ドラ魂キング

1級より上がある!意外と知らない「スキー検定」

冬のレジャーと言えば「スキー」という方も多いでしょう。

2月20日放送の『ドラ魂キング』(CBCラジオ)では、パーソナリティの三浦優奈が「スキー検定」について、加藤里奈を相手にレクチャーしました。
いったいどんな試験を受けるのでしょうか?

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スキー検定とは?

スキー検定について語る三浦。
全日本スキー連盟が定める基礎スキーの技能テストに合格すると認定バッジが貰えることから通称「スキーバッジテスト」と言われるそうです。

ちなみにスキーを趣味とする三浦は3級を取得。スタジオにバッジを持参しました。


三浦「3級はドヤドヤ言うことではないぐらい(笑)。だいたい3級はほとんど受かるかなってとこなんです」

スキー検定は5級から1級まであり、1級を取得するとパトロールの検定や指導者への道もあるそうです。

父の目標

1級からテクニックを極めていく「プライズテスト」というテストを受けることができ、「テクニカルプライズ」「クラウンプライズ」とレベルが上がっていくそうです。
ちなみに三浦の父親は「テクニカルプライズ」を取得したそうです。

三浦「まあまあすごい(笑)。1級は10回ぐらい挑戦してなんとか受かって『そこからは無理でしょう』って言ってたんだけど、最近テクニカルも受かりました」

その父親に「じゃあクラウンは誰が持ってるの?」と三浦が聞くと、「クラウン持ってるやつはスキー馬鹿だ」との答え。
ワンシーズンに50回はゲレンデに行くほどでないと、なかなかクラウンは難しいそうです。


三浦「うちの父親はスキー仲間がいるんです。みんなクラウン持ってるの?って聞いたら、小さい声で『持ってる』って。だから悔しいみたいで、これからクラウンを目指して行くそうです」

自身の父親について赤裸々に語る三浦です。

どんな試験?

「プライズテスト」の難易度は別格だそうですが、5級から1級はどんな試験なのでしょうか?

三浦「5級から3級までは講習があるんですね。講習の中で認定員が、あなた3級あげますね、と技術程度を見て決めていくので、テストがあるわけではないんです」

5級はハの字で滑るボーゲンができたらOK。4級はボーゲンで左右にリズムよくターンできれば大丈夫。ターンとは曲がることです。

3級はパラレルターンができることが条件。ハの字のボーゲンではなく、板を平行に揃えて曲がるのがパラレルターン。

三浦「最初はできなくても、講習中に身に着けてターンができるようになれば大丈夫です」

やってますねえ

3級が取れれば、誰にも迷惑かけず滑ることができるというレベル。
2級からは段違いにレベルが上がるそうです。


三浦「2級からは、ここからこんな感じで滑ってきてくださいねって言って、下に審査員が3人いて、みんながその滑りに点数をつけるんです」

大回り、小回りなどの指示通り滑る必要があるため、かなり難しいんだとか。

三浦「2級からは上級者。2級持ってるって言うと『やってますねえ』って感じです」

上手い・攻める・華麗

その上が1級。2級との違いは滑る条件。
オリンピックのモーグル競技ではジャンプする前にコブをいくつもクリアしていきます。1級は「不整地」というあのコブがある場所で滑るそうです。


ちなみにコブのある場所も、湿気んが行われるスキー場にはちゃんと用意されているそうです。

ではさらに上のテクニカル、クラウンはどのような試験があるのでしょうか?


三浦「1級は不整地を滑って降りてくるのが大事。テクニカルになるとコブを攻めていかなきゃいけない。逃げ腰ではダメ。いくぞーって滑る。最後のクラウンになると『華麗に』って父親が言ってました」

ぜひチャレンジを

スキーが趣味のリスナーからもおたよりが寄せられていました。

「スキーの検定の特集楽しみにしていました。かくいう僕はスキー検定で点数をつける検定員です。ちなみにテクニカルで止まってますが」(Aさん)

「バッジテスト、1級持ってます。30年前ですが、確かに年間50日はゲレンデに立ってました」(Bさん)

スキー検定の5級から1級は、毎週講習を行っているスキー場が多いそうです。テクニカル、クラウンは会場が限られていて、年に3回ほどしか試験が行われないので受けるのが難しいんだとか。

近年では雪不足で、コブのある検定のコースを作れないこともあり、スキー場は大変だそうです。

三浦「1級もジャンプもあったり、なかったりと内容は変わってくるんですけども、スキーは生涯スポーツなので、ぜひ皆さんもスキー検定にチャレンジしてみて下さい」
(尾関)

 
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2024年02月20日16時33分~抜粋

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