ドラ魂キング

中日も「頂上戦争」!清水達也投手、『ONE PIECE』名曲で新守護神へ

CBCラジオ『ドラ魂キング』、音楽好きで中日ドラゴンズビギナーの佐藤楠大アナウンサーが、普段は一部分しか聞かない選手の登場曲を深掘りして紹介する「佐藤楠大のウォークアップソング」のコーナー。

3月13日の放送では、中日ドラゴンズのリリーフ右腕・清水達也投手の登場曲、The ROOTLESSの「One day」を取り上げました。

[この番組の画像一覧を見る]

勝ちパターンの要

埼玉県出身の清水投手は、花咲徳栄高校から2017年のドラフト4位でドラゴンズに加入。プロ入り後は先発と中継ぎを経験し、2022年シーズンから本格的にリリーフへ転向しました。

その後は実力を発揮し、今ではドラゴンズの勝ちパターンの一角を担っている選手です。

2024年シーズンは60試合に登板し、3勝1敗、防御率1.40、39ホールドポイントの成績を残しています。3年連続で50試合以上に登板し、勝ちパターンとして大きな存在感を示してきました。オフにはプレミア12の日本代表にも選出される活躍ぶりです。

放送前日の試合でも9回の抑えとしてマウンドに上がり、1奪三振、打者3人で1イニングを無失点に抑えてゲームを締めています。佐藤は「開幕に向けて状態の良さを見せてくれている」と評価。

絶対的守護神のライデル・マルティネス選手の抜けた穴を埋めるクローザー候補のひとりとして、2025年シーズンの活躍に大きな期待がかかります。

エンタメ好きな一面

清水投手について調べていくと、ドラマや漫画、アニメなどエンタメが好きな一面が見えてきます。

2月の沖縄キャンプでは、練習前に選手一人ひとりがスピーチをする時間があり、そこで清水投手は2006年放送のTBS系ドラマ『クロサギ』にキャンプ期間中にハマっていると明かし、話題になりました。

詐欺師に騙されて家族を失った青年が、自らも詐欺師となって復讐するストーリーです。清水投手はドラマに登場する「騙されてお金を失って、借金をして、大変な思いをしている人たち」になぞらえて、「野球をしてお金を稼げる私たちは幸せ」「ファンの方に応援されて野球に打ち込める環境が幸せ」と述べています。

名前の由来も印象的で、「達也」は母親が漫画家・あだち充先生の作品『タッチ』の上杉達也から取ったとのこと。清水投手自身もあだち先生の作品が好きだと話していたそうです。

名曲「One day」と歩む道

そんなエンタテインメント好きな清水投手が選んだ登場曲は、テレビアニメ『ONE PIECE』の主題歌、The ROOTLESSの「One day」。この曲は『ONE PIECE』の「頂上戦争編」の主題歌で、『ONE PIECE』の中でも名曲中の名曲といわれています。

佐藤は「頂上戦争編」について、「当時のワンピースに出ている最強キャラクターたちが集まって戦うワクワクする展開があり、戦いだけじゃなくて、主人公・ルフィのこれからを大きく揺るがすような出来事も描かれたとにかく大切な部分」だと解説します。

清水投手自身も『ONE PIECE』の大ファンで、特に好きな「頂上戦争編」の主題歌を登場曲として選んでいるそうです。

佐藤は曲の特徴について「大切なものを失った切なさと、それでも前に進んでいかなくてはという決意の力強さ、このふたつが入り混じったメロディーと歌詞」と解説しました。

コーナーの最後には、清水達也投手の登場曲であるThe ROOTLESSの「One day」をオンエアしました。
(minto)
 
ドラ魂キング
この記事をで聴く

2025年03月13日18時35分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報

×