ドラ魂キング

中日OBが立浪竜に喝!「オープン戦からシーズンの戦い方を」

韓国プロ野球チームの起亜タイガースでバッテリーコーチを務めることになった、中日ドラゴンズOBの中村武志さんが、1月15日放送の『ドラ魂キング』(CBCラジオ)に出演しました。

ダイノジの大谷ノブ彦と加藤里奈を相手に、打順について持論を展開します。

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3年目の打線

ドラゴンズについてリスナーからの意見です。

「山田久志さんが『若手の競争は開幕までに終了させておくことと、首脳陣が腹をくくることが大切』と話されていました。確かにその通りだと思います」(Aさん)


中村「(立浪監督も)もう3年目ですからね。お腹くくんないとダメ」

なぜか可愛く言う中村さん。

ドラゴンズの4番を誰にするのかなかなか決まらない問題もあります。新加入の中田翔選手なのか、石川昂弥選手なのか…。


中村「僕は打線で重要なのは4番説じゃない。1、3、6番なんです」

1番は決定

中村「僕、キャッチャーだったって知ってますよね?」

大谷「はい」

中村「4番というのは、調子良かったらフォアボール出されるんですよ」

絶好調だったヤクルトの村上宗隆選手もバッテリーから勝負を避けられました。

中村さんの語る「1、3、6番が重要」との話から、打順の1番から検証していきます。


中村「1番は今のところいいじゃないですか?岡林の年齢から言ったら、今後30年ぐらい1番打てるでしょう」

現在21歳の岡林勇希選手、1番は安泰のようです。

外野手選びはどうする?

中村「3番が難しい。細川なのか中田なのか」

中村さんの意見では、中田選手を5番か6番にするとなると、3番が細川成也選手。
4番が石川選手なら5番が悩みどころ。新外国人選手のディッカーソン選手、大島洋平選手もいます。

ディッカーソン選手も大島選手も外野手です。打線を外野手というポジション優先で考えると他にも候補になる選手がいました。

大谷「(中日OBの)平田良介さんも『大島さんが行くべきだ』って言ってました。ただブライト健太ってのもありますよ」

僕たちブライト派

中村「僕はブライト」

大谷「僕もブライト派」

中村「呼び捨てにしていいですか?健太が入ると、健ちゃんが入ると作戦がバラエティーに富むんです」

大谷「1番はブライト健太がいいです。で、3番は岡林」

中村「今日、なんか意見合うねえ。合う合う」

ここで岡林選手に代わって1番にブライト選手が浮上。

大谷「ブライト健太が1番って夢あるよ」

中村さんも大谷も1番・ブライト選手に魅力を感じているようです。

理想の1番

大谷「彼の持ってる陽気さ。なんかしでかしそうでワクワクするんですよ」

中村「昭和の匂いがするんですよ。いい意味でがっついてしぶとい」

ブライト選手はしぶとく塁に出て走力もある。なおかつ油断したらプレイボールでいきなりホームランを打つ可能性も感じさせる選手。
昔のドラゴンズの選手で言えば関川浩一さん、彦野利勝さんのような選手だそうです。

中村「だから広島にいた野村謙二郎とか彦野さん。先頭打者ホームランです。あれが理想の1番ですよね」

大谷「外野誰なんだって考えると贅沢ですね」

隠してる場合じゃない

ファンは言いたい放題ですが「すでに立浪監督は色んなパターンを考えていて、それをキャンプで見てから、今年は早めに決断する」と中村さん。

中村「隠さず、オープン戦からシーズンの戦い方をやらないとダメ。バントするならバントする。ファンも『オープン戦からバントしやがって』なんて言ってる場合じゃない」

シーズンのスタイルを早めに確立すれば、選手は受け入れやすいしミスが減り、監督自身も踏ん切りがつくと言います。

大谷「あとは高橋周平選手とビシエド選手をどう使うか?功労者でもあるし」

中村「使わないのはもったいない気がしますよね」

大谷「嬉しい悩みですよね。中日結構ヤバいぞと。僕たちファンは手応え感じてます」

中村「投手力があるから期待持ってしまうんですよ。投手は今年も計算できる。言い切れる」

「投手力は問題ない」と力強く断言する中村さん。3年目の立浪ドラゴンズ、問題の打線はどうなるでしょう? 
(尾関)

 
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2024年01月15日17時04分~抜粋

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