ドラ魂キング

中日OB・中村武志が驚愕!イカのような身体をした怪物投手とは?

10月26日の夕方、「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が今年も開催されます。
ドラフトでは「平成の怪物」「令和の怪物」と、「怪物」の異名をとる注目選手が登場します。

10月16日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、中日OBの中村武志さんが、「バケモン」と称したドラゴンズのある選手に熱く語りました。
聞き手はダイノジの大谷ノブ彦です。

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先頭打者ホームラン

「フェニックス・リーグでブライト健太選手が先頭打者ホームランを打ちました。中村さんが印象に残っている先頭打者ホームランはありますか?」(Aさん) 

中村「彦野さんですね。日本シリーズで、あの工藤さんから打ちましたから」 

1988年(昭和63年)10月25日、で西武ライオンズ球場で行われた中日ドラゴンズ対西武ライオンズの日本シリーズ第3戦でのこと。
中日の彦野利勝選手が工藤公康投手から先頭打者ホームランを放ちました。 

また中村さんからは、広島カープで1989年~2005年に活躍した野村謙二郎さんの名前も挙がりました。 

中村「当時は意外とパワーがあった1番バッターが多かったかな。今の3番タイプのバッターが1番を打ってたと思います」 

3時間の思い出

話の流れから、ドラゴンズの1番バッター、岡林勇希選手にホームランを期待する大谷。
しかし中村さんは「岡林選手は今まで通り一、二、三塁打でいい」と主張します。色気を出してホームランを狙うとバッティングが狂うこともあるんだとか。 

大谷「武志さんもホームラン狙って色気づいてたんですか?」 

中村「色気づいたのはヘアスタイルだけで、バッティングでは色気づいたことはないんですけど、ハイ」 

沖縄キャンプでのこと。パーマを当てて、その日の夕方に丸坊主にしたことがあったそうです。 

中村「時間で言うと、3時間ぐらい色気づきましたよね」 

大谷「たったの3時間」 

中村「やっぱりあの人に、この髪の毛は見せられないなと思って」 

当時の監督は燃える男、星野監督です。 

中村「美容室と理髪店が隣接してて、美容室でパーマ当てて、3時間眺めて、やっぱりこれは無理だと思って、横の理髪店でバリカンでやりましたね」 

大谷「切ないな、3時間のパーマ(笑)」 
 

ドラフト前の選手

「ドラフト前の投手について、最速何キロとか報道されますが、それはどのくらい重要性があるんでしょうか?
あと、野手で即戦力と言われて入ってくる選手に対して、先にプロでやってる選手はどう思うんですか?なめんなよ、とか思ったりしてますか?」(Bさん) 

中村「それは思うでしょ」 

いわゆる「即戦力選手」になるかについては、高校生は身体ができていないため難しいそうです。大学生、社会人になると身体ができている上に経験もあるので即戦力で使いやすいんだとか。 

中村「たまには高校生のバケモンいますけどね」 

イカのような体

中村さんの言葉から、大谷が気になったのは「天才左腕」と言われた今中慎二さんのこと。
今中さんは1988年のドラフト1位で大阪桐蔭高校からドラゴンズに入団。1年目から一軍で活躍。1993年には沢村栄治賞を獲得しています。 

大谷「今中さんは、ずっと細いイメージですけど」 

中村「イカみたいなてろんてろんの身体つき。風速3メートル吹けばぴゅーってレフトスタンドに飛んで行きそうな身体でした」 

大谷「そんなこと思いながら球を受けてたんですか(笑)」

本番と違う球が来る

中村「受けてて特別、うわースゲエっていうのはなかったんですけど、びっくりしたのはバッターが立った時ですよ。ボールが違うんですよ」 

ブルペンで投げている時の今中さんと、相手打者が立った時の今中さんの真っ直ぐが全然違ったんだそうです。 

中村「闘争心が出るのか集中力が出るのかわかんないですけどすごかった。特に右バッターの時の真っ直ぐは本当にクロスに来ましたね」 

大谷「野球のことに関して少しだけ尊敬しました」 

中村さんいじりが大好きな大谷ですが、プロならではのエピソードに脱帽していました。 
(尾関) 
 
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2023年10月16日17時03分~抜粋

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