5月20日、韓国プロ野球の起亜タイガースでバッテリーコーチを務める元中日ドラゴンズの中村武志さんが、CBCラジオ『ドラ魂キング』に電話出演しました。
毎週出演者が行なっている中日ドラゴンズの勝敗数。先週は中村さんの予想した「2勝4敗」が見事的中しました。
その戦いぶりなどを、ダイノジの大谷ノブ彦と加藤里奈と振り返ります。
9回まで力投のエース交代の不思議。昭和と令和の野球の違いとは?
なんかイヤだなあ
大谷「おめでとうございます。2勝4敗、予想当たりました」
中村「いや、まあ、嬉しくはないですけどね」
当たったとはいえ負け越してしまった先週のドラゴンズ。
一方、中村さんがコーチとして所属する起亜タイガースは首位で貯金13。
中村「うちは調子悪いですよ。僕も40年近くプロ野球やってますけど、調子が悪くても勝てるということが初めてわかりました」
大谷「なんかイヤだなあ(笑)。そうなりてぇよ、こっちも」
中村「いや、まあ、嬉しくはないですけどね」
当たったとはいえ負け越してしまった先週のドラゴンズ。
一方、中村さんがコーチとして所属する起亜タイガースは首位で貯金13。
中村「うちは調子悪いですよ。僕も40年近くプロ野球やってますけど、調子が悪くても勝てるということが初めてわかりました」
大谷「なんかイヤだなあ(笑)。そうなりてぇよ、こっちも」
まさかの大谷効果
14日、豊橋市民球場での阪神戦を観戦した大谷。
中村さんは「大谷が観に行かなかったら豊橋で勝つ」と明言していましたが、この日は勝利しました。
中村「大谷さんは7回で帰って、8回に逆転したんですよね?」
大谷「聞いてんじゃねぇよ(笑)。僕が帰ったら勝ち出したんですよ。たぶん中村さんの言う通り、負ける要素持ってるんだと思います。ちょっと落ち込んでますよ」
中村さんは、大谷に「いつも観に行って途中で帰るべき」と提案。
中村「それ球団通してやってくれたら、ちゃんと毎試合チケット出るんじゃないですか?」
大谷「ミラクル8を引き起こすための7回で帰る用のね(笑)」
中村さんは「大谷が観に行かなかったら豊橋で勝つ」と明言していましたが、この日は勝利しました。
中村「大谷さんは7回で帰って、8回に逆転したんですよね?」
大谷「聞いてんじゃねぇよ(笑)。僕が帰ったら勝ち出したんですよ。たぶん中村さんの言う通り、負ける要素持ってるんだと思います。ちょっと落ち込んでますよ」
中村さんは、大谷に「いつも観に行って途中で帰るべき」と提案。
中村「それ球団通してやってくれたら、ちゃんと毎試合チケット出るんじゃないですか?」
大谷「ミラクル8を引き起こすための7回で帰る用のね(笑)」
ボール球が先行する理由
中日OBで野球解説者の権藤博さんが「中日のピッチャーはなかなかストレートで勝負しない」と言っていたのを聴いた大谷。
大谷自身もフォアボールからの失点が多い印象だったとか。また木下拓哉捕手も、自分のリードが勝ちに繋がっていないと反省していたんだとか。
大谷「僕は素人目線で、じゃあ堂々とストレートでストライクを投げればいいじゃんと思うんですけど、やっぱりこれって怖いんですか?」
中村「ストライクゾーンに入れると打たれる恐怖感が出てくるんです」
キャッチャーの場合、気持ちが弱ってくると、それがピッチャーに伝わることがあるそうです。
大谷自身もフォアボールからの失点が多い印象だったとか。また木下拓哉捕手も、自分のリードが勝ちに繋がっていないと反省していたんだとか。
大谷「僕は素人目線で、じゃあ堂々とストレートでストライクを投げればいいじゃんと思うんですけど、やっぱりこれって怖いんですか?」
中村「ストライクゾーンに入れると打たれる恐怖感が出てくるんです」
キャッチャーの場合、気持ちが弱ってくると、それがピッチャーに伝わることがあるそうです。
選手とコーチの考えは別
リスナーからこんな質問が寄せられました。
「ドラゴンズのキャッチャー陣はなぜか四隅ばかりピッチャーに投げさせる気がしますが、なんでそこまでやるんでしょうか?あのやり方だとピッチャーにプレッシャーがかかるような気がします」(Aさん)
中村「我々の時は四隅以上に、この大きい身体で小っちゃく構えてましたよ」
「現役時代はいかにコーナーを突くか、だった」と振り返る中村さん。
大谷「バッテリーコーチの時はそういう指示ってやってたんですか?」
中村「コーチの立場だと、選手と同じようなことをしたらダメなんです」
コーチは選手と同じ考えではダメだそうです。選手の状況を把握して、その状況に合ったアドバイスをしていかなければならないとか。
「ドラゴンズのキャッチャー陣はなぜか四隅ばかりピッチャーに投げさせる気がしますが、なんでそこまでやるんでしょうか?あのやり方だとピッチャーにプレッシャーがかかるような気がします」(Aさん)
中村「我々の時は四隅以上に、この大きい身体で小っちゃく構えてましたよ」
「現役時代はいかにコーナーを突くか、だった」と振り返る中村さん。
大谷「バッテリーコーチの時はそういう指示ってやってたんですか?」
中村「コーチの立場だと、選手と同じようなことをしたらダメなんです」
コーチは選手と同じ考えではダメだそうです。選手の状況を把握して、その状況に合ったアドバイスをしていかなければならないとか。
何で代えたの?
