ドラ魂キング

中日OB・平田良介、ドラゴンズ好調の今だから言いたいこと

4月9日元中日ドラゴンズ選手の平田良介さんが、CBCラジオ『ドラ魂キング』に出演しました。

この日の放送後に行われたDeNA戦で8年ぶりに単独首位となった中日ですが、好調の要因と今後の注意点について、平田さんが丁寧に答えます。

[この番組の画像一覧を見る]

好調の要因は?

「ドラゴンズの好調の要因は何だと思われますか?」(Aさん)

平田「リズムがいい。得点圏で点を取るのは当然なんですけど、点を取るべき人が取っている。だから勝ってるんちゃうかなと思います」

4月3日、読売ジャイアンツ戦。5対2で勝った試合では村松開人選手が2回に満塁でタイムリー、4回には二死満塁から三好大倫選手がタイムリーを打ちました。

平田「今年はこれがすごいんですよ。言いづらいけど、去年までは…」

今年は抜けていく

昨年までの中日は、例えばツーアウト満塁でバーンと打つ。オーッと歓声が上がる。次の瞬間、センターライナーなどでがっかり。

平田「それが、今年は全部抜けていきますもんね。しかも1番のバッターが打ってるし、下位打線でも点が取れてるというのもいいですね」

村松選手はオープン戦で主に8番でした。公式戦に入り、先週の巨人との3連戦でもスタメンで8番。広島東洋カープ戦では初戦にスタメン、6番で出場していました。

平田さんは、村松選手に対して「オープン戦の頃から得点圏に強い」とのイメージを持っているそうです。

平田「だから僕、結構村松選手推しなんですよ(笑)」

ミスが減った

「好調ですが、あえて気をつけたいことは?」(Bさん)

平田「今まで負けてたのが勝ってる。そのひとつの要因としてミスが少ないんですよ」

今までだと1点差で負けていた試合が、今年は1点差で勝っています。先週の巨人戦では1試合、広島との3連戦では2試合が1点差勝ち。

加えて失策が少ないのも好調の要因のひとつだそうです。
この日の放送時点で失策2。特に送りバントのミス、走塁ミスなどの数字に出てこないミスが去年までより少ないんだとか。


平田「ミスが少なければ勝てる試合を、今までは落としてたんですよ。それがミスがないから勝ててるんですよ」

負けはひとつで止めるべし

平田「いま気持ち、上がってますよね」

試合に負けていると選手の気持ちも落ちやすいそうです。逆に今は、勝っているので、ガンガン気持ちが上がっているとか。
しかし、そこに落とし穴が。


平田「いけいけドンドン、ノリノリで行きました。調子に乗ってた時に大きなミスをやらかしてバーンて負ける。ガタガタッと負けが立て込んで続きますってなるのだけは気をつけた方がいいですね」

野球だけでなく人生に通じるような平田良介さんの言葉。
中日は4月10日の時点で5連勝で首位をキープしています。この後も好調を期待しましょう。 
(尾関)
ドラ魂キング
この記事をで聴く

2024年04月09日17時11分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報

×