2017年4月5日(水)

織田信長、大喜利で大斬り。

名古屋おもてなし武将隊 戦国音絵巻 / エンタメ

400年前に覇権を争った戦国武将たちが、現代では共に戦い、ラジオ界の天下一を目指す番組。今回の“出陣”は、織田信長、前田慶次、陣笠隊の足軽・踊舞(とうま)です。

本日ご紹介する企画は、『第六天魔王の戦国大ギリ!』。
第六天魔王とは、信長の異名。つまり、信長による大喜利です。

Who’s ルイス・フロイス

今回のお題はこちら。
「信長様が、宣教師のルイス・フロイスから教わった後、ことあるごとに口にしていた英語とは?」

ルイス・フロイスとは、戦国時代の日本で宣教し、織田信長や豊臣秀吉らと会見し、貴重な歴史的資料となる書物も残した人物です。

このコーナーでは、リスナーから送られてきた作品を慶次が読み上げます。その出来栄えに合わせて信長が「大斬り」「中斬り」「小斬り」の3段階評価をしていきます。斬撃が大きいほど面白いというわけです。

しかし慶次は以前、ピコ太郎の「ペンパイナッポーアッポーペン」を一度もまともに言えなかったほど、カタカナが大の苦手。英語ばかり扱う今回の企画は大丈夫なのでしょうか?

めげずに前だけを見る前田慶次

そんな不安を払しょくさせるべく、慶次が最初の作品を読んでいきます。

「信長がことあるごとに口にしていた英語とは?」
「アルミカンノ ウエニ アルミカーン」

ところが信長は意味がよく理解できません。

実はこれ、「アルミ缶の上にあるミカン」というダジャレで、しかも英語は“アルミ”だけじゃないか!…というツッコミどころのあるネタなのですが、慶次はあろうことかイントネーションを間違えてしまいます。
「或る、ミカンの、上にアルミカーン」

これでは一度聞いてもピンときません。読み手が失敗してネタを潰してしまう、送ったリスナーにとって気の毒な結果となります。このネタに対する信長の評価はもちろん“小斬り”。いきなり雲行きが怪しくなる、慶次の進行ぶり。

だがそこは、戦国一のかぶき者と言われた前田慶次。めげずに次々と作品を紹介していきます。

「アイム ア パーフェクトヒューマン」

「ゲッツ!」

「どうも、キャリアウーマンです!」

なぜかお笑い芸人ネタばかりが並んでますね。
ただ、信長は上記3番目のネタ元・ブルゾンちえみをあまり見たことがないそうです。
新参者のくせにまだ挨拶に来てないと、ややご機嫌斜めの信長に、慶次が張り切ってこう言います。
「謁見させましょう!聞いとるか、ブルゾンちえみや!名古屋城へ参れ!」

もし彼女が名古屋城にいる武将隊に会いに来たら、『ブルゾンちえみ with B(武将隊)』が完成しますね。

更にお笑いネタが続きます。

「ホワーイ!?ジャパニーズピーポー!」
(Why Japanese people!?)

異国の者から見た、日本人の不思議な文化などを取り上げてネタにしている、厚切りジェイソンの決めゼリフ。まさに、ルイス・フロイスが実際に言いそうな言葉です。

これに信長も大いに共感します。それまでの日本の在り方に疑問を持ち、新しい発想で改革を進めていった彼なら、口癖のように言いそうです。
もちろん評価は、“大斬り”。まさに、大斬りジェイソン。

信長が教わったのは英語じゃない…?

さて、終盤で設定を根底から覆すようなネタが来ました。

「信長がことあるごとに口にしていた英語とは?」
「テンペラトゥーラ」(temperatura)
これ、実は英語ではなくポルトガル語。“気温”という意味です。

そうです、ルイス・フロイスはポルトガルの宣教師。そもそも、英語を使っていたかどうかは分かりません。
ただまあ、ポルトガル語でネタを募集しても難しいでしょうから、ここは分かりやすく英語ということで。

戦国時代ではシビアな戦いばかりでしたが、現代ではみんなが気軽に楽しめる戦いができる。平和とはありがたいものです。
(岡戸孝宏)

アーカイブス

同じカテゴリー

|
facebook twitter hatebu line