CBCの高田寛之アナウンサーは、最近激痛に襲われたそうです。一体何が起き、どのように対処したのでしょうか?
9月5日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、三浦優奈にその一部始終を告白しました。
私は尿路結石持ち
高田「医療の話でございます。私、尿路結石持ちでございます」
腎臓から膀胱に向かう間に、尿路というおしっこを膀胱に貯めるための道があります。その道にできた石が尿路結石です。
この石が溜まると、尿道ではなく腰に激痛が走るそうです。
高田「石が通って傷つきますから、おしっこもコーヒー色になるわけですよ。そうなると、『ああ、石来たなあ』と思うんです」
しばらくして米粒大の石が尿と一緒に出るのが、高田のいつものパターンなんだそうです。
「いつもの」ということは、ずっと前からこの症状に悩まされている模様。
謎の痛みに襲われる
三浦「そんなに何回もなるものなんですか?」
高田「結構なる。でもならない時は10年スパンでならない」
実は高田が初めて尿道結石になったのは30歳。現在54歳で、石とは四半世紀に及ぶお付き合いなのです。
ところが今回、高田は初めて腰ではなく尿道に痛みを覚えたとか。排尿の度に走る激痛。尿に砂のようなものが混じっている感じもしたそうです。
高田「これ、なんだろうかな?と思ってたら、血が混じってる。ああこれ、そうじゃん!っていう話ですよ」
泌尿器科で痛み止めを貰ってきたそうです。
いつもと違う
激痛は二日ほどで落ち着き、一週間ぐらい経った時のこと。
高田「石が出る時って、一回のおしっこでペンッと出るんですよ。『ああん、出たっ』という感じです」
しかし今回は…
高田「おしっこしてたら、ベテランですから『あっ石出て来るわ』っていう感覚がわかるんですが、『ああっ来るわ』と思ったら、おしっこ終わってしまったんですよ」
次に尿意を覚えた時にも尿は出るのですが、石が出なかったそうです。しかし何かを感じた高田。
高田「なんか尿道の中でズズッて1センチぐらい動いた感じ。これ、間違いないわ。もう排出せねばならんと思って、グビグビと水を飲みました」
一気に2リットルほどの水を飲んだそうです。満を持しての3度目の尿意が到来しました。
極限まで大きくした
高田「産みの苦しみですよ。絶対出すぞと下っ腹に力を入れて、ンガアッとやったら出た感覚がありました」
便器を覗くと、今まで見たこともないような巨大な石があったそうです。割り箸でつまんで出して、乾かしてサイズを測ると縦の長さが1センチ。横が6ミリ。
高田が調べたところによると、一般的に1センチを超えるものは、レーザーで破壊するなどして治療を要するんだとか。今回は極限まで大きくしたわけです。
高田「これは大事にとっとかないかんと思うんですけど、石は成分を調べるために検査に出すんです。だからお別れしないといけないんですよ」
今後の予防のために、何を食べて石ができたのかを、成分分析するそうです。
写真に撮ったが失敗?
高田「こんだけ大きい石は初めてですから、当然撮って、あなたにもお見せしましたけれども」
三浦「見せられましたけれども」
高田「これは何ハラだ?」
ハラスメントが言われる昨今、敢えて言うなら「石ハラ」?。
三浦「本当にトゲトゲしてて痛そうっていうのがすぐわかる」
小さい石が集まって一塊になっている感じなんだそうです。
高田「あの写真で唯一私が失敗したのが、横に大きさがわかるものを置かなかったこと。ただもう、石が出た喜びとあまりの痛さにそこまで気が回りませんでした」
1円玉でも置いておけばよかったと悔む高田。
その後の顛末
病院では先生からも「ちゃんと撮っとかないと。これはなかなか出てこないから」と言われたそうです。
極限の大きさの石が無事出たのは良いのですが…。
高田「ところが痛さが続く」
尿道を1センチ×6ミリの石が通った後です。
高田「そんな奇麗な丸とちゃうよ。トゲトゲしてんのよ。出た後って尿道が傷ついてるから、次のおしっこが滅茶苦茶痛いわけ」
石を出したからと言って、都合よく尿意は治まるはずもありません。
高田「次からのトイレが痛いのなんの。恐る恐るというのはまさにこのこと」
三浦「聞いてるだけで痛そうってなります」
病院に石を提出した高田ですが、喉元過ぎれば熱さを忘れるのことわざ通り、検査結果をいまだに聞きに行けていないそうです。石との戦いがまた始まるかも?
(尾関)
ドラ魂キング
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2024年09月05日16時03分~抜粋