2017年11月21日(火)

ビリー・バンバンの45周年公演は、3年前に行われるはずだった!

小堀勝啓の新栄トークジャンボリー / エンタメ

兄弟デュオ、ビリー・バンバンの菅原進さんが、11月19日放送の『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』に出演しました。
ビリー・バンバンは今年の3月にデビュー45周年公演を行ったばかりですが、その前に大変なことが起こっていたんです。
聞き手は小堀勝啓です。

初出版で明かされた45周年の謎

実はビリー・バンバンのデビューは1969年(昭和44年)。ということは今年はデビュー48周年になります。
なぜ45周年公演が、3年も経ってから開催されたのでしょう?

「今から3年前ですね。お兄さん(菅原孝さん)が脳出血で倒れました。実は、お兄さんが倒れる2カ月前に、僕が大腸癌の手術をしました。二人一緒だもんね」と語る進さん。

奇跡の生還をした孝さんについて、インタビューに答えている進さんが、実は大腸がんの手術をした直後だったとか、孝さんがステージでも歌えるまでに回復したことなど、この9月に出版された『さよなら涙 リハビリ・バンバン』(秀和システム刊)という書籍に書かれています。

長い活動の中で本を出すのは初めてという進さん。長きに渡る親友で俳優の石坂浩二さんも本書を推薦されています。

なぜか切らずにいた電話

この本の中で、お兄さんの孝さんは、進さんを「命の恩人」と言っています。お母さんの介護に孝さんが行っていて、そこのトイレで夜中に倒れたそうです。

「昔は、僕も兄貴もお酒飲み過ぎて、よくトイレで寝てることあったんですよ。もしお母さんがそう思っちゃったら、電話しないでしょ。でも、そうじゃないっていう風に気がついて、僕のとこに、すぐ電話がかかってきたの」

普段、夜中は電話を切っておくという進さんですが…

「この時は、不思議に電話を切ってなかったの。なんだろうね。それがよかったよね。お母さんが、ちょっと兄貴がおかしいって言うんで、すぐに救急車を呼んで、助かったんです」

これで終わっちゃうのかと思った

脳出血から復活した孝さんについて「(復帰後)こんなに歌うようになるとは、実際どうかなって思ったことありましたでしょう」と質問する小堀。

「僕もそうだけど、お兄さんが倒れて、ああ、ビリー・バンバンはこれで終わっちゃうのかなっていう不安がありましたね。でも、やっぱり頑張ろうという希望を持ってたからね。それで三年経って、今年また実現できたしね。ありがたいことですよ」

同じ病、同じ状況の皆さんにとっても、またとない励みになるでしょう。

「コンサートでも、そういう方も見に来てくれてね。僕たちは終わった後にCDを売るんですよ。握手会とかね。そん時、やっぱりそういう人たちが来てね。
お兄さんも泣いて、お客さんも泣いて、泣きながら握手してますよ。それを見て僕ももらい泣き。CD売りながら泣いてる。そうなっちゃうよね」

“いいちこ”との出逢い

麦焼酎「いいちこ」(三和酒類)のCMでお馴染みの「また君に恋してる」。
いいちこを飲むとビリー・バンバンを思い出すという方もいるのでは?

「嬉しいですね。いいちことの出会いは30年前です。僕もびっくりしたんですよ。まだ20年ぐらいかなと思ったら。よく調べたら30年なんですよ」

CMソングを手がけるようになったのは、こんなきっかけだったそうです。

「もう30年前に、東京の銀座で、いいちこのポスター展があったんですよ。その時に、僕と海援隊の千葉(和臣)ちゃんが歌のゲストで出たんです。千葉ちゃんも歌って、僕も自分の曲を歌って。『さよならをするために』を歌ったのね。
そうしたら、いいちこのプロデューサー(アート・ディレクションも手がける)の河北秀也さんが、いいちこの透明さと、僕の声の透明なところが一致するっていうんで、それからずっとやらせてもらってます」

武田鉄矢も歌いたがったCM

来年1月8日、成人の日に『CBC新春感謝祭 青春のグラフィティ・コンサート2018』に一緒に出演する海援隊の武田鉄矢さんが、「九州の焼酎だから、このCMは俺が歌いたかった」と言ってました、と小堀勝啓。

「僕にも言った。でも、あなたは日本酒じゃないの?って言っておきました」と菅原さん。
また、同コンサートに出演する南こうせつさんも九州は大分県の出身。いいちこは大分の焼酎ですが、やっぱりビリー・バンバンのイメージがあります。

せんだみつおもメンバーだった

実は、コメディアンのせんだみつおさんが、アマチュア時代のビリー・バンバンのメンバーだったんです。

「ナハ」って言うせんだみつおさんしか知りませんけど、何をやってたんでしょうか?

「いわゆるパーカッション。ドラムですね。たまに、ちょっと声を出したりするけども、ほとんど叩いてました。昔からおかしかったですね。めちゃくちゃ面白かったです」

昔はイイ男だったらしいですが。

「今よりちょっと痩せててね。よく自分で加山雄三って言ってたもんね。言い過ぎだけどね。あとスティーブ・マックィーンとかね」と当時を振り返る進さん。

兄にはリスペクトしかない

話題は再び、兄弟の話へ。一時、よく言われたように、音楽性の違いなどで、兄弟ならではの確執もあったと言われますが、歳を重ねてからは、すごく良い付き合いが続いているようです。

「今が本当の兄弟っていうか。なんだろなー、やっぱりいろんなことを経験してさ、いろんな辛いことを乗り越えてきて、今あるじゃないですか。その時思った兄貴の存在って、やっぱりリスペクトしかないですね」

「また一緒に歌うようになって、隣でお兄さんが歌ってるのをふっと見ると、不思議な感じがしますでしょ?」と小堀。

「そうなんですよね。お兄さんはちょっと声が出ない時もあるんです。そういう時は、僕がとっさに補って一緒に歌うんですよ。
そうすると兄貴が終わった後に、ありがとうなっていう顔してね。よかったよかった、っていう感じなんだよね。本当に泣けてきちゃうね。何だろうな。みんな、涙がすぐそこにあるね」

「聞いてるだけでもじわーっときます。我々の年齢になると上も下も水っぽくなってきますもんね」と、いい話なのに、いつもの調子で締める小堀勝啓なのですが、これも長い交友関係ゆえのトークなのでしょう。
(尾関)

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