9月14日、J1第30節のFC東京戦で今季最多失点となる1-4で惨敗後、18日には台風10号の影響で延期となっていたJ1 第29節、そして22日には通常スケジュールのJ1 第31節とタイトなスケジュールで戦った名古屋グランパス。
23日放送のCBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』では現地での模様を含め、城所あゆねがレポートします。
惨敗の後に完勝
14日の惨敗後、18日に豊田スタジアムで開催された第29節・アルビレックス新潟戦では3-0の勝利。
城所「まずね、複数得点!クリーンシート(失点ゼロ)、しかもホーム。やっぱりホームということでサポーターの後押しがあったというのもいいんじゃなかったかな」
ただし、日程変更により水曜のナイターゲームとなったことで、予定外の連戦スケジュールになり、同じように影響を受けたチームは複数ありました。
さらに、サポーターも平日夜で応援に行けない人も多く、観客数は1万人を超えたくらいで集客的にもダウン。
観客が週末より少なかったものの、城所をはじめ現地で応援したサポーターはいつも以上に声を張り上げて応援したとのことでした。
ゴールも素晴らしかったけれど…
「勝ちたい気持ちが出ていたと感じました。DF野上結貴選手のヘディングシュート、ベテランFW永井謙佑選手の(2点目を決めた)足の速さ。とどめはMF菊地泰智選手の左足からのプロ初ゴール。どのゴールも最高でした」(Aさん)
城所「そう、永井選手の足の速さはすごかった!ハイライトで見てほしい」
さらに、AさんはDF徳元悠平選手の動きの良さを絶賛。城所も「ぜひ完全移籍で獲得したいくらい」と大絶賛。
この試合では得点こそ決めていないものの、MF森島司選手などの活躍もあったとし、FC東京戦の惨敗の後だったからこそ、より嬉しい勝利となりました。
「3得点のゴールも素晴らしかったですが、ランゲラック選手の最後の3連続セーブが最高でした」(Bさん)
得点するための攻撃と同時に、失点しないための守備と最後の砦となるGKの奮闘、両方がかみ合った勝利だったようです。
2試合連続の無失点勝利
もう1試合、22日にホーム豊田スタジアムでJ1第31節・川崎フロンターレ戦が行われ、2₋0で勝利しました。
城所「収支ゴールに向かう姿勢、気持ちが伝わってくる試合だったと思います。1点目の永井選手のループシュートがうますぎて、スタジアムがどよめきました。足も相変わらず速いし、すごいと思って。最初、オフサイドで認められなったシュートもあったので、報われて良かったなと思いました」
これで永井選手は2試合連続ゴール。2点目を決めたMF和泉竜司選手のゴールも一度は惜しいシーンがあった後の得点でした。
ベテラン2人によるゴールで、リーグ戦も久しぶりの2連勝となりました。
城所の注目ポイントは、後半途中から出場したMF倍井謙選手。「俺が!」といういい意味での我の強さを前面に押し出す闘う姿勢が良かったと話しました。
これで、23日現在グランパスは勝ち点43の8位に浮上。ACLなどの影響で、まだ消化されていない試合があるチームもあり、全チーム同じ条件で並んでいるわけではありませんが上昇ムードにあるのは間違いありません。
次の試合は、28日にホーム豊田スタジアムで行われるJ1第32節・ジュビロ磐田戦。
城所の大好きなジュビロのGK川島永嗣選手もいますが、グランパスの勝利を願って応援し続けるのみです。
(葉月智世)
城所あゆねのグランパスタイム
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2024年09月23日12時22分~抜粋