2017年7月25日(火)

スタレビ根本要「僕が福山雅治だったら」

小堀勝啓の新栄トークジャンボリー / エンタメ

デビュー35周年を迎えたスターダスト・レビュー根本要さんが、7/23にCBCラジオ『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』に出演しました。
番組パーソナリティは根本さんとは旧知の仲である小堀勝啓。まずは昔話から始まりました。

なんかやってよ

「小堀さんとは『今夜もシャララ』の頃からのお付き合い」と根本さん。
『星空ワイド 今夜もシャララ』はCBCで1977~1982年に放送されていた深夜番組で、「今シャラ」の愛称で親しまれました。

「もう33~34年前ですよね。CBCの旧社屋から僕らはゲストに出させていただいて。スターダスト・レビューがデビューして2~3年ぐらいだと思う。今夜もシャララで会うたびに、鍛えてもらったというかね。毎回、毎回、なんかやってよって言われて、アカペラをやりだしたんですよね」

ラジオに出演すると、いきなり即興の弾き語りで番組ジングルを作る根本さん。その原点は小堀勝啓の「なんかやってよ」だったのです。

スタレビ、35周年の次は37周年?

「昨年の2月から35周年ツアーを始めて、今年の4月に名古屋で最終日。35周年が終わったら、37年目に突入してしまって、36周年がどっかいっちゃった」と根本さん。35周年を長くやりすぎたみたいです。

小堀も見に行った名古屋でのライブは、なんと4時間。

「最終日だったんで、ちょっと長くて4時間弱。名古屋国際会議場センチュリーホールのワースト記録だって言われました」

35周年だけでなく、そのライブ自体も長くやりすぎたようです。

「ステージは僕らのものだから、僕らの時間の仕切り方でいいと思ってて。お客さんは休憩するのはいいけど、ステージは僕らのものだから、僕らのやり方でやる。休憩時間はトークショーになってますから、その間にトイレに行ってもらえばいいんです。メンバーも、トイレに行きたい人は行っていいんだけど、意外とみんな我慢してますね」

今シャラが支えた?今回のツアー

「コンサート頭の、アカペラでやったアメイジング・グレースは凄かった」と小堀。
「今シャラで培ったアカペラですよ」と根本さん。当時は、まだアカペラブームが来る前。

「まだ、アカペラってなんだ?って言ってた時代でしたからね」と根本さん。
リスナーから「またアカペラをやって下さい」というリクエストの文面が「赤ペラ」と書かれるほど、アカペラが認知されてなかった頃でした。

「僕ら、本当にコーラスが好きだったから学んでたけど、ああやって表立ってやることがなくて。初めて小堀さんに、そんなことをおっしゃっていただいて、じゃあ次の曲も練習しなきゃって、ずいぶんレパートリー増やしましたね」

大部屋に豪華ゲスト陣

ツアーが終わって、翌5月には、さいたまスーパーアリーナで35周年を記念して「スタレビ大宴会」という大きなライブがありました。公演時間はなんと7時間半。
「イベンターの方から驚かれた」と話す根本さんですが、それは時間のことではなかったのです。

「普通はゲストの方って、こんな長いコンサートだから、出番が終わったらみんな帰るんだと。オープニング出て、エンディングまで出なきゃいけないから、結局いなきゃいけないっていうね」

そのゲストとは、小田和正、スキマスイッチ、KAN、杉山清貴、馬場俊英、鈴木雅之、渡辺美里、森高千里、松たか子、岸谷香、矢井田瞳。(順不同、敬称略)
「楽屋は、小田さんが『一つでいいよ』って言ったから、みんな同じ大部屋にいてくれました。女子は別ですが」

「凄いメンバーじゃん!」と小堀もビックリ。そんな楽屋に入ってみたいです。

夜のヒットスタジオ、ならぬ夜の?

「『夜のヒットスタジオ』のパロディーで、『夜のヒットスタレビ』ってのをやったんです」

『夜のヒットスタジオ』とは昭和を代表するフジテレビ制作の歌謡番組。
毎回オープニングでは、その日の出演歌手がリレーのように歌をつないでいくコーナーがありました。

「僕らが、全部枠までやるんですけど、お互いが、お互いを紹介して、それぞれの代表曲を歌うの。次は、最近ナニナニに凝ってる誰々さんですって。これだけで90分ぐらいのメドレーだったんです。このメドレーを、全部をリリースできるように、各社にいろんなネゴシエーションを、忖度、癒着、いろいろ頑張っているところです」

レコード会社の問題があり、すぐには出せないんですね。
「これに関しては、忖度、癒着大歓迎!」と小堀。
「でも、本当に素敵な35周年を迎えさせていただきました」と感無量の根本さんです。

僕なんかコンプレックスの塊ですよ

「今度、チャイチーライブってやるんですよ。僕が165センチとちっちゃいんで、ちっちゃい人が得するライブをやろうと思ってね」 

この「チャイチー」という言葉、ジャズをはじめとする音楽業界で使われる隠語の形式を用いています。
例えば”寿司”をひっくり返して「シースー」。”無料”は「ただ」をひっくり返して「ダーター」。
何かを抱き合わせにすることは「束(たば)」から「バーター」になります(物々交換など取り引きを表す「バーター」は英語”barter”のことで、意味が違います)。

根本さんの言う「チャイチー」は元の言葉が「ちっちゃい」になるわけです。

「僕の等身大のパネルがあって、それをくぐれた人は開場時間より前に入れる優遇措置が受けられます」

もちろん開場時間になれば、背の高さ関係なく入れます。

「僕が福山雅治だったら、こういう歌は歌ってないんですよ。やっぱりルックスに応じた歌っていうのがあるんですよ。僕なんかコンプレックスの塊ですよ。でも、それが生きる力になってるんですから、コンプレックスさまさまです」

年取ることは、どんどん人間が大きくなることのようです。

「身体も大きくなってほしいけど、ならない~」と根本さん。
ミュージシャンも全員ちっちゃい人を揃えたというこだわりのチャイチーライブは9月27日水曜日、ZEPP名古屋で開催です。

新鮮味を忘れず、極め続ける

小堀は「歳を重ねるとAVも見なくなるんですか?」と質問をぶつけます。

「最近ネットで見られるのを覚えたんです。以前はホテルに行く度に、ペイTV用にまず千円札を用意してたんですが、今はネットでちゃんと契約してますから」

ぶつけられた根本さんもまともに回答します。「凄いですねえ」と小堀も感心。

「でもね、のべつ幕なしになってしまうので、睡眠時間がどんどん短くなる」と言う根本さんに、「それ、ダメだよ。瘋癲老人日記の世界。ミュージック界の谷崎潤一郎だ」と呆れる小堀です。

「自分が欲するものは極めていこうと思います。あと新鮮味は忘れないように、やらなきゃいけないなと思ってます」

「そこは私もついていきます」と頭を下げる小堀です。
ふたりの付き合いの長さが窺える、笑い声の絶えないインタビューでした。
(尾関)

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