10月20日放送のCBCラジオ『八木志芳の私たちは求めてる』には、婚活中の男性から「女性を目の前にすると緊張して話せない」という相談が寄せられました。
最近婚活パーティを体験したパーソナリティの八木志芳が、異性とのコミュニケーションにおけるポイントをアドバイスします。
異性も同じく寝て食べて悩む
「これまでに何人かの方とお見合いをしてきたんですが、どうしても緊張してしまいます。どうしたら、この緊張を緩めたり取ることができるんでしょうか?」(Aさん)
お相手と話している途中で無口になってしまうというAさん。そのためか、なかなか交際にまで発展しないとのこと。たとえ仮交際としてデートに漕ぎつけても1回きりで終わってしまうそう。
八木「まず異性を、特にAさんだと女性を女性として意識しすぎているんじゃないのかなっていうのがひとつ」
つまり「自分とは違う生き物だ」「女の人は何考えているかわからない」など、「女性だから」という部分で意識しているのかもしれないということ。
逆に女性でも「男の人だから」と性別を意識しすぎる人もいると八木。
八木「相手が女性であろうが男性であろうが同じ人間。みんな普通に食べて、普通に寝ております。そして普通にいろんなことで悩み、そして喜びます」
なので、Aさんには「別に異性だからって別の生き物じゃないんだよ」ということを伝えたい八木です。
「話す側」ではなく「聞く側」になる
もしかしたらAさんは異性だけではなく、他人と話すこと自体が苦手なのかも…と推測する八木。
八木「女性男性関係なく会話してるかな?男性のお友達とか同僚とかとも積極的にお話するっていうことを考えて」
しかし、そう簡単に話しかけたりできない人もいます。
そんな対面が苦手な場合は、オンラインやアプリのメッセージを活用するのもいいかもしれません。
八木「そういうところで、自分のことを打ち明けるとか人の話を聞くことを訓練するっていうのもひとつあるかな」
婚活パーティで体験したことを振り返りながら「自分が話をするんじゃなくて、相手の話を聞くっていうスタンスも大事」だと続ける八木。
その上で「自分の話ばかりする人はマジで辛かった」と明かします。
話してくるのは「俺はこうこうこうでこういう人だから」という内容ばかりだったそう。
八木「私に興味ないのかなってなっちゃう。あなたに興味があります、あなたの話聞かせてくださいっていう風にしたらいいと思う」
聞く内容が思いつかなければ、質問項目を事前に考えておけば大丈夫。お見合いや仮交際の時でも使うことができると八木。
八木「相手に話をしてもらうって考えれば、自分がいっぱい話さなきゃっていうプレッシャーが減るかな」
「嫌われたくない」と強く考えるな
八木は、もうひとつAさんに伝えたいことがあるようです。
八木「嫌われないようにしてほしい」
恋愛や結婚は相性があるので、合わなかったとしても「合わなかったんだな」という程度で、自分が嫌われたわけではありません。
だからこそ「嫌われたくない」と強く考えすぎず、「嫌われないようにしよう」と気にするくらいがよいのこと。
実は今回のAさんの相談には、女性のどこに苦手意識があるのかは書かれていませんでした。「それはいったい何なのかなど、自分と対話してみてほしい」と促す八木でした。
(野村)
八木志芳の私たちは求めてる
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2024年10月20日22時36分~抜粋