ドラ魂キング

行くなら昼間がオススメ!山形県長沼温泉「ぽっぽの湯」

毎週木曜日のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、温泉好きの高田寛之アナウンサーが全国のおすすめ温泉を紹介しています。

12月19日の放送で紹介したのは、山形県鶴岡市の「長沼温泉 ぽっぽの湯」。
地元の人で賑わう大型施設。高田アナによれば「行くなら昼間がおすすめ」とのこと。その理由とは?

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長沼温泉への道

長沼温泉へは、CBCのある名古屋市中心部から新潟経由で623キロ。
車だと7時間42分ほどかかるそうです。

一方、公共交通機関だと東京で上越新幹線に乗り換え、新潟で特急いなほに乗り換えて鶴岡駅で下車。バスで20分ほど。さらに最寄りバス停から歩いて30分かかるそうです。

高田「上手く乗り継いでも名古屋から7時間ぐらいかかります。車で行った方が便利かなという気もいたします」

名古屋から来ました

昭和24年にできた「長沼温泉」が、平成12年に入浴施設「ぽっぽの湯」としてリニューアルしました。
ちなみに「長沼温泉」という温泉街があるわけではありません。

高田アナの印象は「地元のスーパー銭湯」だそうです。

高田「観光地の温泉じゃないんで、お客さんはほぼ地元の方。名古屋から来てたのはたぶん私だけだったと思います」

建物は大きくふたつに分かれていて、左側の建物が、道の駅のように地元の野菜や米がたくさん売られている産直スペース。
右側の温泉棟には食堂、宴会場などがあり、なかなかの規模だったそうです。

安い上に充実

利用料金は450円。スーパー銭湯規模の施設なのに銭湯並みの安さ。

高田「脱衣場には、親切にもパネルで、どの浴槽がどういう湯使いをしているかが丁寧に記載されていました。結構大きな浴場ですからね」

鍵のかかるロッカーもあって安心。

浴場の中は広く、洗い場は10ヵ所。
数ある浴槽の中にひとつかけ流しの浴槽があり、高田アナはその浴槽を目当てにしたそうです。

利用料が450円なのにシャンプー、ボディーソープ完備。さらにサウナ、水風呂も充実。

高田「いいのがシャワーも温泉なんですよ。かかり湯をするならシャワーが一番です」

深い浴槽に注意

浴槽は内風呂に大きい浴槽と小さい浴槽のふたつ。
高田アナのお目当てのかけ流し浴槽は小さい方。5人も入ればいっぱいの大きさ。


加水なし加温ありのかけ流しで、消毒は塩素系の薬剤を使っていないので、源泉に近い状態で入れるそうです。

高田「特筆すべきは油の香りです。しかもダイレクトに香ってきますから強いです」

このコーナーでもよく紹介していますが、東日本には油臭のする温泉がよくあるとか。

湯の色は風呂の底が見えないくらいの茶褐色なので、入る時には注意が必要。

高田「スーパー銭湯にありがちな浴槽よりも、ちょっと深いので勢い良く足を入れると、わ~っとなりますので注意してください」

身長173センチの高田アナが、浴槽にお尻を付けて丁度首が出るぐらいの深さ。人によっては、中腰にならないと顔が半分浸かってしまうほどの深さだそうです。

イメージと違う

高田「面白いのがm油の香りがするからヌルヌルするイメージでしょ?ところが肌にはキシキシ感が強いんです。これが驚きでした」

泉質はナトリウム塩化物強塩温泉。源泉の温度は32.2度。加温して、浴槽の湯は42度ぐらいだそうです。

高田「源泉はいくつかあるようで、その混合泉。混ぜた感じのお湯のようです。強塩泉というぐらいですから塩分が強め。保温効果があってよく温まります」

広い露天には扇型の浴槽が。内風呂とは違い、こちらは浅い浴槽だそうです。

高田「内風呂との真ん中があると、ちょうどいいのにというぐらい浅い浴槽でした」

露天なのに油の香りがすごく、ここまで油の香りが強い温泉はそんなにないそう。

風光明媚な露天風呂

晴れていれば、露天風呂から日本百名山のひとつの月山と、庄内富士とも出羽富士とも呼ばれている鳥海山が望めるそうです。

高田「私が行ったのは夜でしたので、真っ暗で何も見えませんでした」

営業は朝6時から、この時期は夜8時半が最終受付。夏場は夜9時が最終受付です。

高田「風呂を上がった後の産直売り場も含めて、温泉を出た後も長い時間楽しめる施設だと思います」

山形県鶴岡市長沼温泉「ぽっぽの湯」、月山や鳥海山登山と合わせて行ってみてはいかがでしょう。 
(尾関)
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2024年12月19日16時32分~抜粋

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