ドラ魂キング

阪神優勝が正論の証明。中日OB・中村武志の主張とは?

2025年09月10日(水)

スポーツ

9月8日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』は、韓国プロ野球チームの起亜タイガースでコーチを務める、元中日ドラゴンズの中村武志さんが電話出演。
ダイノジの大谷ノブ彦と加藤里奈とドラゴンズについて熱く語りました。

シーズン終盤、これからドラゴンズはどうなる?心配するリスナーのおたよりに答えながら話は進んでいきました。

2人の投手が引退

「ドラゴンズの祖父江(大輔)投手と岡田(俊哉)投手の引退が決まりましたが、エピソードを聞かせてください」(Aさん)

2人の人間性は抜群だと言う中村さん。

岡田投手は2023年の大腿骨骨折の大怪我から復帰し、二軍での調整を経て今年は一軍登板もありましたが6月6日の登板を最後に引退。

中村「あれも涙涙ですね。復活しそうな雰囲気はあったんですけどね。ピッチャーは自分が納得するボールが投げれなくなったら厳しいですよ」

代打、守備固め、代走などの役割がある野手と違ってピッチャーは投げることだけ。それだけにプロのピッチャーは大変だと、ピッチャーを慮る中村さんです。

スタメン固定は正しい?

「阪神が優勝しましたが、こんなに早くリーグ優勝したのは初めてだそうです。武志さんはなぜ阪神は早くリーグ優勝したと思いますか?」(Bさん)

中村「怪我人が出なかったからでしょうね。だからメンバーを組めた」

怪我人を出さないためには?と言う大谷の質問には。

中村「正直ないですね。怪我は自己管理もありますが、ほとんど運なので」

阪神の今シーズンのスタメンの内、1番から5番は全員124試合以上出場しています。

中村さんは「スターティングメンバーは動かすな」と主張していましたが、まさにそれができたのが今年の阪神。

中村「今年の優勝もすごいけど、今後、阪神ヤバいんじゃないですか。隙がないですもんね」

さらに中村さんは、阪神の勢いは今後も続くと言い切りました。

ドラゴンズは残り18試合。その中で一番対戦が多いのが阪神です。どんな結果になるのでしょうか?

阪神から見習うこと

「敵ながら天晴な阪神タイガースですが、中日ドラゴンズが見習うとしたら、どんなところでしょうか?」(Cさん)

中村「野手で言うとフォアボールの数。ピッチャーで言ってもフォアボールだと思います」

大谷「おっしゃる通り」

続けて「カイル・マラー投手はフォアボールから崩れるパターン」と、ドラゴンズの例を挙げる大谷。

中村「監督が中継ぎ、クローザーをやってた経験があるので、中継ぎの使い方が上手かったんじゃないですかね」

藤川監督は現役時代のNPBで、最多セーブ投手のタイトルを2回、最優秀中継ぎ投手のタイトルを2回獲得しています。

それしかない

今週の勝敗予想。火曜日から神宮球場で東京ヤクルトスワローズ3連戦。金曜日、土曜日がマツダスタジアムで広島東洋カープ2連戦。日曜日、月曜日が甲子園球場で阪神2連戦。7戦の予想をしました。

ドラゴンズが勝ち越しても横浜DeNAベイスターズが5割なら、ほぼクライマックスシリーズには行けない状態です。

加藤は5勝2敗。中村さんは3勝4敗と予想。

大谷「私は7連勝です」

中村「もうやめなさいって、本当に」

大谷「それしかないんだよ」

悲痛な大谷ノブ彦ですが、9日のヤクルト戦は残念ながら黒星。
ドラゴンズはクライマックスシリーズへの希望は繋がるのでしょうか? 
(尾関)
 
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2025年09月08日17時21分~抜粋
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