中村「この間の阪神戦でしたっけ?9回まで投げた小笠原慎之介をなんで代えたのか不思議に思いました」
15日、バンテリンドームナゴヤでの阪神タイガース戦。先発の小笠原投手は8回まで無失点に抑えていました。
9回もマウンドへ上がったところ、先頭打者にツーベースを打たれ、守護神ライデル・マルティネス投手に交代。マルティネス投手はここを0点で抑えました。
その裏、中日は得点することができず延長戦へ。
10~11回を松山晋也投手、齋藤綱記投手、清水達也投手と継投。11回に先制され、その裏に中日が得点できず終了。0対1で敗れました。
15日、バンテリンドームナゴヤでの阪神タイガース戦。先発の小笠原投手は8回まで無失点に抑えていました。
9回もマウンドへ上がったところ、先頭打者にツーベースを打たれ、守護神ライデル・マルティネス投手に交代。マルティネス投手はここを0点で抑えました。
その裏、中日は得点することができず延長戦へ。
10~11回を松山晋也投手、齋藤綱記投手、清水達也投手と継投。11回に先制され、その裏に中日が得点できず終了。0対1で敗れました。
昭和と令和の違い?
中村「事情があっての交代だとは思うんですけど、エース慎之介に任せて、白黒はっきりさせるべきだったんじゃないかなと勝手に思いましたけどね」
中村さんの現役時代は、「打たれてもいい。このゲームはお前にやるから、しっかり投げろ」という試合があったそうです。
そこで野手がどう奮起するか?そんな試合があることで、野手とピッチャーの連携が合ってくるそうです。
中村「まあ、これは私の昔の考えでしょうかね」
今はデータによって打順が毎日変わる野球になりました。エースの力投を見て野手陣がひとつに成長していく、というのも難しいそうです。
中村さんの現役時代は、「打たれてもいい。このゲームはお前にやるから、しっかり投げろ」という試合があったそうです。
そこで野手がどう奮起するか?そんな試合があることで、野手とピッチャーの連携が合ってくるそうです。
中村「まあ、これは私の昔の考えでしょうかね」
今はデータによって打順が毎日変わる野球になりました。エースの力投を見て野手陣がひとつに成長していく、というのも難しいそうです。
勝敗予想
今週は交流戦前の最後の5試合。火・水曜日が東京ドームで巨人との2連戦。金曜日からはバンテリンドームナゴヤでヤクルト3連戦。
中村「4勝1敗でもいいのかと思ったんですが、3勝2敗。4勝に近い3勝2敗ね。巨人には2つ勝つんじゃないかと勝手に思ってます」
今週は中村さんからポジティブな予想が出ました。
加藤は、巨人で1勝、ヤクルトに2勝の3勝2敗と予想しました。
大谷「じゃあ俺5連勝で行く。中村さんのポジティブ意見に乗っかります。5勝0敗だったらみんなに謝ってもらうよ。ホントに」
大谷の予想が理想なのですが、果てして結果はいかに?
(尾関)
中村「4勝1敗でもいいのかと思ったんですが、3勝2敗。4勝に近い3勝2敗ね。巨人には2つ勝つんじゃないかと勝手に思ってます」
今週は中村さんからポジティブな予想が出ました。
加藤は、巨人で1勝、ヤクルトに2勝の3勝2敗と予想しました。
大谷「じゃあ俺5連勝で行く。中村さんのポジティブ意見に乗っかります。5勝0敗だったらみんなに謝ってもらうよ。ホントに」
大谷の予想が理想なのですが、果てして結果はいかに?
(尾関)
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