河原崎辰也 いくしかないだろう!

家族からのチョコは最後の砦?バレンタインで一句

CBCラジオ『河原崎辰也 いくしかないだろう!』の「ブルース川柳」では、お題に寄せられた川柳に、ミュージシャンの河原崎辰也がメロディをつけて詠います。

2月13日放送のテーマは「バレンタイン」。清水藍とともにお送りします。

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家族からはもらいたい!

最近は同性同士でも贈り合う“友チョコ”や、男性から贈る“逆チョコ”も当たり前のご時世。
令和のバレンタイン事情は一体どんなものになっているのでしょうか?

「♪~いつからか 妻と娘に もらえない~♪」

まず初めはお父さんの一句。
開始早々、悲しげなバレンタインの句に河原崎は「最高ですよ」と一言。
職場での受け渡しを禁止する会社もある中、最後の砦とも言える家族からのチョコ。

河原崎「だけどホワイトデーには(お返しが)期待されちゃうんですよね」
清水「そう、あげてなかったとしても」
河原崎「悲しみのルーティーンなんですよ、これは」

「気分によってはもらえる可能性もまだ残っている」と励ます清水に対し、河原崎はあきらめモード。
この際、”逆チョコ”としてお父さんからバレンタインにあげてみたら、何かが変わるかもしれません。
 

捨てられない?もらった思い出

続いての一句。「♪~空き箱を 捨てられなくて 隠してる~♪」

清水「あらまぁ!あらまぁ!」
河原崎「これはキュンキュン川柳ですよ」

この川柳を投稿したリスナーは中学時代に初めてもらったチョコの思い出を句にしたとのこと。
ただの空き箱、されど空き箱。
中身はなくとも、あの当時の思い出が今もそのまま残っているそうです。

河原崎「僕も捨てられんかったな。なんかハンカチもらったけど、使えんかったし」

すでにそのハンカチはどこかにいってしまったようですが、いつかはその思い出にケジメがつく日も。

「♪~なんでだよ 女子が目線を 合わさねぇ~♪」

チョコを期待するも、もらえない男子目線の歌でしょうか?
あげる側の女子、もらいたい側の男子の風物詩かもしれません。

河原崎「あげなきゃいけない空気になってしまうこともありますしね」
清水「ちょっとめんどくさい感じになっちゃいますよね」

 

高級チョコを独り占め?

「♪~妻が買う ネットショップで 高級チョコ~♪」

旦那さんにチョコをあげているのかどうか定かではないですが、冒頭の句と似たような哀愁が漂う一句に、河原崎は「仕方ないですよ」と一言。
同じ妻として清水も共感するようで「一粒もあげたくない」という思いがあるようです。

続いての句は、うってかわってほっこりするような句です。

「妻からの 手作りチョコは 世界一」

旦那さんが手作りチョコで、そんなチョコをあげている妻は高級チョコを食べているのでは?と訝しがる河原崎。

清水「一周回って言わされてる感ありますね。いろいろな川柳を聴いたあと、こういった作品が届くと」

ほっこりする一句、切ない気持ちになる一句、バレンタインのさまざまな思いが詰まった回でした。
(nachtm)
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河原崎辰也 いくしかないだろう!
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2022年02月13日17時30分~抜粋

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