一杯滑りたい上級者の思いが交錯するゲレンデ。
雪原で繰り広げられる複雑な胸の内を想像させる見事な一句でした。
(nachtm)
 
河原崎辰也 いくしかないだろう!
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2022年02月27日17時33分~抜粋

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