5月14日放送のCBCラジオ『八木志芳の私たちは求めてる』では、パーソナリティの八木志芳が、モンゴル映画『セールスガールの考現学』(監督・脚本:センゲドルジ・ジャンチブドルジ)を紹介しました。
モンゴルというと草原など雄大な風景を浮かべてしまいますが、この作品は都市のアダルトショップでアルバイトをする女子学生の成長物語という、固定観念を覆す内容です。
八木は本作をどのように観たのでしょうか?
女性パーソナリティが大共感!アダルトショップが舞台のモンゴル青春ムービー
人間の「本能」に触れる女子学生
『セールスガールの考現学』は、第20回ニューヨーク・アジアン・フィルム・フェスティバルでグランプリに輝いたモンゴル映画です。
は、ケガをしたクラスメイトの代理として、アダルトグッズ・ショップのアルバイトを始めた女子大生のサロール。
高級住宅に暮らす謎多き女性オーナーのカティアや、ショップの客との交流を通じてサロールが成長していく様が描かれた作品です。
実はモンゴル映画を観るのは初めてという八木。「文化が違う」という先入観から不安もあったようですが…
八木「すごく共感することが多い作品でした!」
主人公のサロールは、ルックスが地味で恋愛にも興味がなく、親から勧められた大学に通う、周りに流されて生きている女の子。
彼女がアルバイトを通じて人間の「本能」の部分に触れていくことになります。
八木「性欲ですよね、性欲を向き合っていく人を見ることによって、少しずつ影響されていくんです」
は、ケガをしたクラスメイトの代理として、アダルトグッズ・ショップのアルバイトを始めた女子大生のサロール。
高級住宅に暮らす謎多き女性オーナーのカティアや、ショップの客との交流を通じてサロールが成長していく様が描かれた作品です。
実はモンゴル映画を観るのは初めてという八木。「文化が違う」という先入観から不安もあったようですが…
八木「すごく共感することが多い作品でした!」
主人公のサロールは、ルックスが地味で恋愛にも興味がなく、親から勧められた大学に通う、周りに流されて生きている女の子。
彼女がアルバイトを通じて人間の「本能」の部分に触れていくことになります。
八木「性欲ですよね、性欲を向き合っていく人を見ることによって、少しずつ影響されていくんです」
いくつになっても変われる
アダルトグッズ・ショップに関わる人たちに影響されていくサロールですが、本人は男性とふしだらに付き合うわけではありません。
人間模様を冷静に観察し、自分なりに解釈して、どんどん綺麗でオシャレな女性になっていきます。
そんな彼女に影響を与えた一人が、ショップの女性オーナー・カティア。
カティアもサロールと向き合うことで、年齢や立場を超えた友情が芽生えていきます。
八木は「カティアというオトナの女性の成長物語でもある」と言います。
どちらかというと、年齢の近いカティアにシンパシーを覚えるという八木。
八木「いくつになっても、変わることは出来るんだってことも教えてもらった気がする」
自分自身の気持ちに素直になるというのは大切なことだと再認識できたようです。
人間模様を冷静に観察し、自分なりに解釈して、どんどん綺麗でオシャレな女性になっていきます。
そんな彼女に影響を与えた一人が、ショップの女性オーナー・カティア。
カティアもサロールと向き合うことで、年齢や立場を超えた友情が芽生えていきます。
八木は「カティアというオトナの女性の成長物語でもある」と言います。
どちらかというと、年齢の近いカティアにシンパシーを覚えるという八木。
八木「いくつになっても、変わることは出来るんだってことも教えてもらった気がする」
自分自身の気持ちに素直になるというのは大切なことだと再認識できたようです。
爽やかな作品
モンゴルの性文化について、「恥ずかしいこと」と捉えるところが日本に近いと八木。
アダルトグッズ・ショップに訪れる女性が後ろめたさを抱えている人ばかりだったのも、日本と共通しているのではないかと推察します。
八木「でも自分の抑えられない欲望とか素直な部分に、そういう人たちは向き合っている。自分の本質と向き合うことの大切さっていうのを、サロールは感じて成長していくんですよね」
また劇中の音楽には爽やかな印象を受けたようです。
八木「なぜかモンゴルで人気のシンガーソングライターが、ストーリーと全然絡まないのに途中で登場して歌うんですよ(笑)。
それは、面白おかしさの演出でもあり、おしゃれさの演出もあって、それもいいなと思って観ていました」
セックスやアダルトというキーワードが散りばめられてはいる映画だけれど、「すごく爽やかな作品だった」と振り返りました。
(野村)
アダルトグッズ・ショップに訪れる女性が後ろめたさを抱えている人ばかりだったのも、日本と共通しているのではないかと推察します。
八木「でも自分の抑えられない欲望とか素直な部分に、そういう人たちは向き合っている。自分の本質と向き合うことの大切さっていうのを、サロールは感じて成長していくんですよね」
また劇中の音楽には爽やかな印象を受けたようです。
八木「なぜかモンゴルで人気のシンガーソングライターが、ストーリーと全然絡まないのに途中で登場して歌うんですよ(笑)。
それは、面白おかしさの演出でもあり、おしゃれさの演出もあって、それもいいなと思って観ていました」
セックスやアダルトというキーワードが散りばめられてはいる映画だけれど、「すごく爽やかな作品だった」と振り返りました。
(野村)
関連記事