2017年8月8日(火)

ボイメン優勝!lol優勝!優しいヤツが勝つ、それが優勝!

大谷ノブ彦のキスころ / エンタメ

7/30のCBCラジオ夏まつりに出演してから一週間となった、この日の放送。パーソナリティー・ダイノジ大谷ノブ彦が当時の様子を語ります。

男女混合ダンス&ボーカルグループのlol(エルオーエル)と、名古屋が誇るエンターテイメント集団のBOYS AND MEN(ボイメン)、そしてDJダイノジによるスペシャルステージが繰り広げられました。

最初にDJダイノジ(DJ活動時の名義)がステージ上に出てきた時は観客の反応が薄かったとか。しかし大谷は気にしなかったと言います。

生まれるべくして生まれた一体感

「歓声も拍手も無かったんですけど、俺たち23年も芸人やってますから慣れてはいるんです。
ただ、大丈夫って気はしてた。その理由は、楽屋でのボイメン。非常にナイスガイで、人間性が素晴らしい」と語る大谷。

どのように素晴らしいのでしょう。

「明るいし、ちゃんとスキがある。スキがあるからこっちもグイグイ入っていける。
イジリたくもなるし、イジってもくれるしみたいな、人との距離感の達人だなと改めて感じたんですね」

更にアツく語る大谷。
「その感じがあったんで、『ああ、この空気感なら、みんなと協力してやればいいモノできそう』って、楽屋の段階で確信したんです。客席からリアクションが無くても焦らないでボチボチやってたら、何とかなるんじゃないかなという気持ちで、ステージを始めましたね」

既に下地ができあがっていたということですね。
そしてその後の様子も大谷は語ります。

「まず、いい感じでlolさんが素晴らしいステージをやってくれまして。その後はボイメンと一体感で盛り上がって。
で、最後にステージ上が僕らDJダイノジだけになった時、お客さんは帰るかなと思ったら残ってくれて。『立ち上がってこんなことしてほしい』って演出協力したら、やってくれるんです」

大谷が楽屋で思った通り、lolやボイメンのファンも受け入れてくれたようです。

「また卑怯な手ですけど、ボイメンのメンバーが再登場して盛り上げてくれて。
特に辻本くん、素晴らしいですねえ。メンバーみんなと握手したんですけど、1人だけ力を込めてくる。元気な男でしたね」

メンバーカラーは赤の、辻本達規くん。
大谷いわく、彼は何でも繰り返すのがクセらしく、絡みの時にずっと「ユーショー!」と言い続けていたのだそう。

ユーショー!までの道のり

さて、この「ユーショー」とは?
実はこの言葉、ダイノジの中で最近ブームとなっているそうなんです。

ダイノジ大谷ノブ彦・大地洋輔2人の故郷、大分県。
その別府市で、温泉のお湯を遊園地に張るというとんでもない発想の町おこしイベント『湯~園地』が7月末に行なわれました。

そのイベントにダイノジも出たのですが、その時大谷は、別府の町って優しいなあと思ったそうです。

大変暑い中、ウチワが配られていたのですが、みんな全然知らない他人をあおいでたりしてたのです。
みんなであおぎ合いするなんて、優しいなあと思った大谷。

すると、一緒にいたホームレス小谷さんが「優勝やわ、この町」と言ったのだそうです。

ホームレス小谷さんは元々芸人で、今はホームレスとして活動している人物です。
「1日50円で何でもやります」という仕事をしながら、人の縁だけを頼りに不満の無い生活をしているという、特殊な方です。

「優勝って言葉、めっちゃ好きなんですわー。優しいヤツが勝つ、って書くから」

小谷さんのこの言葉を気に入った大谷。それからやたらに、美味しいものを食べては「優勝!」、何か嬉しい事があれば「優勝!」と言うようになったとか。

そういう経緯があり、ボイメンのステージを見て大谷はつい「優勝!」と言い、それを辻本くんが「ユーショー!」と繰り返すという流れになったのでした。

ちなみに「ユーショー!」は、喉をしぼって高い声を出すような、ガラガラ声の目玉親父みたいな感じをイメージしてください。

しあわせのかたち

ホームレス小谷さんは、まず「最高やん!」「勝ちやん!」「優勝やん!」と口に出してから、その理由を後で探すのだそうです。

そんな彼を見て大谷は「幸せを手に入れるんじゃない。幸せを感じることのできる心を手に入れるんじゃ」という、甲本ヒロト氏の名言を思いだしながら、こう思うのです。

「多面的に物事を見るって、そういうこと。他者と比べて自分が幸せかどうかを決めるのは古い。
例えば、年収800万より年収1000万の方が幸せって決めつけるの、寂しくないですか?年収800万でも、自分がどういうお金の使い方をすればいいのか、幸せだと思う使い方を分かっていれば、全然大丈夫」

お笑い芸人で言えば、昔は「ゴールデンタイムの番組で司会をやる」「冠番組を持つ」事が、売れたことであり、幸せでした。
でも今は、”売れた”と言ってもいろんな形があるのです。

大谷は語ります。

「幸せというのも全く一緒で、昔は、1つの会社に終身雇用で、お金を稼いで、最期は孫に囲まれて死ぬ。それが一番幸せだったんでしょう。それだけだったんです。
今はいろんな幸せがあって、それでよくて。他人の幸せを認められないっていう寛容さの無い人が一番ツラい。それって自分の人生も認められてないから、めっちゃシンドイですよ」

中日優勝!はムリでも…

他者と幸せを比べることの無意味さ。これを大谷は、不振にあえぐ中日ドラゴンズに当てはめます。

「今までの中日は勝つことだけが幸せだったんですよ。でも今は、負けてもプロ野球を応援する・楽しむという力が試されてる、鍛えられてる期間なんじゃないかなと思うんです」

勝つという幸せは無くても、例えば京田選手など若手の活躍を楽しむ幸せや、岩瀬投手などベテランの踏ん張りに感銘を受ける幸せ。
探せばいくらでも出てくるんじゃないかと。
岩瀬投手なんて、950試合登板という日本一の記録を打ち立てましたからね。チームはムリでも岩瀬投手は「優勝!」ですね。

人に何と言われようが、自分が楽しいと思う事を見つければ、それが幸せというものなんだと、大谷は強く提言するのでした。

みんな優勝!

話は戻ります。
夏まつりで共演して、ボイメンの魅力にすっかり取りつかれた大谷。

「ダンスや歌がメチャクチャ上手い訳じゃない。けど、アイデアや心意気、ファンとの距離、ファンの意識が融合して、素晴らしいエンターテイメントグループになっている」

全部を含めてボイメンという感じがして、胸を打たれるものがあったと言います。

「若い時って、1つの仕事に対して全力で、過剰にエネルギーを注いじゃう。でもその時期にしかできないことだし、そういう熱量を込めてる若者っていうのは、かわいく見えてくるんですね。愛嬌があるんですよ、ボイメンには」

ステージの袖で、久しぶりに踊りまくる大地洋輔を見たという大谷。
ニコニコ笑顔のまま終わり、いいものを30分見せてもらったと感謝するばかりです。

ボイメン、lol、観客、ダイノジ、全てが作り上げたこのステージはまさしく「優勝!」ですね。
(岡戸孝宏)

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