ドラ魂キング

かけ湯が熱すぎ?幕末の英雄ゆかりの湯・塩浸温泉

全国各地の温泉を訪れるのが趣味のCBCアナウンサー・高田寛之。

1月11日、自身が担当するCBCラジオ『ドラ魂キング』で紹介したのは、鹿児島県霧島市の「塩浸温泉」を紹介しました。

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名古屋からは飛行機が便利

鹿児島県霧島市にある塩浸温泉。CBCラジオのある名古屋市中心部からは車で996キロ、所要時間は11時間10分あります。

公共交通機関であれば、飛行機で鹿児島空港へ。
塩浸温泉は空港から8.3キロ、車で12分で近くにあるため、飛行機を利用して現地でレンタカーを借りるのがおすすめだとか。

ちなみに鹿児島空港の周りは安楽温泉、妙見温泉、日当山温泉などの温泉地に恵まれています。

高田「温泉ファンは、まず一日、空港界隈を回るのがいいと思います。鹿児島ドライブ旅には外せないエリアでございます」

あの人も入った温泉

高田「塩浸と聞いてピンとくる方は、結構な歴史ファン。特に坂本龍馬好きな方でしょう」

京都の寺田屋で幕府の捕り方に襲われ、手の親指を切られながらも逃げ切った龍馬。
彼を湯治に誘ったのは西郷隆盛でした。
龍馬が妻のお龍を連れて訪れたのが塩浸温泉。これが日本初の新婚旅行と言われています。

現在の塩浸温泉は「塩浸温泉龍馬公園」として整備されていて、龍馬とお龍の銅像や資料館の他、無料の足湯もあるそうです。

高田「温泉ファンのみならず龍馬ファンにもたまらない施設です」

あの人が入った浴槽

駐車場に車を停めて、橋を渡った対岸にあるのが塩浸温泉。
実は高田アナがここに来るのは2回目。以前は龍馬公園になる前で、資料館はなかったとか。

塩浸温泉龍馬公園にリニューアルオープンしたのは、NHK大河ドラマ『龍馬伝』が放送された2010年(平成22年)5月だそうです。

塩浸温泉への橋を渡る時に、四角く囲われた昔の浴槽の跡が見えるそうです。

高田「昔はここに浴槽があって、龍馬が入っていたかと思うと感慨深いです」

ちなみに入浴料は420円です。

湯温と色が違うふたつの浴槽

広々とした浴場に、10人ほど入れる大き目の浴槽と小さめの浴槽があります。

高田「ラッキーなことにお客さんが他にいなかったので、最初から最後まで貸し切り状態でございました」

湯温は大きい浴槽で42度ぐらい。小さい浴槽はそれより少しぬるい40度ぐらい。

高田アナは小さい浴槽がお気に入りだそうですが、入れても二人という狭さ。肌を寄せ合う感じになるので、ひとりでないと入りにくいんだとか。

湯の色は、大きい浴槽がウグイス色に濁り、小さい浴槽では灰色に濁っているそうです。
泉質はどちらも一緒で、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、炭酸水素塩泉。

それぞれ色が異なる理由は、受付の人によれば「かけ流しの量が違うため」だそうです。

かけ湯に注意

温泉の匂いは、近くの安楽温泉や妙見温泉にあるお湯のタイプで、高田アナいわく「鉄の香り」だとか。

高田「鉄の匂いは肌にキシキシ系ね。源泉が51.3度。結構熱めでございます」

浴槽に入る前のかけ湯スペースがあるそうです。浴槽のお湯は温度調整されていますが、かけ湯のお湯は厳選に近いままのようです。

高田「めちゃくちゃ熱いのよ!かけれない。肩口からいった時には、もう罰ゲームなぐらい熱い(笑)。
なんでここだけ熱いんかな?っていうぐらいです。なのでかけ湯は注意してください」

別の温泉があった?

洗い場は10人分あり、広々と使えるそうです。
ただしシャンプーや石鹸はないので、必要な方は持参してください。

以前高田アナが訪ねた時は、同じ敷地内に「鶴の湯」という別の建物があったそうです。ラムネ温泉という透明なお湯で、炭酸成分が濃く、身体に泡が纏わりつくような温泉だったそうです。

高田「受付の方に聞くと『枯渇してしまって出ていない』とおっしゃってました。そこに入りたかったんですけどねえ。まあ塩浸温泉が残っているのは結構なことですよ」

温泉ファンだけでなく歴史ファンも楽しめる塩浸温泉。鹿児島での温泉巡りの際はぜひお立ち寄りください。
(尾関)
 
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2024年01月11日16時32分~抜粋

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