2017年6月7日(水)

加藤清正も前田利家も思わず赤面!筋肉体操

名古屋おもてなし武将隊 戦国音絵巻 / エンタメ

400年前より現代に蘇った戦国武将の集団・名古屋おもてなし武将隊が、ラジオ界の天下一を目指す番組。
今回の出陣は、前田利家、加藤清正、陣笠隊の足軽・一之助(かずのすけ)です。

今回お届けするのは『加藤清正の筋肉体操』。約1ヶ月ぶりに放送の、シュールな企画です。
戦国時代には日々の鍛錬で頑強な肉体を作り、現世では筋トレに余念がない“筋肉武将”こと清正が、リスナーの願いに沿う肉体に改造する術を伝授するというもの。

トロンボーンってそうだっけ?

まず最初のリスナーからの矢文(メール)です。
「私は吹奏楽団でトロンボーンを担当しています。殿方顔負けの豊かな音を出せるようになりたいです」

女性でも、男性に負けないような迫力のある演奏をしたいという願い。
しかし戦国武将にとっては、西洋楽器は詳しく把握できていない代物のようで…。

清正「トロンボーンなるものは、大きいんですな?」
利家「笛じゃろ?でっかーい笛か?」
清正「こういうものでございますな?」(何かを抱え込むような仕草)
利家「そうじゃ、大筒(おおづつ)のようなやつじゃ!」

大筒とは、戦国時代後期から江戸時代にかけて使われた武器で、手で抱え込んで持つ大砲のことです。
しかし、ラジオで見えないのに「こういうもの」と言ってしまう清正。軍師(ディレクター)からはあきれ笑いされてしまうのでした。

いいぞ!もっとケツを上げろ!

さて、トロンボーンのイメージを捉えた清正、筋トレ指南に入ります。

「まず、肺活量も大事なんですけれども、楽器の大きさに耐えうる腕力・持久力が必要なのです。腕の筋肉が楽器を支えて、土台がしっかりしてからこそ、吹くという技術が向上する」

良い音が出せる出せないは、その後の話だという訳ですね。

「では、今から鍛えるのは『三角筋』でござる。肩の筋肉でござるな。まずは腕立て伏せの構え。そこから尻を持ち上げて“くの字”になります」
この場合、横なので“への字”と言った方が分かりやすいでしょう。

「そして、肘を曲げて、頭を床に付けるよう落としていき、元の位置に戻す。下げる、上げるを繰り返す訳でございまする」

そう言って早速実演を始める清正。

筋肉体操の企画に初参加の利家にとっては、マイクから離れて運動をする光景が珍しく、戸惑いと興奮が入り混じった歓声を上げます。

「おっ、お主やるのか!?すごい!清正の体が富士山になっとる!清正、もっとケツを上げろ!もっとケツを上げてくれ!おお、いいぞぉ!」

イメージは白だけど顔は真っ赤

体操をやり終えた清正を見て、驚く利家。
「お主、顔が真っ赤になっとるではないか!目が充血しとるぞ!?」

どうやら、頭を下にやるので血も頭部に集まってきたようです。皆さんも、実践する時はほどほどにしましょう。

では続いての矢文です。
「星の小町(アイドル)を応援するための、光る棒を両手で6本持ちたいです」

この番組では、“アイドル”を武士でも分かりやすく変換して“星の小町”と呼んでいます。
利家が反応します。

「わし知っとるぞ。ヒュンヒュン振るとな、遠くからでもよく目立つ棒じゃよ。現世の星の小町にはそれぞれ、色があるらしいんじゃよ。わしら武将隊でもあるな。わし・利家であれば緑色、清正は白色、一之助は桃色というように、何か団体の人間には色が付いておるから、その色の光で鼓舞するんじゃ」

光る棒はいわゆる「サイリウム」「ペンライト」。色は「メンバーカラー」ですね。
嵐で言えば、大野智=青、櫻井翔=赤、相葉雅紀=緑、二宮和也=黄、松本潤=紫。

両手で6本持つには握力が必要だという清正。その握力も3種類あり、握りつぶす「クラッシュ力」、指でつまむ「ピンチ力」、握りを保持する「ホールド力」。
この場合は棒を指で挟むので「ピンチ力」を鍛えます。

「では、前方に向けて、腕を伸ばしてもらおう。地面に水平になるように腕を出す。そして、手を力を込めて握りこむ!その後に指を張るように手のひらを開く。グー!パー!グー!パー!徐々に動きを早くしていく!」

一之助改めスケカズ?

