2017年11月16日(木)

加藤清正の筋肉体操で、五輪選手が生まれる…かも

名古屋おもてなし武将隊 戦国音絵巻 / エンタメ

400年前より現代に蘇った戦国武将の集団・名古屋おもてなし武将隊が、ラジオ界の天下一を目指す番組『戦国音絵巻』。
11/13の出陣は、加藤清正、前田慶次、陣笠隊の足軽・なつでした。

今回はシュールな企画「加藤清正の筋肉体操」の模様をお届けします。
戦国時代には日々の鍛錬で頑強な肉体を作り、現世では筋トレに余念がない“筋肉武将”こと清正が、リスナーの願いに沿う肉体に改造する術を伝授するというものです。

一部のマニアに支えられてます

ラジオなのに体を動かして表現するという、伝わりにくいこのコーナー。
しかし世の中にはそんな“珍味”を愛する熱狂的マニアが存在します。今回も熱い矢文(メール)が送られてきました。

Aさん「清正様の筋肉指南に惚れて、毎日筋トレしています。仕事中にも体幹を意識し、家に帰れば夕飯の支度をしながらスクワット。寝る前には腹筋、背筋、腕立て、体幹のバランスの運動。
ちゃんと清正様のご指南通り、筋肉に良いものを食べ、筋肉に優しい生活をし、“筋休日”もしっかり取っております。
ぜひ、これからも私たちを素晴らしい『筋肉道』に導いてください!」

Bさん「筋肉体操、女性ながらすごく楽しみにしています!」

Cさん「動きを口で説明する、斬新な企画だと思います!」

Dさん「いつか書籍化したら嬉しいです!」

…などなど、筋肉どころか気持ちがムキムキしているようです。
この一部の物好きの熱意のおかげで、半年間ですでに第7回というハイペースの企画となったのでした。

湯切りよ今夜もありがとう

では、えまき~(音絵巻リスナー)からの願いを紹介していきましょう。
まずはEさんからの矢文です。

「夕飯にラーメンを作ったら湯切りが甘くて、スープが薄まってしまいました。湯切りをプロ並みにしっかりできるようになりたいです」

平ザルや、テボと呼ばれる道具で湯切りする姿をラーメン店で見かけますね。
有名ラーメン店には、天空落とし、つばめ返し、二刀乱舞、月光三段切り、ジャンピング湯切り、竜神神隠し、荒野の背面切り、などなど様々な湯切りテクニックがあります。

これらの派手な湯切りは、パフォーマンス的な意味合いも含まれますが、ちゃんとした湯切りをしなければスープの風味を損ねるのは事実。家庭用でも同じことです。

この、意識高い系Eさんの夢を実現させるべく、清正が伝授した鍛錬法は「スクワット」。
あれ?湯切りなら、腕の力を鍛えた方が良いのでは?
そんな風に考えがちですが、そこにあらず。下半身を鍛え、太ももを力強くグイッグイッと上下に動かせば、うまく湯切りができるのだと清正は説明するのでした。

「本気で行きマッスル!まずはな、足を肩幅に広げ、足先はやや外側に出してくれ。背筋はピンと伸ばす。そして手は前にまっすぐ伸ばし、息を吸いながらゆっくり腰を落としていく。
太ももが床と平行になるまで腰を落としたら、ゆっくりと息を吐きながら戻って参る」

そう言って清正は、テレビCMなどでおなじみのディスコ音楽「The Hustle(ハッスル)」のメロディーに乗せて、実際にスタジオ内でやって見せます。ラジオなので見えませんが。

ムチャブリに異変が…

いわゆる普通のスクワットですが、よく見かける腕を振りながらのやり方ではありません。実は腕を振るとその反動で上下に動きやすくなるため、効果が薄れてしまうという、間違ったやり方なのです。

これを20回×5セット、つまり100回やってほしいと指南する清正。結構ハードです。

清正「そうすれば湯切りがうまくなるはず」
なつ「そして?」
清正「そして、麺屋が開ける」
なつ「それが?」
清正「行列ができる」
なつ「更に?」
清正「人気が出る」
なつ「まだまだ!」
清正「雑誌に取り上げられる!」
なつ「もう一声!」
清正「人生が豊かになる!」

毎回このコーナーでは、筋肉体操の効果を足軽からムチャブリされる清正ですが、さすがに7回目ともなれば要領を得た対応。効果をスラスラと述べるのでした。

ちなみにこの効果、個人差がありますので必ずしもこのようになるとは限りません。あしからず。

清正、五輪選手も育てる?

続いてはFさんからの矢文です。

「私はスノーボードが大好きです。来年はいよいよ平昌(ピョンチャン)冬季五輪!オリンピックに出るための鍛え方をご指南ください!」

さすがに平昌五輪には間に合わないかもですが、2022年の北京冬季五輪なら希望が持てますね。

この、更に意識高い系のFさんに、清正が伝授したのは「ヒップリフト」。太ももや背筋を鍛えます。

「本気で行きマッスル!まずな、自然な状態で地面に手を置き、仰向けになってもらいたい。して、肩幅に足を広げる。して、肩甲骨を支点に太ももと腹の筋肉を使い、肩からヒザまでグーッと一直線になるまで骨盤を浮かす。そして30秒止まる」

そう言って清正は、再び実践します。仰向けに寝転んで、腰を浮かせる、ざっくり言うと「腕や頭部は使わない、下半身だけのブリッジ」です。

これにより、尻の筋肉や広背筋、背骨の周りを覆った脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)などが鍛えられるという清正。寝る前に試せばやりやすいそうです。

清正「これをコツコツやれば、スノーボードなるものが上達すると」
なつ「そして?」
清正「まず、日の本一になる」
なつ「更に?」
清正「このオリンピックなるものに出られる」
なつ「しからば?」
清正「優勝できる!そして、まだまだあるぞ!」
なつ「まだまだ!」
清正「そしたら、現世のからくり機(ケータイ)でたくさん写真を撮られる!」
なつ「もう一声!」
清正「人気者!更に!?」
なつ「更に?」
清正「人生が豊かになる!」

結局清正は、ゴールを「人生が豊かになる」にしたいようです。ついには、自らムチャブリを欲しがるという、これではもはやムチャブリではなく誘導です。

リズム縄跳びに使える筋肉?

コーナーのシメはおなじみ、清正が独りだけでやる、戦国時代にまつわる言葉を使い筋肉名で終わるしりとりです。
今回の頭文字は、清正が城の石垣を積む名人だということで、石垣の「き」。

「き、騎馬隊。い、石落とし。し、修羅。ら、ら、猟虎(ラッコ)。こ、こ、…口輪筋!」

ラッコに違和感がありますが、実は戦国時代、アイヌ民族との交易で入手したラッコの皮が、献上品として使われていたという話があるのです。

ちなみに口輪筋(こうりんきん)とは、口をとがらせたり閉じたりする時に使う筋肉。口吸い(接吻)する時にも使います。お笑いコンビ・にゃんこスターの「リズム縄跳び」ネタで、大塚愛の曲に合わせて踊る、アレにも使います。

「小顔になれるヤツじゃー!女子力(おなごりき)が高いヤツじゃー!」と、現世の美容に詳しい慶次も興奮。
次回は口輪筋の指南があるかもしれませんね。
(岡戸孝宏)

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