ドラ魂キング

たった10分で効能実感!山梨県「竜王ラドン温泉 湯~とぴあ」

毎週木曜日のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、温泉好きの高田寛之アナウンサーが全国のおすすめ温泉を紹介しています。

9月28日の放送で紹介したのは、山梨県甲斐市の「竜王ラドン温泉 湯~とぴあ」。
別名「吸う温泉」とも言われるラドン温泉ですが、高田アナが感じた竜王ラドンの効能とは?

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ラドン温泉って何?

「竜王ラドン温泉 湯~とぴあ」は、名古屋市の中心部から車で3時間2分、中央道の甲府昭和インターチェンジからわずか3分のところだとか。

公共交通機関だと名古屋駅からJR特急しなので長野県の塩尻駅へ、中央本線の普通列車に乗り換えて竜王駅下車で徒歩15分。所要時間は4時間少々というところです。 

温泉にはラドン・ラジウム温泉というカテゴリーがあり、「放射能泉」とも言います。
ラジウムが壊れた時に出るのがラドンガス。 
気化したラドンを吸ったり、ラドンの溶け込んだ温泉水を飲むことで、身体に良い様々な効能があると言われています。 

このカテゴリーで有名なのが秋田県の玉川温泉、鳥取県の三朝温泉。愛知県にも猿投温泉があります。 

吸う温泉

「竜王ラドン温泉 湯~とぴあ」は、温泉は天然のものながら、ラドン成分が含まれている湯ではなく、人工的にラドンを発生させているとのこと。 

「ここはかけ流しの量と言い、温泉の質といい、湯の素晴らしさもあるので行ってみました」 

ホテル併設で宿泊もできますが、高田は日帰り入浴で利用したそうです。人気の温泉らしく駐車場はいっぱいだったそうです。 

「入るとでっかい看板に『吸う温泉』と書いてあります。ラドン温泉の特徴かなと思います」 

脱衣場が広い

入浴料は700円で、受付は昭和な雰囲気が漂うロビー。

「ロビーには人工的にラドンの気体を発生させる装置がずらっと並んでいて、ここから出てるんだなというのがよくわかります」 

レトロフューチャーな感じの雰囲気を感じるというラドン発生装置ですが、1000人用の最大級のものだそうです。 

コインランドリーも併設されている広い脱衣場を出て浴場へ。 

「脱衣場からイメージするほど、浴場が広いかというとそうではありませんでした。そのアンバランスさもまたよし、というところでしょうか」 

肌も床も滑る

浴場には、15人ぐらいは軽く入れるような大きな長方形の浴槽があるそうです。岩作りの壁から滝のような打たせ湯がダーッとかけ流されている作りなんだとか。 

また床が滑りやすいので注意が必要だそうです。どれくらい滑りやすいかというと…

「普通のお風呂屋さんよりもはるかに滑りやすいので、特にご高齢の方は気を付けていただきたいと思います。53歳の私がビビりながら歩いているぐらいの滑り具合でした」 

40度ぐらいの適温の温泉。泉質はナトリウム泉、塩化物泉、炭酸水素塩泉で、ほんのり黄色がかったような透明だそうです。 

「床が滑りやすいのが納得できるぐらい、肌のつるすべ感がすごい。もちろん加水、加温、消毒なしの三拍子揃ったかけ流しでございます」 

10分で効果あり

「吸う温泉」の名の如く、浴場の中にもう一部屋「ラドン吸入室」という部屋があるそうです。
密閉された部屋の中には7~8人入れるような浴槽があって、部屋の広さはほぼその浴槽分の広さなんだとか。 

ここの湯ももちろんかけ流し。ロビーにあるラドン発生装置で作られたラドンがここに送られて、浴槽の底からボコボコ出ています。それをお風呂に入りながら吸引。 

壁には「10分我慢してください」と書いてありますが、我慢するほどの温度ではなく、いつまでも入っていられそうな適温だそうです。実際に入った高田の感想は。 

「私の体感では10分経った頃に、額からの汗の吹き出しがすごかったんです。ラドンの効能にちょっとびっくりしました」 

あくまで高田個人の感想です。個人個人で違う反応があるかも知れませんが、「吸う温泉」もたまにはいかがでしょうか。 
(尾関)
 
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2023年09月28日16時33分~抜粋

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