3月6日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』、「ウォークアップソングのコーナー」では中日ドラゴンズの髙橋宏斗投手の登場曲を紹介しました。
音楽好きドラゴンズビギナーの佐藤楠大アナウンサーが、普段は一部分しか聞かない選手の登場曲を深掘りするこのコーナー。今回は注目のエース・髙橋宏斗投手の登場曲、SUPER BEAVER「美しい日」に迫ります。
22歳の若きエース
愛知県尾張旭市出身の髙橋宏斗投手は、中京大中京から2020年のドラフトでドラゴンズから単独1位指名を受けてチームへ加入しました。
2024年シーズンの活躍は言うまでもありません。7月には4試合に登板し、5日広島東洋カープ戦の100球未満での完封勝利(マダックス)を含む4勝0敗、月間防御率0.00という驚異的な成績を収めました。
シーズンを通しても21試合に先発登板して12勝4敗、防御率1.38で「最優秀防御率」のタイトルも獲得。まだ22歳ながら、ドラゴンズのエースとして確固たる地位を築きました。
2024年シーズンの活躍は言うまでもありません。7月には4試合に登板し、5日広島東洋カープ戦の100球未満での完封勝利(マダックス)を含む4勝0敗、月間防御率0.00という驚異的な成績を収めました。
シーズンを通しても21試合に先発登板して12勝4敗、防御率1.38で「最優秀防御率」のタイトルも獲得。まだ22歳ながら、ドラゴンズのエースとして確固たる地位を築きました。
井上一樹監督が決断!
そんな髙橋投手、2025年シーズンは「開幕投手」を務めることが決定。髙橋投手自身が先発した3月2日の横浜DeNAベイスターズとのオープン戦の試合後の会見で、井上監督は「タイミングがいいので公表します」として、開幕投手に髙橋投手の名前を挙げました。
「押しも押されもせぬエース。マウンドでの立ち振る舞い、球の威力、昨年の実績を踏まえて実力を持っている」と井上監督は評価しました。
自身が監督として迎える初の開幕戦という貴重な一戦に髙橋投手を起用することからも、井上監督の信頼と期待の大きさがうかがえます。
「押しも押されもせぬエース。マウンドでの立ち振る舞い、球の威力、昨年の実績を踏まえて実力を持っている」と井上監督は評価しました。
自身が監督として迎える初の開幕戦という貴重な一戦に髙橋投手を起用することからも、井上監督の信頼と期待の大きさがうかがえます。
髙橋投手「必ず勝たせます」
ドラゴンズファンにとっては「この日は髙橋宏斗だろうな」と予想していた上での発表でしたが、ようやく明言されたことでより期待が高まっています。
髙橋投手自身も3日の練習後に、「僕が必ず勝たせます」と報道陣の取材に対して力強く伝えていました。
22歳でチームの開幕投手としてこのような発言ができる姿勢に、佐藤は「私の方が少し年上ですけれども、絶対にこんなこと言えない」と尊敬の念を示しました。
髙橋投手自身も3日の練習後に、「僕が必ず勝たせます」と報道陣の取材に対して力強く伝えていました。
22歳でチームの開幕投手としてこのような発言ができる姿勢に、佐藤は「私の方が少し年上ですけれども、絶対にこんなこと言えない」と尊敬の念を示しました。
異色の経歴を持つロックバンド
髙橋投手が2024年シーズンの登場曲に使用していたのは、SUPER BEAVERの「美しい日」です。髙橋投手はドラゴンズの公式Xで「SUPER BEAVERと交流があり、この曲を使用している」と明かしていました。
SUPER BEAVERは4人組ロックバンド。最近では人気アニメの主題歌やCMソングを担当することも多く、その曲を一度は耳にしたことがある方も多いでしょう。
2005年の結成から20年、彼らは音楽業界でも異例の道のりを歩んできました。結成からわずか4年後の2009年にメジャーデビューを果たす快進撃を見せたものの、その後は苦戦。2011年には一度インディーズに戻ることになります。
しかし彼らは諦めず、そこから9年後の2020年、再びメジャー契約を勝ち取りました。音楽業界でも珍しい「這い上がり」の経歴を持つバンドです。
SUPER BEAVERは4人組ロックバンド。最近では人気アニメの主題歌やCMソングを担当することも多く、その曲を一度は耳にしたことがある方も多いでしょう。
2005年の結成から20年、彼らは音楽業界でも異例の道のりを歩んできました。結成からわずか4年後の2009年にメジャーデビューを果たす快進撃を見せたものの、その後は苦戦。2011年には一度インディーズに戻ることになります。
しかし彼らは諦めず、そこから9年後の2020年、再びメジャー契約を勝ち取りました。音楽業界でも珍しい「這い上がり」の経歴を持つバンドです。
胸に刺さる歌詞
「美しい日」のサビの歌詞は特に印象的です。
「もしかして幸せは 訪れるものでも 待っているものでもなくて 今ここにあることに 気がつくものなんじゃないかな」
佐藤は「たくさんの人に支えられて、逆に支えている。その中で生きているということは、日々の時の流れの中でつい忘れてしまうけれど、それ自体が幸せなこと。それに気づけただけで十分。それだけで美しい日になる」と、この歌詞を解説します。
一度はスピード出世で栄光を見たものの挫折し、その後ライブハウスでの地道な活動を続けて再び這い上がってきたバンド自身の経験が表現された歌詞。悩んだ時に心を救ってくれる歌詞でもあります。
「もしかして幸せは 訪れるものでも 待っているものでもなくて 今ここにあることに 気がつくものなんじゃないかな」
佐藤は「たくさんの人に支えられて、逆に支えている。その中で生きているということは、日々の時の流れの中でつい忘れてしまうけれど、それ自体が幸せなこと。それに気づけただけで十分。それだけで美しい日になる」と、この歌詞を解説します。
一度はスピード出世で栄光を見たものの挫折し、その後ライブハウスでの地道な活動を続けて再び這い上がってきたバンド自身の経験が表現された歌詞。悩んだ時に心を救ってくれる歌詞でもあります。
幸せの気づきをくれる一曲
SUPER BEAVERのライブに何度も足を運んだことがあるという佐藤は、「ストレートな歌詞が胸に刺さる歌い方や、ファンの一人ひとりに向かって言葉が届くように紡ぎながら歌っている姿が非常に印象的だった」と話します。
この曲の冒頭の手拍子は会場を盛り上げます。佐藤は「髙橋宏斗投手がドラゴンズを引っ張ってくれていることが当たり前じゃなくて、幸せなんだなと気づかせてくれる一曲」と締めくくりました。
コーナーの最後に、髙橋宏斗投手の登場曲、SUPER BEAVERの「美しい日」をオンエアしました。
(minto)
この曲の冒頭の手拍子は会場を盛り上げます。佐藤は「髙橋宏斗投手がドラゴンズを引っ張ってくれていることが当たり前じゃなくて、幸せなんだなと気づかせてくれる一曲」と締めくくりました。
コーナーの最後に、髙橋宏斗投手の登場曲、SUPER BEAVERの「美しい日」をオンエアしました。
(minto)
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