2017年5月15日(月)

来年30周年の佐藤竹善も、音楽界ではまだ「課長補佐」?

丹野みどりの よりどりっ! / エンタメ

来年でデビュー30周年を迎えるSing Like Talkingの佐藤竹善さん。
5/12のCBCラジオ『丹野みどりの よりどりっ!』に生出演し、30周年に対する自身の思いを語りました。
竹善さんはradkoプレミアムに入っており、交流の長い小堀勝啓の『新栄トークジャンボリー』(CBCラジオ)に、通常のメールフォームから投稿してくるほどのラジオ愛の強いミュージシャンです。

「ラジコが始まった時から月350円以上払ってます。北海道から沖縄まであちらこちらのツアー先で全部チェックしています」

デビュー30周年、気持ちは課長補佐

「振り返るといろんなことありましたけど、30年もあると、たいがい忘れてしまいますよね。で、いいことしか覚えてることなくなってきますから」

この前向きさがバンド継続の秘訣かもしれません。

「今が一番穏やかな月日を過ごしているという感じですかね。若い時は、いろいろ不安で。どんなバンドも揉めるじゃないですか。それを乗り越えて、色んな部分で非常に良い感じですよね」

これは、もしや達観した感じでしょうか?

「達観まではいかないですけどね。穏やかな感じ。ただ、30周年ですが大御所感みたいな実感は全然なくて。(ミュージシャンの)先輩がまだ元気すぎるので。どちらかと言うと中間管理職的な、立ち位置かなと」

思い当たる経験があるのか「サラリーマンだと、中間管理職は辛い立場のはずなんですけど」と丹野。

「先輩の小田さんや要さんが元気ですから。音楽の世界は定年がないので、未だに課長補佐ぐらいの位置感しか感じないのが現実ですね」

小田さんとは、もちろんオフコースの小田和正さん69歳。要さんはスターダストレビューの根本要さん60歳。ちなみに竹善さんは54歳。
サラリーマンだと入社8年目ぐらいで課長補佐。ミュージシャンだと30年で気分は課長補佐。どっちも大変です。

人生初のオーケストラとの共演

昨年11月に『My Symphonic Visions ~CORNERSTONES~ 6 feat.新日本フィルハーモニー交響楽団』というアルバムをリリースした竹善さん。本作は1995年からスタートしたカバー集の第6弾で、オーケストラとは初めての共演とのこと。

「シンガーにとってオーケストラと一緒にやれるというのは、音楽活動の中でひとつの山場みたいなところがあるので、それができてすごく嬉しかったです」

オーケストラと言うと硬いイメージがあったが、そんな雰囲気はなくスケール感があって素敵だった、という丹野。

「どちらかというと昔の、ハリウッド映画のミュージカルのような、そういうようなイメージに近いかもしれないですね。ちょうどクラシックとポップスの融合がその辺だと思うんですよね」

初体験の苦労色々

オーケストラとの共演は、その楽団が拠点とするホールに出向いて録音するそうで、初めての経験に戸惑いもあったようです。
今まで歌い慣れた歌であっても、伴奏がオーケストラになると違うものでしょうか?

「間合いの取り方が全部違います。全楽器、演奏し始めて、音の出るタイミングが全部別ですから」

当然指揮者がいるはずですが、そのタクトで一斉に音が出るわけではないんでしょうか。

「音の出方が楽器によって違うんです。タクトを振って、ふわっと出てくるのもあれば、振った瞬間にタン!と出る楽器もある。それらが全部混ざったのがオーケストラなんです。で、曲によってはテンポを感じさせないアンサンブルもあるじゃないですか。ずっと全音符のままとか。その中で自分で間合いを感じながら歌うんです。
バンドでドラムがリズムを刻んでいるのと全く正反対。どっちかと言うと、越天楽今様とか、雅楽の間合いに近いですかね。なんか歌の原点を感じるようで、慣れると気持ちいいです」

さらにオーケストラとのコラボレーションについて大変だったことを語ります。

「80人もいますから、楽器によっては遠くにいるわけですよね。その音が聴こえてくるのに時間がかかるのがありますし、いろんな要素が通常のバンドとは違いますね。どの楽器に合わせようじゃなく、全体に合わせないと、良い歌にならないんだなと改めて思いました。だからオペラの人とかすごいなと思いましたね」

猫の長寿の秘訣

今度はプライベートについて。猫好きな一面もある竹善さん。

「一昨年に全部の猫が天命を全ういたしました。シンガプーラっていう種類の猫だったんです。通常8年ぐらいしか生きないそうなんですが、3匹いて、12年、15年、16年とみんな生きました」

長寿の秘訣は「まめに病院へ連れて行くこと」だそうです。
人間と一緒で健康管理が大事。口を利かないからちょっと変化も見逃さないようにしていたそうです。
現在は街の猫と遊んでいるそうです。

猫を撮る怪しげな人=佐藤竹善?

自身の健康管理についても語ります。

「走るのは大嫌いなんですが、ウォーキングが凄く好きで10キロぐらい歩くんです」

この距離には丹野もびっくり。

「いろんな景色を見て、そうすると、あちこちに猫がいるじゃないですか。そこで立ち止まって怪しげに動画を撮っているという」

ツアー先でもウォーキングをするのでしょうか。
なお6/30にはZepp名古屋でソロライブ。ツアーは4月からスタートしており、サザンオールスターズのドラマー・松田弘さんも参加しているバンドが素晴らしく「この先が非常に楽しみ」とのことでした。
(尾関)

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