2017年7月29日(土)

から揚げは、叩きつけてジメジメと揚げると美味しく育つ。

丹野みどりの よりどりっ! / グルメ

木曜日の「オトナのいろどりっ!」は、関富子先生のお料理レシピ。
毎月のテーマに沿ったレシピを1品ずつご紹介いたします。

7月のテーマは「夏を乗り切れ!スタミナ料理!」。
早速、ヘルパーの戸井康成から「今まさに、あなたのために!」とツッコまれる丹野みどり。
そう。丹野は今週夏風邪の影響で声が出にくい状況なのです。
夏を乗り切れてないですよぉ。富子先生のお料理を食べて、早く元気になって!

7月最終回のレシピは「から揚げ」です。
夏休みに入ったお子さんがよろこぶ定番メニュー。
そして戸井ちゃんも喜ぶ定番メニュー!
夏のビールに合うもんね、から揚げ。

さて、気になるレシピですが、丹野が一言ぽつり。
「おいしいというより、おもしろい」
どういうことなの?関先生!

富子流!に、丹野みどり大爆笑

今回の料理は?“富子流から揚げ”です!
「私の名前付けちゃった!」と笑い出す関先生。
いいんです、いいんです、つけちゃってください。
関先生なんですから!(理由になってない?)
はてさて、ふつうとは違う、富子流のポイントは?

まず、下味をつけるのに、香辛料とにんにくを一切使いません。
「レシピのどこを探しても、“にんにく”って書いてない!」
食い入るようにレシピを見つめたあと、丹野みどりが呟きます。

お肉に下味をつける前のポイントは、お肉の切り方です。
火が通らないと怖いから、って一口大よりやや大きめくらいに、小さく切っていませんか?
ですが、もも肉はもっと大きく切る。肉質の厚いところだけ隠し包丁をするくらいでよいのです。

さて、下味のつけ方です。
まずはお塩をパラパラパラーッパラパラパラーッと振ります。
そして胡椒をパッパッパッパッパーッと振って、うまみ調味料もパッパッパッパッと振って、揉み込みます。
揉み込んだあとに、今度は、お酒とお醤油も入れて、揉み込みます。
そのあとは、タマゴを全卵1個ぽちょんと割り入れます。
そして今度は叩きつける。

……ん?ちょっと待ってください。叩きつける!?
まさかの言葉にたじろぐ丹野みどり。思わずレシピを再確認します。
ポンポコポンポコ叩きつけるの。」関先生は良い笑顔です。

「先生、叩きつけるところをだいぶ詳しく教えていただきたいんですけど!」と食いつく丹野みどり。
まず、叩きつけるので、周りに飛び散らないように、深めのボウルを用意します。
お肉は利き手でガバッと握ります。
そして、ポンッポンッとボウルの縁に向かって、叩きつけます。
そうです、一人投球練習です。
日頃の鬱憤をぶつけちゃってください!
それを3分くらい続けます。

ですが、3分、って意外と長いですよね。
と、思いきや
「1曲歌えばいいの」
これには丹野も「ははーっ!」という声しか出ません。
リズム感の良い曲をチョイスして、歌ってください♪

とまあ、およそお料理レシピとは縁遠い言葉が並びますが、

そうです、富子流とはここなのです。

揉み揉み、パンパン、じめじめ、カラッと

お肉にパンチをあたえた後は、じわーじめーと暗~く揚げます。
油の温度は160℃の低い温度で。お肉を全部詰め込んで、7分間じーっと沈黙しながら待ってください。

そしたら、お肉を掬い上げて、2度揚げします。
油の温度は175℃から少し上の温度までガガガガガッと上げてください。
パチパチパチッと景気の良い音が鳴るようになったら、今度はお肉を2,3個ずついれます。
キツネ色になったら完成です。

さて、そんな工程を経てから揚げになった鶏肉さんたちが、丹野の目の前に並びます。
見た目はね、僕たち揚がってる♪みたいな顔をして、とても打ちつけられたようには見えません。
さあ、いただきます。

「ほっほー!」と声を漏らし、沈黙する丹野。
スーパーに売られている普通のお肉ですが、いじくり倒して、でもずっと目を離さずに、手をかけると、ちゃんと言うことを聞いてくれて、おいしくなるのです。
「から揚げを作っているのか、お子さんを育てているのか、わからない」と丹野みどり。
「でも、料理ってそんなものじゃないかな?」関先生、すてきな言葉です。

続く大爆笑、後日談。

「楽しそうだなぁ」と戸井康成。
擬音語満載ですし、とてもお料理を教わっているようには聞こえませんよね。
今回は、ポンポン叩いて、じめじめ揚げてと、非常にアップダウンの激しいお料理でした。

そして、この「叩きつける」ところに注目したために、なんと関先生、
『調味料と卵で鶏肉を叩きつけたあと、その中に片栗粉を入れて混ぜ合わせると言うのを忘れてしまいました』と後日スタッフに連絡が。
これではから揚げにならずに、素揚げになってしまいますね。
いくら楽しくても、「富子先生、そこ大事ー!」と叫ぶ戸井康成でした。

材料とレシピ

【材料】
・鶏肉(もも)  300~350g
[A]・塩  適量
・コショウ  適量
・うまみ調味料  適量
[B]・酒  大さじ2/3
・醤油  大さじ2/3
・卵(小)  1個
・片栗粉  大さじ3
・揚げ油
・山椒塩  お好みで

【レシピ】
①  鶏肉は大きめに切り分けてボウルに入れ、[A]の調味料を加えて、よく混ぜ込む。
さらに[B]の調味料を足し、よく混ぜる。
② ①に卵(全卵)を入れ、3分くらい肉を叩きつけるようにして、十分に味をなじませ、肉を柔らかくする。
③ ②に片栗粉を入れて、混ぜ合わせる。
④ 油を用意し、揚げ油の温度が160~165℃くらいで肉を全部入れ、7分間じっと待つ。
(榊原)

アーカイブス

同じカテゴリー

|
facebook twitter hatebu line