2017年8月15日(火)

横山剣、クレイジーケンバンドのメンバー選びはお人柄で。

小堀勝啓の新栄トークジャンボリー / エンタメ

クレイジーケンバンドの横山剣さんが、8/13放送の『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』に出演しました。

横山さんは、昨年がデビュー35周年。そして今年は、クレイジーケンバンド(以下CKB)の結成20周年でベストアルバム『CRAZY KEN BAND ALL TIME BEST ALBUM 愛の世界』をリリース。

インタビューの前に、剣さんはパーソナリティ小堀勝啓との再会を祝して、まずはルートビアで乾杯です。

収拾つかなくなった選曲

今回リリースの『CRAZY KEN BAND ALL TIME BEST ALBUM 愛の世界』は全60トラック。
正味楽曲は55タイトルだそうですが、今まであった楽曲を並べ替えるだけじゃなく、色々な仕掛けがしてあるそうです。

「生のストリングスを3曲入れたりとか、気になってたベースラインを入れ替えたりとか、あと、全く新曲として1から録音し直した曲が1曲。他には住宅のリノベーションのように、柱になるベース、ドラム、ギター、ボーカルだけ残して、あとは全部差し替えたりとか」

その過程で泣く泣く100曲ほど落としたそうですが、曲を絞り込むのも大変だったでしょう。

「みんなバラバラで、スタッフもバラバラで。ファンクラブの人気投票をやるんですけど、そこでも票割れするだけで収拾つかなくなって」

結局、一人で全部担当することにした剣さん。

「今回は考えたコンセプトが『埋もれ曲を表に出してやろう』ってのと、『初めて聞いた人が、知ったかぶりができる』の2つ。初めての方も気後れしないように。これだけ押さえてれば、マニアックに語れるぞ、っていうような選曲にしてあります」

初回盤は映画つき

初回限定盤には、なんと映画のプレゼントがついてきます。

「『イイネ!イイネ!イイネ!』っていうタイトルの映画で、韓国までロケに行きました」

この映画、甘酸っぱいラブアフェア(恋愛事件)なストーリーで、可哀想な終わり方だそうです。

「僕がこどもの時は、スパイダースやジャガーズが、映画やってましたね」

1960年代の後半、いわゆるGSブームにより、人気グループの映画が何作も製作されました。
例えば『進め!ジャガーズ 敵前上陸』(1968 松竹)、『スパイダースの大進撃』(1968 日活)などです。

「ああいった、意外に棒読みな感じがイイかな、みたいな」

「スパイダースでもマチャアキとかちゃんと芝居のできる人はいいけど、大野克夫さんとか、ビックリするシーンでも『あ』って言うだけですからね」と小堀。

「なんか逆に、そういう感じが出るとイイなと思って。でも他のメンバーは僕以上に、演技上手でビックリしちゃった」

言霊ならぬ音魂の力

生ストリングス仕様にした「カフェレーサー」という曲の話題に入ります。

「サンプリングのストリングスとは、やっぱり生の人数感というか、空気感というか、音魂(おとだま)が違うんですよね」

言葉に言霊があるように、音に音魂があるようです。

「2211とか6422とか。第一バイオリンを6人、第二バイオリンを4人、ビオラとチェロが2人づつとか、そんな感じで」
「カフェレーサー」の編成が2211、「男の滑走路」の編成が6422です。
今ではオーケストラが入れるほど広いスタジオは少なく、特殊なスタジオを借りたそうです。

CKB結成当時の話

剣さん自身の活動は昨年で35周年。今年はCKB結成20周年ですが、どんな心境なのでしょう?

「CKBを結成した時点で37歳だったので、どんくらいできるんだろうな、という気持ちはありました」

小堀いわく、結成当時、ギターの小野瀬雅生さん(のっさん)は、凄く怖かったという話があったようです。
剣さんはどのような印象だったのでしょうか?

「今はロングヘアーですけど、第一印象はスキンヘッドでアイパッチして、着流し着てたんですよ、最初。わけ分かんないですよ。のっさんは、わりと変わってまして。最初はソロ活動をしていて、自分でギターを弾くんですけど、あとはコンピューターだけで、メンバーなし。
コンピューターとギターだけの編成で、おじいちゃんの名前の『和久田茂一郎』を芸名にしてました」

CKBはメンバーの人柄でもつ

「CKBのメンバーを選ぶ基準は人柄を重視しました。音楽的センスはもちろんですが、ずーっと続けていくうえで、人柄っていうのは大きいですね。
今回、CDのジャケット撮影と慰安旅行を兼ねてシンガポールに行ったんですが、そっから、さらにメンバーは仲良くなっちゃって」

CKBは軽く25周年、30周年は行きそうです。

9月から全国ツアーが始まるクレイジーケンバンド。この地方には、9月27日水曜日、刈谷市総合文化センターにやってきます。ハイセンスで無国籍な音魂に触れたい方は要チェックです。
(尾関)

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