ドラ魂キング

中日OB・中村武志が体験!日本での優勝はビールかけ、韓国では?

3月11日、今季から韓国プロ野球チームの起亜タイガースでバッテリーコーチを務める、元中日ドラゴンズの中村武志さんが『ドラ魂キング』(CBCラジオ)に出演しました。

日本のプロ野球界のことはもちろん、韓国のプロ野球に関してもリスナーの質問にも丁寧に答える中村さん。
聞き手はダイノジの大谷ノブ彦と加藤里奈です。

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わざと負けてる?

「阪神がオープン戦、未だに勝てず9連敗。しかし去年の覇者だけあって逆に不気味に感じます。中村さんはどう思いますか?」(Aさん)

大谷「わざと負けてるってことはないですか?」

中村「絶対ないです」

今は個人のコンディション調整の時期でありながら、チームとしては勝ち方を作っていく時期だそうです。そんな時期に勝てないということは、チームの状態が良くないこと。

大谷「これは、あえて我々を油断させるとかはないですね」

中村「そんなことあったら地球がひっくり返っちゃ

監督交代の効果

阪神ファンから、こんなおたよりが寄せられました。

「うちは投打のバランスがいいですが、巨人も投打のバランスが良くなっています。中日ファンは、阿部監督で新しくなった巨人を怖がった方がいいんじゃない?」(Bさん)

巨人は今年から阿部慎之助監督になりました。

中村「監督が変わると、上から下までいろんな選手を見るので雰囲気が変わります」

監督交代で、巨人は潜在能力を発掘している時期なので、今までチャンスがなかった選手にも、必ずこの時期はチャンスがあるそうです。

中村「絶対雰囲気は良くなるし、若い選手は必死でやりますからね」

韓国選手に人気の漫画

「韓国選手の皆さんの間で人気のある日本の漫画は何ですか?」(Cさん)

中村「『北斗の拳』『エヴァンゲリオン』『進撃の巨人』『ドラゴンボール』だとかが人気ありますよ。『ワンピース』が群を抜いてるんじゃないですかね」

『北斗の拳』と『エヴァンゲリオン』はパチンコ台で人気だそう。
話題は漫画から、韓国人選手が行きたい日本の旅行先へと移りました。


大谷「中村さんが勧めるのはもちろん名古屋でしょうね」

中村「いや、福岡って言ってます」

笑うしかない大谷。チームのコーチクラスで50歳近い人には「知り合いがいるので名古屋がいい」と言う人が多いそうです。しかし若い選手は別。

中村さんが名古屋在住なので、チームメイトは社交辞令のように、「名古屋も行きたいんですけど…」と言いながら、福岡は?大阪は?北海道は?と聞いてくるそうです。

大谷「それは中村さんが勧めてるからでしょ?」

中村「違います。名古屋の経済を上げるために『韓国の選手は今年は全員名古屋に行け』って言っときます」

優勝したら何をする?

「韓国プロ野球も日本同様、解説者が順位予想をテレビや新聞でやるんですか?」(Dさん)

中村「日本と全く一緒です。ただ10チームの1リーグ制なので、上3チームだけ予想しますね」

起亜タイガースは、10人中10人がベスト3に入れるほど強いチームだそうです。

加藤「優勝するとビールかけ的なことをやるんですか?」

中村「これがねえ、何もしないんですよ」

前回、中村さんが起亜タイガースのコーチをしていた2017年。起亜タイガースはレギュラーシーズンと韓国シリーズの両方で優勝しました。この時は?

中村「全員で写真を撮って終わりです」

大谷「武志さん、優勝したらマッコリかけとか流行らせましょうよ」

寂しそうに言う中村さんに、大谷ノブ彦が提案しました。韓国プロ野球はなぜビールかけがないのか?は、次週までに取材をしておくと語った中村武志さんでした。 
(尾関)

 
ドラ魂キング
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2024年03月11日17時19分~抜粋

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