ドラ魂キング

韓国へ旅立つ中日OB・中村武志。まさかの「中日最下位」を予想した理由

韓国プロ野球チームの起亜タイガースでバッテリーコーチを務めることになった、中日ドラゴンズOBの中村武志さん。

レギュラー出演していた『ドラ魂キング』(CBCラジオ)では、1月22日の放送が最後のスタジオ出演になりました。
ダイノジの大谷ノブ彦、加藤里奈とどんな話をしたのでしょうか?

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日本からアジアへ

「台湾や韓国に、日本人がOBコーチや監督として行かれてますが、OBの皆さんのアジア進出はこれからも増やしていくべきでしょうか?」(Aさん)

中村「アジアだけでなく、アメリカでも日本の野球が認められているので、増やすべきだと思う」

昨年のWBCでも、アジアプロ野球チャンピオンシップでも日本は優勝しました。

大谷「僕も同じ考えで、小学生の野球人口が減っている中、NPBが続いて行くためにはアジアを巻き込んでいくのが一番いいんです」

台湾、中国、韓国、さらにインドでも野球への取り組みが進んでいるんだとか。

中村「許される範囲でお互いのレンタル移籍とかもあれば、ものすごく良いと思う」

韓国はドライな社会

「数年前、落合英二さんが『韓国は深刻な捕手不足で、配球・リードができない選手が多い』と言っていました。中村さんから見て韓国の捕手はどうですか?」(Bさん)

中村「英二がおっしゃる通りです。まずキャッチャーの絶対数が少ないです」

落合英二さんは韓国のサムスン・ライオンズで2度、投手コーチを務めた経験があります。

韓国では野球は人気スポーツ。野球人口は、比率で比べると日本より多いそうですが、キャッチャーが育っていないことが課題だとか。

日本のアマチュアは、少年野球から社会人野球まで教育システムが整っています。しかし韓国では野球塾のようなところで個人単位で教えるそうです。

大谷「教育システムみたいなものがまだ確立できてないんですかね」

中村「自分勝手にやってます。プロだとダメなら二軍に落とされるし、韓国はドライな契約社会みたいな感じです」

韓国野球を見よう

「野球に興味を持ちだした頃、この番組で武志さんの話を聞いて、一気に野球に興味を持ってドラゴンズファンになりました。感謝しています」(Cさん)

大谷「武志さんの話で野球に興味を持った?」

中村「聞き直さない、聞き直さない(笑)」

大谷「こんな人がいるなんて(笑)

中村「聞き直さない、そこは」

「私のように、全く野球を知らなかった女子でも興味を持てるお話。野球ファンが増えると思います。韓国でも日本でも、どんどん野球の魅力を伝えてください」(Cさん)

わらび餅はどうなる?

大谷は、サムスン・ライオンズ時代の落合英二さんを応援しに行って韓国野球の楽しさを知ったそうです。「中村さんの応援にも行くつもり」と言う大谷。

大谷「半分以上は韓国のプロ野球を楽しんでこようっていう気持ちです」

中村「皆さん、一度は韓国野球を生で観ましょう」

「武志さんが『ドラ魂キング』に出演されてなかったら、わらび餅の存在を知らなくて買いに行ってなかったです。日本にいない間は、わらび餅の販売はないんですか?」(Dさん)


中村「この番組には頭上がらないですよ」

名古屋の各地で中村さん自身が、中村さんの背番号にちなんだ39わらび餅を販売していました。

中村さんが韓国に行っている間は出張販売はなし。元中日ドラゴンズ投手の山田喜久夫さんの「喜来もち ろまん亭」まで行ってほしいとのこと。店舗はバンテリンドームの近くにあります。

辛くない料理はある?

「私は辛いものが苦手で、英二さんが『赤く見えてなくても辛い食べ物が韓国にはある』と言われたので、韓国旅行したいんだけどビビってます」(Eさん)

中村「俺は辛いのに当たったことないんです。英二は運が悪かった」

大谷「僕が行った時は、ブルペン捕手の人がグルメで、相当教えてもらいました」

大谷によると、商店街で「カルグクス」という麺料理を作っているそうです。辛くなくて美味しいんだとか。

中村「あれ、豆かなんかで作った麺で、日本のうどんみたいなもんです」

中村さんが話したように麺に大豆が混ぜられる店もあり、韓国では定番料理で専門店もあるようです。

早すぎる順位予想

シーズン中、中村さんは中日の勝敗を予想し続けていましたがほとんど外していたのも、番組ではおなじみのことでした。
スタジオ最後のこの日は、早めのセ・リーグ順位予想をしました。1位と最下位はどのチーム?


大谷は優勝は中日で最下位は巨人、加藤里奈は1位は阪神で最下位はヤクルトと手堅く予想しました。

中村「もう見えてる。忖度なしで言うんですか?」

大谷「忖度なしです」

中村「優勝は広島です」

驚愕の大谷と加藤。

大谷「最下位は?」

中村「怒られるけど中日かな」

大谷「スタジオ最後にして大物議だよ(笑)」

中村さんが中日を最下位としたのは、常に予想を外しているので、逆にして中日の優勝を願っているとのことでした。

中村「クライマックスに行けばいい、という気持ちは捨てて欲しい。行くなら優勝!」

古巣の中日にエールを送る中村さん。韓国での活躍にも期待大です。 
(尾関)
ドラ魂キング
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2024年01月22日17時19分~抜粋

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