八木志芳の私たちは求めてる

「結婚するんじゃなかった!」妻からの猛毒発言の真意は?

9月17日放送の『八木志芳の私たちは求めている』(CBCラジオ)には、妻から「結婚するんじゃなかった」と言われた50歳の男性Aさんから相談が寄せられました。

この発言の真意は何だったのでしょう?
パーソナリティの八木志芳がAさんに妻への対応をアドバイスしました。

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夫は全否定された?

「結婚してからたびたび毒を吐くポイズンワイフから、数年前『親の言うことを聞いて、結婚するんじゃなかった』と言われました」(Aさん)

自分を「全否定された」とショックを受けたAさん。
その後、お盆や正月に妻の実家を訪れる足が重くなってしまったようです。

「親の言うことを聞いて結婚するんじゃなかった」という一言について、八木が番組ディレクターと話したところ、解釈が分かれたそうです。

八木の解釈は、Aさんが妻の実家に行く足が重くなっていることから、もともと妻の親は結婚を反対しており、妻が「素直に親の言うことを聞いておけばよかった」と後悔しているというもの。

対するディレクターの解釈は、妻がAさんと結婚したのは親に「この人と結婚しろ」と言われたからで、その結婚したこと自体を後悔している、というものです。

八木「たぶんラジオを聴いている人も、どっちの意味にも捉えられるかなって解釈が分かれる」

思っていないと出てこない言葉

「結婚するんじゃなかった」という一言が重く響く、と感じた八木ですが、妻のおかれた環境や状況によっても解釈が変わりそうです。

例えば、Aさんの妻は専業主婦なのか、外で働いているのか。
ストレスのはけ口が夫しかなくて、度々毒を吐いてしまう中で「結婚するんじゃなかった」という言葉が出てしまった可能性もあります。

八木「ストレスが溜まって、本音じゃないけれども、旦那さんにあたってしまったっていうところもあるんじゃないか」

とはいえ、本音半分、冗談半分じゃないかとも思案する八木。

八木「どこかしら『この人と結婚するんじゃなかった』と思ってなかったら、なかなかこういう発言は出てこない」

視点を変えてみる

Aさんの投稿はこのように締められています。

「数年前のことを引きずっている私は、小さい男なのでしょうか?」(Aさん)

八木「全然小さくないですよ。だってみんな『結婚するんじゃなかった』って言われたらズシンってきません?愛して結婚していたらなおさら」

ただ落ち込んで終わるのではなく、「なんで奥さんはそういうことを言ったのか考えてほしい」と続ける八木。

その言葉が発せられた背景に、ストレスや日々不満に思っていることがないか、もしかしたら原因はAさん自身なのか、他にあるのかを観察することは大事なことです。

妻に言われて落ち込んだAさんが今後も何もしなければ、余計に妻が「こいつ本当に成長しないな」と感じて、さらにポイズン度が増大してしまうかもしれません。

そして「本当に何なの?片付けもしないし、出しっぱなしだし、家事も手伝わないし」と妻の不満がたまり、さらなる悲劇が訪れる可能性もあるのです。

まずは観察から

八木「『こどもと結婚したわけじゃない』というか、なんで大人(男性)と結婚したのに、大きなこどもの面倒見なくちゃいけないんだって」

「こういう話をよく聞く」と話す八木。妻のことをよく観察して対話ができていれば、自分にできることはないのか、自分で変えられるところはないのかわかります。

八木「うちの奥さんは毒吐くからねって外に愚痴をこぼしていても、奥さんの毒吐きはきっと止まりませんから」

原因を突き止めることで、少しでもAさんが実家を訪ねる時の足取りが軽くなることを祈らずにはいられません。
(野村)
 
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2023年09月17日22時05分~抜粋

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