一之助「これによって何の効果が?」
清正「指と前腕の筋肉が鍛えられる」
一之助「そして?」
清正「何でも持てる」
一之助「そして?」
清正「リンゴが砕ける」
一之助「更に?」
清正「卵が砕ける」
一之助「もうひと声!」
清正「大根が握り潰せる」
一之助「もーうひと声!」
清正「んんー、頭蓋がかち割れる!」
一之助「からの!?」
清正「からの、からの、からの、からの!(汗)」

前回に続き、ザキヤマばりのムチャブリを仕掛ける一之助。いや、本家にならってスケカズと言うべきか。
利家を見つめて必死に助けを求める清正。しかし初参加の利家はこの流れが理解できず、黙ってスルー。
利家の心をつかむピンチ力が足らなかったようです。

清正のサービスタイム

次の矢文です。
「私は虫がとっても苦手で、蚊が止まっても素手で殺せません。何か良いアドバイスはないでしょうか?」

清正「蚊を叩くのに必要なのは俊敏性。蚊が一番うっとうしく思えるのは寝ている時。ゆえに、寝ている状態でもすぐに反応良く叩けるため、鍛えるのは『腹直筋』でござる」

素手で殺せないのだから、鍛えても意味はないのですが、おそらく鍛えれば自身が付いて叩く気になる、という目論見なのでしょう。

「まず、床に仰向けになって足を上げて膝を曲げて、手を床に着けて支えてもらいたい。そして、膝と股関節の角度をできるだけ変えずに、腹筋の力で尻を床から浮かす。次は同様にゆっくりと尻を床に下ろす」

つまり、足を90度くらいまで上げて、L字形になります。しかしこの格好は危険すぎました。

「清正の袴がべろーんとめくれて恥ずかしい姿に…これは女子(おなご)は気をつけてくれ!お主、どんだけ袴の中身を見せとるんだ!(笑)」

赤面する利家。

上体を起こすだけの一般的な腹筋運動ではつまらないからと、変則バージョンを披露した清正でしたが、サービス(?)過剰だったようです。

ケガはしたくない利家

一之助「この筋トレでどのような効果が?」
清正「寝坊をした時に早く起き上がれる」
一之助「?…こちら、蚊を殺したいという…」
清正「!?…ああ、忘れとった」

寝たせいでまた頭に血が上って赤い顔。反応も鈍くなっています。

清正「まず、早く蚊を叩ける。その次に、寝坊しても早く起きられる」
一之助「あー、一石二鳥になった訳ですな!更に?」
清正「更に、更に…腹を木刀でバチンとどつかれても耐えられる」
一之助「おー!すごいですな!そして!?」
清正「そして、そして!」
利家「そして!」清正「そして!」
一之助「お祭りに行く勢いがつく!」

あくまでもムチャブリを受けない利家なのでした。

結局ずっと赤い顔

最後に、清正独りによる超シュールな筋肉しりとりです。

「中日ドラゴンズ、頭蓋骨、辻斬り、力士、し、し、しと言えば!手の関節を曲げるために使う『尺側手根屈筋(しゃくそくしゅこんくっきん)』!!ではさらばじゃー!」

だがこれで終わりではなく、番組エンディングでツッコミの矢文が。

「トロンボーンは、抱え込む楽器じゃないです。管を伸縮させて音を変えるやつです」

そうです。抱え込むのはホルンやチューバなど。
勘違いしていた清正、別の意味で顔を真っ赤にするのでした。
(岡戸孝宏)

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