2017年6月29日(木)

音楽が自分のライフセーバー ReNインタビュー

ナガオカ×スクランブル / エンタメ

10代でイギリスに単身で渡り、UKミュージックに衝撃を受けて音楽の道を目指したという、23歳のシンガーソングライターReNさん。

6/27のCBCラジオ『ナガオカ×スクランブル』に出演し、28日に発売されたばかりのアルバム『LIFE SAVER』について語りました。聞き手は永岡歩アナウンサーです。

エド・シーランからの影響

UKミュージックの中でも特にコールドプレイやエド・シーランに影響を受けたというReNさん。

エド・シーランと言えばグラミー賞も獲得し、いまや超メジャーなアーティスト。
ヒットしてから聴いたかと思いきや。

「今となってはそうなんですけど、イギリスで、ラジオで流れてきたのを初めて聴いたのが2012年。それが凄く自分の中で印象的で、当時はまだ静かなフォークソングを歌ってました。音楽を集めるの大好きだった時期があって、特にイギリスの音楽に関しては聴いてて心地良いものが多かった」

それ以来、ReNさんはエド・シーランを一つの目標としていたそうですが、実は今年の2月、そのエド・シーランと実際に会う機会があったそうです。

「めちゃくちゃ温かい人。僕も想いをぶつけたら、全部受け止めてくれました。時間も気にするなと言ってくれて、いろんな話をしました。誰に何を言われても、とにかく真っ直ぐ見て頑張ってれば良いことあるんだって、自分の肌で感じれた瞬間だったから、凄く自信になりました。その出来事自体が自分を強くしてくれたなって」

英詞を音楽的に感じてほしい

永岡アナを前にアルバム『LIFE SAVER』の1曲目「What I’m feeling」をアコースティックバージョンで演奏したReNさん、使っているのは小ぶりのギター。
一般的なドレッドノートよりも小さめサイズです。

「自分が楽器を弾く時に、大きい楽器ってあんまり得意じゃなくて。これぐらいのサイズだと囲えるんです。これはフリーマーケットで買ったギターなんです。それをずっと一生懸命使っているんですよ」

ReNさんの楽曲は、日本語詞と英詞を混ぜるスタイルの歌。その理由はなんでしょう?

「意味も大切なんですけど、僕は音楽が大好きだから、自分の思っていることを音楽的に感じてもらいたい、理解してもらいたいっていう思いで、あえてこういう風につくってるんです」

ここで唐突に永岡アナが質問します。「モテるためじゃなくて?」
「全然モテないです」と否定するReNさん。
「だとしたら、性格悪いとしか考えられへん。無茶苦茶カッコいい曲に、その才能で?」

「みんなに、本当に優しい、優しいと思って生きてるんです。なのに、なかなかみんな振り向いてくれないんですよ」

永岡アナの脳内には「モテ」がメインにあるのか、こういう質問は止められないようです。

音楽が自分のライフセーバー

アルバムのタイトル曲「Life Saver」は、ReNさんにとって新しいチャレンジとなった曲だそうです。

「1作目のアルバムを作ってから1年。次に作るものがプレッシャーに変わった時期があったんです」

いつもはギターでする曲作りを今回は変えてみたとのこと。

「ビートをパソコンで重ねていって出来上がったオケを、目を閉じてずっと聴いていたんです。そうしたら景色が見えてきて。高速道路を走ってる時の流れるネオンやトンネルのライト。頭の中で見えてくる風景を追って行ったら、”ライフセーバー”って言葉が出てきたんです。プレッシャーや嫌なことから救い出してくれるもの。それが音楽だと思ったんです」

「Life Saver」はその時に見えた景色を、他の人にも見せたいという思いで作った曲とのこと。そのミュージックビデオもまさにその世界の雰囲気で撮影されているそうです。

「あれも自分が本当に頭の中で見てた景色だったんですよ。サビで女の人が、こう髪を思いっきり振る、そのシルエットが出てきて」

3分間だけは悩みから救いたい

「誰でも、その時抱えてる悩み、モテたいとか。音楽を聴いている3分間だけは悩みから救い出してあげようよ、と、そういう思いで作ったのがこの曲。なので3分間だけはモテモテの自分でいられるんじゃないかと」

永岡アナも「聴いてた時に、すごく心地よかったのが、そういうことなのかもしれないですね」と感想を漏らしますが、それに「僕は一生モテたいですが」と付け加えます。どうしても言わずにはいられないようです。

ライブは毎回、新しい発見が

ライブは、ギターとループ・ステーションを使って基本的に一人で演奏するそう。

ちなみにループ・ステーションとはその時、出した音を録音して流してループさせる機材です。
フレーズを機材で繰り返して音を重ねていくのは、ジャズ・トランペットの近藤等則さんがやっていた手法です。

ライブでは「このCDの世界とほとんど同じか、それ以上の世界を作り出す」と言うReNさん。
中京エリアでは11/11に名古屋市中区新栄のAPOLLO BASEで行われます。

表現することが本当に好きなReNさん。本人も「口から生まれてきた」と言うように、10分押しのインタビューになりました。
(尾関)

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