2017年10月14日(土)

衝撃の「こんにゃくの唐揚げ」

丹野みどりの よりどりっ! / グルメ

木曜日の「オトナのいろどりっ!」は、関富子先生のお料理レシピ。
毎月のテーマに沿ったレシピを1品ずつご紹介いたします。

10月のテーマは「冷めてもおいしい!お弁当料理!」。
今回は、「こんにゃくの唐揚げ」です。

唐揚げをこんにゃくで?

唐揚げと言えば、以前もこのコーナーで取り上げたことがありました。
ポンポコポンポコ3分間、1曲歌いながら鶏肉を打ちつけるという衝撃の唐揚げでした。
笑いすぎて肝心のレシピを言い忘れるという衝撃のハプニングもありましたが、今回の衝撃ポイントは、材料が「こんにゃく」。

「えー、ちょっと待って。こんにゃくは唐揚げにしたことありません」

ええ。丹野さんだけでなく、大方の人間がこんにゃくをから揚げにしたことはないと思いますが?
奇天烈な組み合わせ。このこんにゃくの一品料理、さてどうなる?

まず、こんにゃくの下処理から始めましょう。

水洗いをしたら、両面に包丁でポンポンポンポンポントントントントントンと格子目に切り込みを入れます。そこにお塩を振って、こんにゃくの定番、塩もみをします。

そしたら2、3分下茹でをして、こんにゃくのアクやエグみを抜きましょう。
茹だったこんにゃくは水洗いをして、ペーパーで水気を拭き取ります。
あとはそれを一口大にころっころっころっと手でちぎります。

こんにゃくの準備が整ったら、下味に移ります。
今回の下味は、2段階仕様ですよ。

まず、第一段階は、醤油、酒、塩、卵、うまみ調味料を入れます。
そしたら、キュッキュッキュッキュッキュッキュッキュッと揉みます。
揉んだ後は、ちょっとしばらく置いておきましょうかーという感じで。

「よかったら」、下味第二段階に入ります。
関先生の言う「良い感じ」のタイミングが分からない方は、10~15分経ったら第二段階に入りましょう!
ネギ、ショウガ、ニンニクのみじん切りを入れて混ぜます。

レシピを見ながら先生の説明を聞いていた丹野。干しエビは入れないの?と尋ねます。

「なかなか干しエビはお家にないと思うんですよ、常備していないと思うんですよ」

さらりと答える関先生。リスナーの冷蔵庫事情まで配慮してくださるとは、さすがです。
お好み焼きをよく作る家庭で、網エビみたいなちっちゃなエビがあれば、あんなものでもOK。なかったらなしでかまいません。言ってしまえば、量増しと香り付けですから。

しかし、とにかくこんにゃくは、味がシンプルなので、ネギ、ショウガ、ニンニクなど香味野菜は入れましょう。おいしくなくなってしまいます。
さらに重要なのは、これらの材料をしっかりこんにゃくに纏わりつかせることですね。

こんにゃく唐揚げは新常識に!

こんにゃくにしっかり味がついたら、あとは揚げるだけ。
レバーの唐揚げで教わったときのように、今回も使う粉は薄力粉と片栗粉の半々です。
ふわっ&カチッのいいとこ取りですね。

さて、今回は衣を固めに仕上げます。こんにゃくはどうしても水っぽくなってしまうからです。衣がつきにくいなーと思ったら、粉を足して調整してください。
下味付の衣がよくこんにゃくに纏わりついたら、油の中に入れて揚げましょう。
衣がおいしいので、衣はたっぷりつけてくださいね。

ここまでの手順を聞いた丹野があることに気づきます。

「こんにゃくを塩揉みして、下茹でして、水分を拭き取る。そこの準備までは一手間かかりますけれども、そのあとは全部ボウルの中で完結する作業ですね」

むむっ!そう言われると、なんだか作るのが簡単な気がしてきたぞ。
いやいや、作るのはおいしいとわかってからだ!

目の前に並んだ唐揚げ。

「肉に見えない?」

うーん……鶏肉の唐揚げにしては、揚げ過ぎたような、ちょっと黒っぽい色。
どちらかというと、マグロやカツオの竜田揚げみたいな色ですね。
何の唐揚げだろう、と思います。

口に運ぶ丹野。
「なるほどー」
ほおばりながら言葉が漏れます。

こんにゃくに格子目を入れているおかげで、味がしっかり絡んでいます。
噛んでいくと、中身は当然こんにゃくですから、柔らかいんですけど、ネギとショウガとニンニクのみじん切りが入った衣ですから、食感がおもしろい。
確かに冷めてもおいしいし、何もかけなくてもおいしいのでお弁当にぴったりなのですが、

「お弁当にもいいけど、何かビールのおつまみに…!」
「あなたと私の場合はそうね、絶対に」

こんにゃくなので、食物繊維とカルシウムがたっぷりでヘルシー♪
しかも、原材料費を考えれば…唐揚げといえば「こんにゃく」ですね。

材料とレシピ

【 材料 】
・こんにゃく 1/2枚
[A]
・醤油 大さじ2/3
・酒 大さじ1/2
・塩 少々
・卵 1/4個
・うまみ調味料
[B] 
・ねぎ(みじん切り) 大さじ2
・にんにく(みじん切り) 大さじ1/2
・生姜(みじん切り) 大さじ1/2
・干し海老(みじん切り) 大さじ2
[C]
・薄力粉 大さじ3
・片栗粉 大さじ3
・揚げ油

【 作り方 】
①こんにゃくは水洗いして、両面に格子目に切れ込みを入れる。塩もみし、塩気を洗い流し、2~3分下茹でする。茹でたこんにゃくを水洗いし、もう一度ペーパーで拭き、ひと口大にちぎる。
②まず、[A]をボウルに合わせ、そこにひと口大のこんにゃくを入れて揉む。10~15分おいてから、続いて [B]のみじん切りを入れて混ぜ込む。
③下味を付けたこんにゃくに、薄力粉と片栗粉を同量入れた粉をまぶす。
④揚げ油を170℃に熱し、衣をたっぷりからませたこんにゃくを3~4分かけてカラリと揚げる。
(榊原)

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