東海地方のアイドル選抜ユニット「7☆3」(シチサン)から、第2期メンバーを含めた11人が毎回入れ替わりで登場するラジオ番組『7☆3 I-DREAM STATION』。
この7☆3はCBCテレビ『なないろDREAM TV』『アイドリぃむ!TV』から生まれた東海選抜アイドルユニットで、OS☆Uなどのご当地アイドルブループから人気メンバーを抜粋した東海選抜アイドルユニットプロジェクトです。
今回は11/11のワンマンライブをもってOS☆Uを卒業した清里千聖が、OS☆Uキャプテンとして、また7☆3メンバーとして最後の出演となりました。
OS☆Uと7☆3卒業の清里千聖、涙のアイドル闘魂伝承!
清里のひとりオープニング
この日の番組は、清里のひとり語りでスタート。
7☆3メンバーとしてはこの週の11/7に、そしてホームであるOS☆Uとしては、この放送当日にラストライブを行った清里。
『なないろDREAM TV』で選抜された時に「嬉しかった」と言う清里、CDリリースを機に7☆3のメンバーにもなっておよそ2年間活動しました。
7☆3としての活動をこのように振り返ります。
「OS☆Uにいるだけじゃ味わえなかった、経験できなかったアイドルの…よく言えば生々しい感じ?闘争心というか…常に向上心を持っていかないと負けちゃうなっていう。自分が強くいなきゃ、アイドルとして輝きたいなって強いメンタルを鍛えさせてくれた場所だなって思います」
前述のように、いくつかのアイドルグループからの選抜。当然このような心境もあったそうです。
「最初はゴチャゴチャしてて、ぶっちゃけ仲良くもなかったですし、(各グループの)ファンの皆さんもあんまり仲良くなかったと思うんですけど!でもそれを乗り越えて、今の7☆3は名古屋らしさと言うか、名古屋のアイドルの全てが集まったチームになっているなと思います」
衝撃的な言葉もありましたが「アイドル人生、やれてよかったなって、すごく思います」と締めくくったところで涙声になり「ありがとうございます」と、マイク越しにも感謝しているのが実感できるオープニングトークでした。
「仲良くなかった」について語ろう
この日は7☆3初期からいっしょに活動してきた尾崎悠歌と野澤方合子も出演しましたが、まずMCとして酒井直斗が、オープニングでの「ぶっちゃけ仲良くなかった」という清里の言葉について尋ねます。
「バチバチってわけじゃないけど、お互い気まずい感じはあるじゃん。自分のチームは負けたくないっていうのも出てたから、最初は本音で喋れなかった」(清里)
「そうです。それこそひとりで入ったんで(他のふたりと)喋れなくて…壁があったかな」(尾崎)
しかし7☆3としてデビューする際に遠征などを通じて意識が変わったとのこと。
ここで清里が再びぶっちゃけます。
「意識が高い子たちで集まっちゃうとさ、やる気がない子たちとはさー…」
「いいよいいよ、言っとこ言っとこ!」と煽る酒井直斗。
「気持ちの重さの違いなんだって!私もOS☆Uもやってるし7☆3もやってるけど、いま7☆3をやってる以上は、OS☆Uを抜かすくらいの勢いで頑張りたいと思ったの」
清里の言う「気持ちの重さ」とは、すなわちプロ意識ということになるのでしょう。
その気持ちを語り、共有してきたのが尾崎と野澤。
尾崎と野澤に贈る言葉。贈られる言葉
その清里、尾崎と野澤に対して、どんな気持ちを持っていたのでしょう?
「まり(野澤)は最初、ホント苦手だったから」
またしてもぶっちゃけてしまう清里。
「頑張り屋さんなんだけど、その頑張りがいつも違う方に回ってるんだよ!(一同爆笑)そこが昔の自分を見ている感じ。頑張ってまとめたいと思ってるんだけど、皆が着いて来てないっていうか(笑)」
4歳年下となる野澤を、清里は「自分と似たところがある」と評します。
上海遠征で同じ部屋で宿泊することになった野澤と清里は、仕事のこと、プライベートのことを語り合いました。そこで「まりにはマジでP.IDL NAGOYAでナンバーワンになってほしいと思ったもん!」と振り返る清里。
一方、尾崎に対しては「まりと仲良くなった後も、悠歌がどんな子かもわからなかった」とのこと。
清里と尾崎は同い歳。それゆえにどこか相容れないところがあったようですが、やがてアイドルグループのリーダーとして共通の悩みを持っていたり、年齢的なことから「将来どうする?」と話し合う仲になったそうです。
グループに残ってアイドルを続けていく尾崎は、清里から「行けるところまで行ってほしい」と託されました。
番組のラストでは、清里に対して尾崎と野澤から手紙が読み上げられました。
時に爆笑しながらも、真心のこもったメッセージに清里は涙が止まりません。
通算2,660日のアイドル活動をこの日で締めくくった清里千聖。
この日のぶっちゃけぶりが、まさに7☆3に遺したかった思いだったはずです。
今後の各々の活動に期待しましょう!
(ぴゆ太郎)