2017年10月28日(土)

「嫁に行ける料理」に、嫁になったばかりの丹野みどりが挑戦。

丹野みどりの よりどりっ! / グルメ

木曜日の「オトナのいろどりっ!」は、関富子先生のお料理レシピ。
毎月のテーマに沿ったレシピを1品ずつご紹介いたします。

10月のテーマは「冷めてもおいしい!お弁当料理」。
今回は「糸昆布と野菜のつくだ煮風」です。

これができたら嫁にいける

「これができると嫁に行ける。お嫁になったらこういうものを作ってほしい」

いきなり大々的なテーマを掲げられた今回のお料理。

「先生、あの私、2度ほど嫁に行ったんですけど、これからもう1回作っても良いでしょうか?」
「嫁」というワードに引っかかる、再婚したばかりの丹野みどり。
大丈夫、長続きしますよ、と関先生のお墨付きも頂いて一安心。早速レシピに参ります。

今回の料理は、常備菜的なおかずです。
ひじきとか切り干し大根とか、そういう類ですが、今回使うのは糸昆布。

「糸昆布って使ったことない!」

上級者が使う材料ですよ、と丹野みどりは乗り気でない様子。
そもそもスーパーに行ってもなかなか立ち寄りません。乾物・昆布のコーナー。

しかし、そこに「早煮」と書いてある糸昆布が売っているので、それを買ってきます。
レシピ的には20gですが、残しておいても他に使うあてもない方は、1袋どーんと使ってしまいましょう。中途半端に余らせておくことはありませんからね。

糸昆布さえ買ってきたら、あとは冷蔵庫にあるものでOK。
ゴボウやニンジンや、レンコン。キノコや油揚げなんかも良いですね。
糸昆布自体が淡白なお味なので、根菜類が合いそうです。

使う野菜にルールがなければ、切り方にもルールはありません。
ゴロゴロ切っても、薄切りにしても、お好みの食感に仕上げてまいりましょう。
今回の関先生は、ゴボウはささがきに、レンコンとニンジンはいちょう切りにしております。

さて、糸昆布は砂が付いている場合があるので、ちょっと2,3回水に流して洗います。
そしたらざるにあけて、ペーパーで水気を拭き取ります。

「え?浸けておかなくていいの?」

じつは、この後長時間煮るので、多少硬いままでも問題ないのです。
水でふやかして、って下準備が大変、ということはないのですね。

「なるほど、はい、わかりました」

急にトーンが低くなる丹野。どうした?と覗くと、一所懸命自分用のメモに書き加えておりました。

レパートリーが増えた嫁

ゴボウもできたわよ、レンコンもできたわよ、ニンジンも切ったわよ、となったら

「まあ作ろうかという感じで」

お茶目におっしゃる関先生。

「ここで作らなかったら何なんだ!という感じですよ」

すかさず丹野が鋭く言い返します。

まあ気を取り直して、お鍋を用意します。
油を引くのですが、ここでポイント。
普通の油だけではなくて、ごま油を半分足します。ごま油のいい風味が出ますね。

しかしここで、ごま油オンリーにしてしまうと、ちょっとキツくなってしまいます。
ですので、普通の油とごま油の折半が、富子流の黄金比です。

さあ油を引いたら、野菜を炒めます。
透き通ってきたら、次に昆布を入れましょう。

昆布にも油が回ってきたら、だし汁を入れます。
今回は、水1カップに和風だしの素小さじ半分くらいのだし汁です。
あとは醤油と砂糖をお好みの加減で入れて、クツクツクツクツ煮ていきます。
だいたい15分くらいかけて、ゆっくりと水分を飛ばしていったら完成です。

糸昆布や切り昆布は、扱いが難しいと思っていましたが、下準備は洗うだけ。
あとは切り干し大根やひじきの煮物と同じ工程で作れます。
落し蓋なんかも要りません。
思ったより簡単で、目から鱗の丹野みどり。

「あ、そうなんだ。できる!やったぁ!」
「これで嫁になったね」
「2度ほどね」

関先生に刺されて苦笑する丹野みどり。
それでも早速「いただきます」

今回お皿に並んだのは、見た目はまったく同じものが2つ。

「最後にちょっと追い醤油をね、入れると風味が付くの。で、もう1つは、お酢」

なんと、常備菜で2つの味のパターンが作り出せる。
どうしても飽きがくるのが常備菜の欠点ですが、それをカバーしてしまう関先生、恐るべし。
冷蔵庫で保存すれば、5,6日は日持ちします。

しかも、今回のお料理は「冷めてもおいしい」ならぬ「冷ましたほうがおいしい」。
煮物は冷めるときに味が染み込みますからね。
事前に関先生が作って持ってきてくださったので、良い塩梅に冷めています。

まずは「追い醤油」バージョンに箸をつける丹野みどり。
思わず拍手が飛び出します。

そして「最後にお酢を纏わらせた」バージョンを一口。
これまた拍手が飛び出します。

「私お酢が好き」
「やっぱしね、大人はお酢なの」

お酢が味をさっぱりさせて、食欲が増します。
糸昆布から出る独特のぬめりが、とぅるんとして、いろんな根菜にまとわりつき、良い味を醸し出しています。
朝のおかず、夕飯のつまみ、いずれにも良いですが、やっぱりお弁当。
これは良い感じに隙間を埋めてくれそうです。

「ギュギュッと入れていくと意外と量が入りますよ」
丹野みどりと関先生が口をそろえます。
野菜が場所をとるなら糸昆布多めで。汎用性高いですね。

おいしすぎて涙を流した丹野みどり。
早速チャレンジします、の言葉通り、この収録が終わってから、家で数え切れないほど作ったそうです。

あまりに作って食べ過ぎて、別のディレクターから「そんなに昆布ばっかり食べて大丈夫?」と心配される丹野みどりでした。

材料とレシピ

【 材料 】
・糸昆布 20g
・ごぼう 50g
・人参 60g
・れんこん 50g
・煮汁/だし 1カップ
・醤油 大さじ2~
・砂糖 大さじ1~
・油 大さじ1
・ごま油 大さじ1
・酢

【 作り方 】
①糸昆布は水を取り替えながら2,3回洗って、砂を取り除く。ざるにあげてペーパーで水気を切る
②野菜は好きな切り方で。今回は、ごぼうはささがきし、酢水につけてアクを抜く。れんこん・にんじんは皮をむいて薄いいちょう切りに。れんこんは酢水につける。
③油とごま油を半々なべに入れて水気を切ったごぼう・人参・れんこんを透き通ってくるまで炒める。糸昆布を加え、さらに炒める。
④油が回ってきたところに、煮汁を加える。中火で15分ほど煮て、汁気が飛んだら完成
(ディレクター榊原)

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