2017年8月9日(水)

「わしんとこ、こないか?」秀吉と慶次のワンナイトカーニバル恋愛相談

名古屋おもてなし武将隊 戦国音絵巻 / エンタメ

400年前より現代に蘇りし戦国武将の集団・名古屋おもてなし武将隊が、ラジオ界の天下一を目指す番組。
8/7の“出陣”は、豊臣秀吉、前田慶次、陣笠隊の足軽・なつです。

今回は「太閤さんの恋愛相談」のコーナーの模様をお届けしますが、その前に、「武士りく」について紹介しなければなりません。

「武士りく」とは、戦国武将が、蘇った後聴いた現世の曲の中から、心に響いた曲をリクエストするというもの。

わしんとこ、こないか?

この日は全員一致のリクエスト曲。
氣志團の『 One Night Carnival」(ワンナイトカーニバル) 』でした。

8/15(火)まで開催中の、名古屋城夏まつり。
そのうち、8/10(木)に氣志團が名古屋城にやってくるというのです。
しかも、名古屋おもてなし武将隊がいつも演武(パフォーマンス)を行なっている二之丸広場で、ライブをやるのだとか。

そんな縁で、彼らの代表曲がリクエストされたのですが、この曲の歌い出しでは、「俺んとこ こないか?」というセリフがあるのが特徴。
慶次も「わしんとこ、こないか?」とノリノリです。

この武士りくの後、恋愛相談へと移っていきます。

女好きの上位互換?人たらし

最初に足軽のなつが、企画説明を読み上げます。

「この企画は、戦国一の女好き・豊臣秀吉様に、えまきー(音絵巻リスナー)の皆様の恋の悩みを解決して頂く企画でございます」

「女好きって、聞こえが悪いな(苦笑)説明に悪意がある」と、秀吉が苦言を呈します。

しかしこれは、このコーナーができた数年前からずっと、同じ説明文。やっと今気づきましたか。

実際秀吉には、正室・ねねの他にも側室が20人近くいたと伝わっており、更にいろんな女性にちょっかいを出してたとも言われていて、”女好き”というのは嘘ではありません。

ただ現代ではそんな肩書きは不都合なようで「これ、女性の敵になってしまうで、次回から変えていこうぞ」と訴える秀吉。

ただ慶次はこう漏らします。

「まあ確かに女好きかもしれませんな。それだけ多くの女性が会いにいらっしゃったという」

「確かに。『わしんとこ、こないか?』って何回言うたか…」納得する秀吉。

「わしも言われたことございますから」と慶次が思い出します。
そう、秀吉は慶次の自由奔放さが気に入り、「傾奇(かぶき)御免状」を渡そうと城に呼び出したことがありました。

他にも、徳川家康を仲間に引き入れようとしたりと、気に入ったり敵に回したくない人は男女構わず仲良くなろうとしていました。単なる女好きではなく、それを超えた”人たらし”なのです。

そう考えるとイメージが良くなりますね。

諦めたら、そこで戦終了じゃよ

では、リスナーからの恋愛相談の矢文を紹介していきましょう。

まず最初はAさん。
「女性から告白されるとしたら、どんな言葉がいいですか?」

秀吉「外見より中身を重視した言葉が好きじゃな。例えば『気遣いのできる、人の痛みがわかる、そんなあなたに惚れました』と言われると、ちゃんと中身を見てくれとるんじゃなと思えて嬉しいな」

慶次「わしは直球で『好きです』と言われるのが嬉しいですな。そしてこう答えます。『わしに言わせろよ』」

椅子の背もたれにヒジをかけながらセリフをキメる慶次。ラジオでも形は大事にする男です。

続いてはBさん。
「よく行くお店の店員さんが気になっています。誰が話しかけても社交辞令の返事ばかりで、以前他の人が遊びに誘っても丁寧に断っていました。
きっと仕事に私情を挟まないマジメな人なんだろうなと思い、ますます気になってしまいました。どうしたら気を引けますか?」

