ドラ魂キング

祝・中日ドラゴンズ二軍14年ぶりの優勝!

2025年10月02日(木)

スポーツ

9月28日にナゴヤ球場で行われたプロ野球のウエスタンリーグ最終戦、ドラゴンズ対ホークス戦でドラゴンズが勝利、14年ぶりの優勝を果たしました。

9月30日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、今年ナゴヤ球場でインタビュー担当を務めた加藤里奈が、優勝の瞬間をレポートしました。

ひとつも落とせない

加藤「来る9.28。名古屋で決戦がありました。ドラゴンズが所属するリーグ、ウエスタンの優勝決定戦でした!」

二軍は試合数がチームによって異なるため、勝率で順位が決まります。

ドラゴンズは、ウエスタン・リーグ公式戦、最後のカードは福岡ソフトバンクホークスとの3連戦。ホークスよりも引き分けが2つ多く、負けは3つ少ない成績で、対戦前の勝率ではゲーム差1.5。

2位のドラゴンズが首位ホークスを追う状況。しかも3連勝しないと2位。そんな中の最終戦でした。

1点差勝利の最終戦

ソフトバンクに2勝したドラゴンズ、最終戦の先発は松木平優太投手、ソフトバンクは村田賢一投手でした。

ドラゴンズのスタメンは1番センター尾田剛樹、2番セカンド土田龍空。3番DH(指名打者)福元悠真、4番ファーストマイケル・チェイビス、5番レフト川越誠司、6番キャッチャー木下拓哉、7番ライト駿太、8番サード津田啓史、9番ショート村松開人。

加藤「対するソフトバンクはまるで一軍?二軍らしからぬ、強強メンツとの対決でございました。どっちが勝ってもおかしくない試合内容でした」

2回裏、ワンアウト満塁から尾田選手がセンターへタイムリーを打って先制し2対0。
6回には松木平投手から涌井秀章投手へとバトンタッチ。

イニングをまたいだ涌井投手、7回には連続ヒットを打たれて、ワンアウト、二塁三塁のピンチ。犠牲フライで1点を返されたものの、1点を守り切って2対1で勝利しました。

満員御礼

加藤「しびれる内容でしたから、ドキドキ感がすごくて、観ている方も手に汗握る最終戦となりました」

この決勝戦には3,758人の観客が詰めかけて満員御礼。2025年ドラゴンズ主催試合で、ナゴヤ球場への来場者は10万307人。10万人を突破したのは2007年以降の統計では初だそうです。

試合終了後は球団のセレモニーがあり、落合英二二軍監督の挨拶がありました。

加藤「ユーモアと、大事なこともマストで入れる素晴らしい内容でした」

あれから14年

加藤「私は大学時代からファームに行くようになりまして、2011年の大学時代に優勝がありました」

当時の二軍監督は、現在一軍の監督である井上一樹監督。選手には、現在コーチやスタッフで活躍している人が名を連ねていたそうです。

加藤「そこから14年。17度目の優勝。エモくて胸がギュッとなりました。落合二軍監督、スタッフ、コーチ、選手の皆さん、本当におめでとうございます!」

なおファーム日本選手権は、10月4日土曜日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎で行われます。
ウエスタン・リーグ優勝のドラゴンズは、イースタン・リーグ優勝の読売ジャイアンツと戦います。 
(尾関)
 
ドラ魂キング
この記事をで聴く
2025年09月30日16時34分~抜粋
関連記事
送りバント「1球で決めろよ」川上憲伸と谷繁元信の出会い 中日からメジャーへ。小笠原慎之介がピッチコムで焦ったこととは? 中日OB・中村武志が金丸夢斗投手へ伝えたいこと 話題のスポーツ「モルック」と「ボッチャ」をボイメン辻本が熱弁! 中日OB・英智が解説。走塁が巧い現役選手は誰?

番組最新情報