元中日ドラゴンズの平田良介さんが、10月31日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』に出演しました。
昨シーズンで選手生活を引退し、エースファクトリーベースボールクラブ、野球解説者として活動する平田さんに、リスナーから様々な寄せられた質問が寄せられました。
投稿を加藤里奈と三浦優奈が紹介します。
無人島へ持って行くもの
「無人島へ3つ持って行くなら何を持って行きますか?」(Aさん)
平田「まずはライター。火は必要です。次は切るためのナイフ。あとはテント系の布」
詳しそうに答える平田さんですが、実はキャンプやアウトドアは苦手。だから虫も苦手だそうです。
平田「蚊の出始め、パンって叩いて血がブヤーって出るのが嫌で殺せないんですよ。反射的に叩いて、1回殺してからは何匹でも叩けるんですけど」
蚊のシーズンは、1匹目を叩く決心がつくまで吸われながら待っているそうです。
もちろんゴキブリも苦手。
平田「Gが出てきた時はすぐ嫁に報告します(笑)」
若手への声掛け
「新人選手と初めて練習をする時、どんな声掛けを心掛けてましたか?」(Bさん)
平田「僕が中堅とかベテランになってくると、向こうが緊張するんですよね。だから和らげる意味で腰をポンと叩いて『頑張っておこうぜ』みたいな一言で緊張をほぐしてましたね」
これは平田さん自身の経験からの行動。平田さんの新人時代、一軍には歳の近い選手がいなかったそうです。
先輩たちも歳が離れているため、常に遠慮して話し掛けてくることもなかったとか。
その経験から、歳が離れるほど声を掛けた方がいいと考えた平田さん。
平田「だから自分から声掛けて。でも反応悪い人とはちょっと距離取ってみたいな」
加藤「そこはむしろ行かなきゃ!(笑)」
ナニワのあきんど
先週10月29日、加藤里奈が担当する同局の『カトリーナの全部全力!』で、三浦優奈さんと中日OBの吉見一起さんが、スーパーでアイスを売る競争を中継しました。
「もし平田さんに『やってみませんか?』というオファーがあったら受けますか?参加したら勝つ自信がありますか?」(Cさん)
平田「商売の国、大阪生まれ大阪育ちなんで、これは勝つ自信ありますね」
三浦「1個、2個カゴに入れてる人に、「あともう1個2個』ってなかなか言えなかったんですけど」
なぜか平田さんに相談する三浦。
平田「それは言い方なんですよ。『もう1個2個入れてください』やったら言いづらいじゃないですか。じゃなくて、遠回しに伝えるんですよ」
ナニワの承認(あきんど)のような的確な答えは流石。平田さんが教える具体的な方法とは?
平田「『2個買ってくれるんですね。ありがとうございます』『親子ですか?家族連れですか?何人ですか?え、4人なんですか?4人で2個で大丈夫ですか?』みたいな」
三浦「すごい!正解例だ。これは負けるね(笑)」
思わず拍手を送る三浦と加藤。
ほとんどの若手が寮で食べる日
現役時代の平田さんと言えば、ナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」で契約更改する姿を思い浮かべるファンも多いでしょう。
「昇竜館でのご飯で何が一番好きでしたか?」(Dさん)
平田「焼肉ですね。僕の時は堂上直倫と剛裕さんのお父さん、照(てらし)さんが館長で、寮で焼肉出してくれてたんですよ」
堂上照さんは投手として14年間ドラゴンズで活躍しました。1985年に引退後は球団職員となり、2003年から2008年まで昇竜館の館長を務めました。
昇竜館で焼肉が出る時は、食堂に鉄板を置き豪快に焼いていたそうです。平田さんが焼肉が好きだった大きな理由がこれ。
平田「その時に館長の粋な計らいでビール出してくれたんですよ。だからビールに焼肉で、その日だけめっちゃ出席率いいんですよ(笑)」
ラーメン店で焼きそば
「11月22日にナゴヤ球場横のラーメン店『竜』が閉店しますね。思い出があれば教えてください」(Eさん)
平田「入寮して高校卒業してから、両親とナゴヤ球場に行った時『竜』に行ったんですよ」
実は平田さん、麺類は焼きそばしか食べなかったそうです。お母さんからその話を聞いた店長は、メニューになかった焼きそばをわざわざ作ってくれたそうです。
それ以来、平田さんが『竜』で食べたのは9割が焼きそばだったとか。
『竜』には選手由来の裏メニューから表メニューに進化したものもあるそうです。
平田「僕の場合は焼きそばで、そこからさらに『そばめし』に変わっていくんですけどね」
三浦「何?そのトランスフォーム」
加藤「お腹空いてきた(笑)」
星野仙一さんや立浪和義監督らの胃袋を満たし、ドラファンにも愛された『竜』、22日の閉店までにぜひ足を運んでみましょう。
(尾関)
ドラ魂キング
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2023年10月31日18時16分~抜粋