八木志芳の私たちは求めてる

自分のタイミングで「妊活」できる!画期的なサポートアイテム登場

6月8日にザ ストリングス表参道(東京都港区)で『フェムテックジャパン/フェムケアジャパン2023』というイベントが開催されました。

「フェムテック」とは、生理・妊活・妊娠・更年期など女性が抱える健康問題をテクノロジーで解決する製品やサービスを指します。


7月2日放送の『八木志芳の私たちは求めている』(CBCラジオ)では、パーソナリティの八木志芳がこのイベントに参加して気になったグッズを紹介しました。

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フェムテックって知っていますか?

『フェムテックジャパン/フェムケアジャパン』は、フェムテックに関わる企業や団体が一堂に会するリアルイベントです。2021年10月に初開催以降東京で年に2回、大阪で年に1回継続的に行われています。

今年は3月に広島県廿日市市、6月に東京で開催されましたが、8月には大阪、12月で再び東京での開催が予定されています。

八木「フェムテックという言葉自体が、まだ知られていない部分がある」

フェムテック系のイベントがあれば、行くようにしていると言う八木。「皆にフェムテックの存在を知ってほしい」と望んでいます。
さらに会場では、最新のサービスや製品、「これってフェムテックだったんだ」などの気づきにも出会えるそうです。

自宅で自分のペースで妊活

そんなイベントに展示されたアイテムで、八木が気に入ったものとは?

八木「『タイミングエイド(TIMING AID)』というものです。自宅でできる妊活のキット」

性行為ができないのには様々な事情があります。
「タイミングエイド」はそれでも「こどもが欲しい」と願う人たちの「妊活」をサポートする製品。

コンドームなどの避妊具で知られる相模ゴム協業株式会社の製品で、自然性交によるタイミング法(妊娠しやすい時期を活用)が難しいカップルが、性行為をせずに精子を採取し、腟に注入するための医療機器です。

マスターベーションはできるが腟内で射精できない方、性交痛がありペニスの挿入がつらい方、性交に対する嫌悪感がある方、夫婦の生活サイクルの違いで時間を合わせにくい方の利用が想定されているそうです。

使用法は、専用の採取キットに男性の精液を採取し、シリンジで精液を抜き取り女性が膣に注入します。

空気に触れると精子が死ぬ?

八木はこの製品を見た時に、思い出したことがありました。

八木「昔は『精液って空気に触れると死んでしまう』と聞いたことがあるなと思ったんです」

セルフ注入時に精液を空気に触れさせても大丈夫なの?と不安を感じたようですが、タイミングエイドのHPに解説がありました。

「精子は精液に含まれる精漿(せいしょう)によって守られているので、射精直後に死滅するようなことはありません。ただし、温度などの環境変化に弱いので、セルフシリンジ法のために採取した精液は速やかに腟に移してください」

性行為以外で精液を膣に入れるというのは、病院に行かないと難しいもの。
タイミングを計算して、妊娠しやすい時期に性交渉ができればいいのですが…

八木「『今日、たぶんしないといけないんだろうけど、疲れていて出来ない』とかあると思うんですよね。そういう人のためのサポートになるっていうのが素晴らしいなと思って」

自宅で、自分たちの望んだタイミングで妊活できるというのは、助かる夫婦がたくさんいるはず。
「タイミングエイド」がその一助になることを期待する八木でした。
(野村)
 
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2023年07月02日22時15分~抜粋

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