城所あゆねのグランパスタイム

名古屋グランパスの今季キャプテン・和泉竜司選手は背中で語る?

いよいよ開幕する2025年のサッカー界。
名古屋グランパスでは今月15日の初戦向けた動きはどうなっているのでしょうか?

2月14日放送のCBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』では、パーソナリティの城所あゆねがグランパスの近況を伝えます。

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今季キャプテンは和泉竜司選手に

2月6日、今季グランパスのキャプテンがMF和泉竜司選手に、副キャプテンにDF徳元悠平選手・MF加藤玄選手となったことが発表されました。

長谷川健太監督は、14日の練習後に行われた記者会見で、和泉選手をキャプテンに選出した理由について「彼(和泉選手)とこのシーズン心中と思っている。背中で(周囲を)引っ張っていくタイプだと思うので、プレーで魅せてくれれば」と述べています。

今季からベンチ入りメンバーが増え、試合に帯同できる選手が18人から20人に増えたことについては、「前半はこんな戦い方で、後半はこういうフォーメーションなどの陣容の選択肢は増えた」としつつ、選手層が厚くなり、誰が出場してもいいくらいに全員がいい準備をしているため、誰を選ぶのかが難しいと述べていました。

城所「和泉選手は寡黙な選手というイメージが私の中にもあるので、多くは語らないと思いますが、2023年(のキャプテン)MF稲垣祥選手と似ていると思うので、背中で語る熱い男を期待したいですね」

徳元選手も今季から完全移籍(昨夏にレンタル移籍で加入)したばかり、加藤選手はまだ現役大学生ながら、グランパスユースから筑波大へ進み、サッカー部を3年で退部して加入という期待の高い選手。今後が楽しみです。

個人の成長がチームの成長に

一方、キャプテンに就任した和泉選手のコメントは次の通り。

「シーズンが始まれば色んな立場の選手が出てくるが、どんな状況でも歯を食いしばって、自分が試合に出て倶楽部を勝たせるんだという思いを全員が持ってほしい。
それが個人の成長やチームの成長につながって、結果このクラブが強くなっていくと思う」

城所「私もまず選手個人が成長することによって、日本代表に選出される選手が増えてほしいと思います」

グランパス時代に日本代表入りし、海外へ移籍していったDF森下龍矢選手などに続く選手が出てくるか期待する城所。

緊急でGKを補強

一方で、開幕直前に移籍加入の情報もありました。

2月11日、グランパスはGK児玉剛選手の獲得を発表。児玉選手は、昨シーズンまでFC東京に在籍し、1月12日に現役引退を発表していたにもかかわらず、グランパスの練習に参加する姿から憶測を呼んでいました。

児玉選手は「話をいただいた時、もう一度ピッチで戦いたいという気持ちが沸いた」と語るなど、自分を必要としてくれたグランパスに心動かされたようです。

城所「昨季で退団した守護神ミッチェル・ランゲラック選手の後任としてシュミット・ダニエル選手を獲得したものの、キャンプ中に右膝内側半月板損傷で離脱。GKは武田洋平選手・杉本大地選手・ピサノ・アレクサンドレ幸冬 堀尾選手と手薄だったので」

実際、杉本選手も別メニュー調整と万全な状態ではなく、残った2人のGKのうちどちらかがケガ等となれば控えGKがいなくなります。

なお、15日にアウェイ・Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで開催された川崎フロンターレ戦の結果は、残念ながら0-4と無得点での惨敗、苦い開幕スタートとなりました。
(葉月智世)
 
城所あゆねのグランパスタイム
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2025年02月14日21時08分~抜粋

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