慶次「この者、少し攻めを諦めようとしておる。やはり恋愛は、諦めたらそこで戦終了じゃよ」

何やら、『スラムダンク』の安西先生が出てきましたけど。

慶次「恋愛は心の戦いじゃから。常に攻め、そして押す!押して押して押して!ちょっと引く」

恋の駆け引きの鉄則ですね。

秀吉「まあ、2回ほど攻めてみて、それでも断られるのであれば、その男(おのこ)は他に好きな者がおるやもしれんで。引き際も大事だでな」

金ヶ崎の戦いで、ピンチとなった主君・織田信長を逃がすために「殿(しんがり)」を務め、自軍の撤退に貢献した秀吉ならでは。引く時は引くということです。

以下同文、恋愛成立!

続いてCさんです。
「私は前に、すごく好きな人に『付き合ったら意外とつまらなかった』と言われてフラれてしまいました。それ以来恋愛に臆病になっています」

秀吉「そこは億劫にならずにどんどん恋愛していった方がええと思うぞ。その中には気が合う者ももちろんおる。これは男と女だけではなく、女同士もそうじゃろ?」

「はい」唯一の女性足軽・なつが頷きます。

秀吉「一期一会だで。気が合う仲間をしかと探してちょーよ」
慶次「そうですな。以下同文」
秀吉「以下同文じゃな」
慶次「はっ!」
秀吉「成立」
慶次「何が成立したかわかりませぬが(笑)」
秀吉「わしと慶次の恋愛が成立。気が合うな」

気が合えば恋愛成立という、何だかよくわからない流れになってしまいました。
リスナーの皆さんの恋愛を成立させてくださいね。

続いてDさん。
「夫が男性にモテモテです。先日も舞台を観に行ったら、出演していた男性の役者さん2人に、ぐわしっ!と抱きつかれていました。私もその役者さん好きなのに。ズルい!」

秀吉「抱きつかれとるっていうのは、男同士が健闘を称えあったりする時に、固く抱擁する、そういうものではないか?」

秀吉も慶次もこれは恋愛ではないと断言します。

秀吉「気にしすぎじゃ。お主が抱きつかれたいのが本心じゃな。旦那に『わしんとこ、こないか?』って言ってもらえ!」

もはやこの番組の中では流行語大賞です。

戦国時代×現代の感覚

最後はEさん。
「今月末、憧れの方に会う予定です。相手も自分も話すのはあまり得意ではありません。会うのはゴールデンウィーク以来で、何を話せばいいのかわかりません」

秀吉「わしは逆に、久しぶりに会うのを利用するけどな。話題がたくさん溜まっとると思うで。近況報告で盛り上がればええと思う」

慶次「現世においても、こういう何ヵ月に1度しか会えないような者はおると思うんじゃ。実際に、そういう友に聞くのがいいんじゃないか?戦国武将に聞くよりも」

企画を根底から覆す発言です。

秀吉「わしの企画を潰そうとするな(笑)。わしに聞いて、友にも聞くと良い。戦国時代と現世の感覚を融合するとええもんが生まれるでな」

うまいことまとめました

では、最後に秀吉から、恋愛の格言を披露してもらいます。

「恋愛は、良くも悪くも成長のきっかけ。では、さらばじゃー!」

「俺んとこ、こないか?」
そして再び流れてくる『ワンナイトカーニバル』。
どうやら、名古屋城夏まつりの盆踊りでもこの曲は使われているらしく、リスナーからもリクエストが多く来ていたようです。

秀吉「恋愛相談してきた者は、名古屋城に誘って、女子(おなご)から言えばええんじゃないの?
『私の元に来ませんか?』って」

最後には、恋に悩むリスナーも氣志團も名古屋城も武将隊も全てがWin-Winの解決策を見出だした、秀吉なのでした。
(岡戸孝宏)

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