2018年1月16日(火)

「みんなに聴かせたい歌が出来た」 岸谷香、運命の新バンドを語る

小堀勝啓の新栄トークジャンボリー / エンタメ

元プリンセス・プリンセスのボーカル、岸谷香さんが1月14日放送の『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』に出演しました。
1月24日には5曲入りミニアルバム『Unlock the girls』をリリースする岸谷さん。

相変わらずの美しさと、新しいバンドメンバーとの年齢差に小堀勝啓も驚きます。

50で組んだ新しいガールズバンド

「一番最初に、思ったのは去年50歳になったので、なんか新しいことやりたいなと思って。やっぱ私、バンドっていう中に混じってる、その存在の仕方がすごく好きで、なんか心地いい、居心地がいいんですよね」

プリプリ解散後は、男性ミュージシャンのサポートでソロ活動をしてきた岸谷さんですが、現在のバンドをイメージで例えると、こうなるそうです。

「箱の中にチョコレートが4粒入ってるみたいな。一個ずつ銀紙で包んであって、その4粒がいろんな色で、いろんな味がして、一つのチョコとして売ってるのが、バンドだと思うんですよね。私、その4粒の内の一粒になるのが、すごい好きみたいなんです」

運命の出会い

「意外ですね。フロントでバーンとはってる人は、もっと自分を主張していくと思ったんですが…」と小堀。

「(出自が)バンドだから、そんな根性とか全然ないんだと思うんですよね。それで、この4粒のうちの一つで、威張った顔をしてるっていうのが、そこそこ身の丈に合った感じなんですよ」

子育てで一切音楽をやってなかった頃に、漠然と「50ぐらいになったらまたロックバンドでもやろう」と思っていたという岸谷さん。

「で、もう50になっちゃったから『私、また女の子達とやりたいんだけど…』って言ったら、周りのスタッフは、えー?みたいな感じ」

そこで長年付き合いのあるスタッフが紹介してくれたのが、FLiPというバンドのドラムとギター、HaKUというバンドのベースの人。何人かの信用できるスタッフの口からも同じ名前が挙がったそうです。

「これは、もう絶対運命だなと思って、一回セッションしてみたら、これだと思ったんです。やっぱ、プリプリもそうだったけど、今回も運命の出会いみたいな感じでした」

運命の出会いで完成したミニアルバム『Unlock the girls』は1月24日にリリースされます。

みんなに聞かせたいアルバム

「このCDを聞いているとライブが目に浮かぶようでした」と小堀。

「やっぱ、この4人のバンドでライブやるとしたらってのが、いつも頭の中で駆け巡ってて、それを考えながらやりましたから。
自分の中でイメージした、私の3つ目のガールズバンドの音だなって感じがしました」

その3つの変遷とは、アマチュア、プリンセスプリンセス、そして今回のバンド。
アマチュア時代は15歳、中学の時だそうです。当時を振り返る岸谷さん。

「一日中、そのバンドのことしか考えてなかったし、学校行ってもバンドの練習、リハーサルをするっていう時間のためだけにも学校行くみたいな。音楽室に行く時の、嬉しい気持ちとか、もうたまらなかったですね」

プリプリ時代の会心の作品は『HERE WE ARE』だったという岸谷さん。

「その時の感激と似てるものを、この『Unlock the girls』に感じられて。だからすごく嬉しかったし、早くみんなに聴かせたいみたいな気持ちで、またこんな風に思えて嬉しいなと思いましたね」

今作の手応えは十分なようです。

どさくさに紛れてる?

そして、現在岸谷さんが楽しんでいるバンド、メンバーを見ると、岸谷さんが結構お姉さんですが…。

「私だけ飛び抜けてます。みんな28とかで、プリプリの『Diamonds』ができた年に生まれた子たちなんですね。
プリプリって、気がつけばすごい昔のことなんですよね。再結成もしたし、あんまりそういう気はしてないんだけど」

「Diamonds」がリリースされたのは1989年。そしてプリンセスプリンセスの解散が1996年、もう20年以上前です。

「その『Diamonds』が出た年に生まれた子たちが、今は本当に脂の乗った、一番良い若さとエネルギーというものを持ち合わせているミュージシャンになってる。私は、どさくさに紛れてというか、みんなに交えてもらってる感じです」

他人の歌詞の難しさ

「この番組でもご縁があるユニット”蜜”の木村ウニさんも参加していますね」と小堀。

「ウニちゃんも、今回の、『Unlock the girls』のプロジェクトメンバーなので、作詞の面では全面的に一緒にやってもらって、今となっては身内、姉妹みたいですね」

ウニさんも他のメンバー同様、現役のプリンセスプリンセスは知らない世代。でも運命の代だったそうです。

「歌詞って難しいじゃない。正解もなければ間違いもない。結局、好みだけだと思うんですよね。だから好みが合わない場合って、ここよくないんだよねってんじゃなくて、好きじゃないんだよねっていう否定になっちゃう。
だから書いた人にすごい失礼っていうか。すごい、それがつらくてつらくて。プリプリの時代はメンバーが書いてたんで、『なんかこれさ、いまいちなんだけど』とか言いやすい間柄だったんですが」

ウニのない人生なんて

作詞家に頼んだ時には、なかなか直してほしいと言いにくく、毎回ストレスだったそうです。
結局、どうせ自分で歌うんだから、未熟な歌詞でも自分で書いた方が良いと決めて書いていたそうです。

「だけど、やっぱり歌手としては良い歌詞を歌いたいし、書いていて、もうちょっと良い表現ないかなーって思うこともありました。そういう時にウニちゃんと出会って、彼女の歌詞、本当に好きだと思ったし、感覚が合うんですよね。
こういうフレーズは恥ずかしいとか、こういう表現は好きじゃないとかっていうのはすごくお互い合うんで、気を使わずに言いあえて。本当に姉妹みたいっていうか、もう彼女がいない人生なんて考えられないですね。だから彼女も、メンバーの一人です」

歳をとったからこそ、できる喜び

2月13日の火曜日、名古屋ダイアモンドホールで『HAPPY 50th ANNIVERSARY LIVE TOUR 2018 50 th SHOUT!』を開催する岸谷さん。
今回のアルバムが中心になりますが、他にはどんな曲をやるのか気になるところです。

「このアルバムの曲だけだと5曲になっちゃうので、私のソロの曲を、この『Unlock the girls』のバンドのアレンジに変えたりとかも考えています。それと、プリプリ時代の曲をどうしようか、試行錯誤中です。プリプリの変えちゃいけない世界観ってのもあると思うから。変えちゃいけないところは変えずに、でも、やって嬉しいことはやろうかなと、今いろいろ手探り中です」

岸谷さんが50歳っていうことはファンも同じように、そのぐらいの年齢になっています。

「やりたいことがたくさんあるんだけど、歳をとると同時進行ができるようになってきたかなって気がして。
できなくなったことも、もちろん、たくさんあるけれども、できるようになったことに目を向ければ、たくさんあるなっていう感じです」

前向きな岸谷香さんに「その通り。できなくなったことを嘆くよりも、今できることを喜びたいですよ」と小堀勝啓も賛同です。

28歳のメンバーと並んでも見劣りしない、岸谷香さんのボディラインをぜひ、生でどうぞ。
(尾関)

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