河原崎辰也 いくしかないだろう!

カニカマが世界中で大ブーム!?マニアが教える新事実3連発!

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改めて「カニカマ」“カニ風味のカマボコ”で、原料はカニではなく魚のスリミ🦀🐟✨
スーパーのカニカマコーナーには常時10種類程度が並び、いまやコンビニでも100円程度で手軽に買えるようになっています!



そんなカニカマが、じわじわとブームになっているんです!
なんとあのヒット商品
”サラダチキン”をも越える可能性を秘めているそうなんです!?


ということで、今回は年間4000本程カニカマを食べている

食文化研究家 スギ アカツキさん にお話を伺いました!

スギさんは、東京大学農学部卒業後、東大の大学院医学系研究科に進学。基礎医学・栄養学などを幅広く学び、世界中を飛び回りながら食の研究をしている方!海外で日本食の本も出版されています!

そんなスギさん、 2・3歳くらいからカニカマにハマっているそう!
元祖カニカマの一つ「オホーツク」は昨年40周年を迎えていますが、スギさんも同年代なんだとか💡✨
ちなみに、河原崎も同級生とういことが発覚!ここで意気投合するスギさんと河原崎です…(笑)

「私の人生はカニカマと共にあります。」とスギさん。

あと、スギさんハットリくんが好きだったそう。
犬の「ししまる」ってちくわが好きですよね。それに対抗して「私はカニカマで行こう!」と子供の頃に決める。そういう不思議子供だったそう。



◆そもそも「カニカマ」っていつ頃からあるの?
諸説ありますが、カニカマが誕生した時期は1970年代前半と言われています。
かまぼこ誕生が1115年(永久3年)という事を考えると、意外と歴史が浅いんです👀✨


そしてもはやカニに憧れをもっていない、もはやカニカマはカニカマ!!

◆ズバリ!スギさんが感じる「カニカマ」の魅力は?
カニカマは低カロリーでワンハンド(片手)で食べられる!
調理に手間がかからなく、そのまま食べてもおいしい!しかも、見た目もパッと鮮やかで、何と言ってもジャパンカラー!☀✨
食卓に彩りが加わりますよね(o^ ^o)💕



<ここで、カニカマの新事実3連発!その1!!>
カニカマは「戦後食品の三大発明の1つ」!!

ちなみに「戦後食品の三大発明」、残りの2つは「インスタントラーメン」「レトルトカレー」です!
実はカニカマは、かまぼこ・練り物業界に新たな可能性を引き出したと言われているんです!

といってもカニカマが誕生した当時、日本では既に練り製品があったのでそれほど評価されませんでした…💦
最初の製品は見た目はカニっぽかったものの、食べてみると普通のかまぼこ。色をつけ、香料を入れた程度のものだったそうです。しかし、昭和50年代に入ると“ほぐし身タイプ”が。その後、風味・食感ともに本物のカニと見紛うような“センイ状”の製品、今の原型が登場すると昭和50年に1万トン程度だった生産量は、あっという間に2万トン台に!✨

従来の板かまぼこから派生した既存の枠にとらわれない“珍味かまぼこ”としてのカニカマは、かまぼこの新たな可能性を開き市場は拡大💡
低迷していたかまぼこ業界に新風を吹き込むこととなったのです(o^ ^o)

食品業界の新製品ラッシュのなかで、これほど消費者の人気を得た食品は、練り物業界ではかつてなかったことだったそう!✨



<ということで、ココでカニカマの新事実3連発!その2!!>
カニカマはヨーロッパではkg単位で売られている!!


◆海外ではカニカマがめちゃめちゃ人気…!
ヨーロッパやアメリカでは近年、健康ブームから魚食人気が高まっています!
その中でカニカマが本物のカニよりおいしくてヘルシーということで人気になり、需要が高まっているそうなんです!🦀✨

ちなみに、日本でお馴染みの「カニカマ」は海外では
「surimi(すりみ)」と呼ばれています(笑)
カニカマの消費量は日本で年間5万トンに対し、世界ではなんと50万トンも消費されているそう…!!

世界中を飛び回るスギさんいわく、海外のスーパーにも必ずといっていいほど置いてあるそうで…
見慣れたスティックタイプのものはもちろん、コストコで売っているような1~2kg単位のものも!👀☀
ちなみに、味は日本のものの方が美味しいそう(笑)


◆では、どうして世界ではそんなに人気なの?
最近まで、魚介類をあまり食べていなかった国・地域、例えば米国の内陸部、東欧などでは、カニかまは『殻付きでないから食べやすい』『魚臭さがない』点が歓迎されているようです🍴💕
その他にも、世界で起こっている“日本食・寿司ブーム”、さらに日本食は低カロリー(脂肪)・低コレステロールだとする“健康食ブーム”、 アレルギー(グルテンフリー、大豆フリー等、ミートフリー)も追風になったと考えられます。



<ここで、カニカマの新事実3連発!その3!!>
カニカマは筋肉にいい!!?

◆カニカマって筋肉にいいの?
カニカマでもお馴染み「ニッスイ」の研究では、カニカマの原料「スケソウダラのタンパク質」は筋肉の原料として卵と同等以上の質だということが分かりました。
また、愛媛大学などの研究では筋肉を増加させる作用が発見されたんです✨


◆筋肉が増える…!?
実験では、年平均1-2%筋肉が減少する高齢者が、カニカマ(4.5g)を3か月間毎日食べ続けると19名中15名で筋肉の増加がみられました。
さらに同じ量のカニカマを6週間食べ続けて筋肉トレーニングをしたところ、65歳以上の男女ともに、より短期間で筋力がアップした研究結果も出ました。


そんな
“筋肉”に注目したカニカマが最近発売されまして…
ニッスイから発売されている
「毎日食べよう 速筋タンパク かに風味かまぼこ」
ダイエッターや筋肉をつけたい人はもちろん、ご高齢の方や成長期のお子さんにもオススメです!





◆ちなみに、カニカマにも旬ってあるの?
「カニカマ“新物”」なんて売り出すことはないので、「旬」という考えはあまりないですね。
ただ「冷やし中華」「サラダ(冷)」で活躍するなど、夏場のイメージありますよね!
冷やし中華の上にハムきゅうり、それに
カニカマがほそ~く裂いてある心が掴まれますキュンとしますね。と最後までカニカマLOVEなスギさん…!





スギさんのカニカマ愛をたっぷり感じ、カニカマが食べたくなりました!





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