ドラ魂キング

温泉ファンのアナウンサー初体験の香り?栃木県さくら市「喜連川早乙女温泉」

全国各地の温泉を訪れるのが趣味のCBCアナウンサー・高田寛之。

11月2日、自身が担当するCBCラジオ『ドラ魂キング』で紹介したのは、栃木県さくら市の「喜連川早乙女温泉」を紹介しました。

高田アナが初めて嗅いだという匂いとは?今回は上級者向けの温泉のようです。

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早乙女温泉への道

早乙女温泉は「そうとめおんせん」と読みます。
CBCのある名古屋の中心部からは車で501キロで、所要時間は5時間58分。
東北自動車道の矢板インターチェンジから15分ぐらいなのでクルマで行く場合は便利です。  

公共交通機関では東北新幹線で宇都宮まで行き、在来線に乗り換えて最寄りの氏家駅で下車。
さらにバスで谷中入口停留所を降りて徒歩12分。名古屋駅から上手く乗り継げば4時間ちょっと。 
所要時間はクルマより短いものの、乗り換えが何度かあります。

なお氏家駅からは温泉専用の無料送迎バスも出ています。時間が合えばお得で便利です。 

コロナ対策も万全

「ナビで案内されても、これ真っ直ぐ行って大丈夫?というところにある日帰り入浴施設です。秘湯ですね」 

クルマで行った高田によると、駐車場は広め。
コロナの頃によくあった、体調管理シートみたいなのがあり、そこに住所や電話番号を記入して入るシステム。もちろん中はマスク着用。 

「私がお邪魔したのが今年の8月18日でした。おそらく今も変わってないんじゃないかな」 

営業時間は10時から20時。入場は19時までと早めなので気を付けてください。
入場料金は17時までなら1300円。17時から19時までが900円。石鹸やシャンプーは持参する必要があります。 

「料金、こんなに取るの?と思うんですが、実際入ってみると、あ~なるほど、なるほど。いっぺん入っときたいわ!という温泉でした」 

半露天の味わい深い風呂

脱衣場のロッカーは鍵のかかるロッカーではなく、懐かしの下駄箱スタイル。
高田が行った時は、コロナ禍当時と同じように、一個飛ばしに市松模様な感じで利用するようになっていたそうです。 

「たまたま私が行った時は、男性風呂は貸し切り状態。ありがたいことでした」 

風呂場には浴槽が一つ。洗い場、浴槽共に広め。浴槽は15人ぐらいは入れる大きな石造りだそうです。 

高田アナが行った時はガラス窓が全部外されており、半露天状態だったそうです。
トタン板の屋根で雨はしのげますが、大雨が降ると大変だろうと思うような状態だそうです。 

「おそらく冬は窓を入れるんだろうと思います。栃木県のそこそこ山の中ですから、そうしないと寒くていけません」 

ゆで卵と油の香り

お湯の色は白濁するる中にも、やや緑を感じる色合いだそうです。
そのため入浴する時は足元に注意が必要なんだとか。 

匂いはゆで卵の匂いに加え、油の匂いがするそうです。
油の匂いのする温泉が時々あるそうで、例えば宮城県の東鳴子温泉にある高知旅館の黒湯、北海道の稚内に近い豊富温泉などが当てはまるそうです。 

「この早乙女温泉は、いま挙げた二つよりは油油してないですけども、ゆで卵の香りと油の匂いが混ざるのは初めてです」 

成分が強すぎる

お湯は、源泉が72.4度となかなか高温。
泉質は含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉。硫黄の成分が相当強いようで、入浴に適するように薄めてあるそうです。 

「どうしても私のようなマニアな者からすると『いやいや薄めずにお願いします』と思うんですが、お湯の状況を考えると薄めて入った方が身体への刺激は少ないようです」 

加水あり、加温なし、消毒なしのかけ流しの温泉です。
かけ流し口の岩が白く変色していてるところからも効能の強さが窺われるんだとか。 

「かけ流しの量はすごく多くてダバダバな感じです。10人分の洗い場があるんですけど、そこに向けてダーッと流れていく感じですね」 

予想外の肌触り

「油の香りが印象的ですと、お湯も肌にヌルヌルするかなと思いますやん。これが、びっくりするほど肌にキシキシなのよ。油の匂いしてるやん、なんでキシキシ?自然はすごいなと思いますね」 

匂いからイメージするのとは対極の肌触りに驚く高田でした。 

山奥の温泉で、しかも半分露天なので虫は入ってくるそうです。これはしょうがないこと。観光ついでに立ち寄るという場所ではないので、この温泉だけを目指してくると言う覚悟が必要。 

「それだけ入浴の価値はあるかなと思います。ちょっと高いけど1300円払ってみるかと思わせる温泉でございました」 
(尾関) 
 
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2023年11月02日16時31分~抜粋

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