ドラ魂キング

ギャル第三次ブーム到来?ギャル語を使いこなして令和ギャルになろう

言葉には時代が反映します。特に「ギャル語」と呼ばれる言葉は、わずか数歳の差でまるで通じなくなるようです。

9月26日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、モデルでもあるパーソナリティの加藤里奈が、今年8月に出版されたばかりの『鬼強ギャルマインド 心にギャルを飼う方法』(SDP刊)を紹介しながら「ギャル語」について語りました。

不思議なギャル語の世界、あなたはいくつ知っていますか?

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ギャル第三次ブーム

加藤「なぜ今、ギャル語なのかというと、今はギャル第三次ブームに突入と言われています」 

バブルが終わり、少しずつギャルが出てきた1990年代初頭が第一次ブーム。2005年頃、平成ギャルの登場が第二次ブーム。さらに今が第三次ブームと言われているそうです。 

そんな中、赤荻瞳さんが書かれた『鬼強ギャルマインド 心にギャルを飼う方法』という本が話題となっています。

加藤「ギャルに興味がない人たちは、全然関係ない話でしょ?って思うかもしれないんですけども、とんでもない!これは、いま皆さんがポジティブに楽しく生きるために必要な本なんです!」 

編集長から校長へ

『鬼強ギャルマインド 心にギャルを飼う方法』の著者は、渋谷女子インターナショナルスクール校長の赤荻瞳さん。渋谷女子インターナショナルスクールは、英会話と動画制作に力を入れた高校卒業資格が取れる学校。 

赤荻さんは、第一次ブームの時に大流行して、その後休刊したギャル系ファッション誌『egg(エッグ)』が復刊した時の編集長です。 

また、アメリカの雑誌『フォーブズ』の日本版『フォーブズ ジャパン』が「30歳未満の特筆すべき30人」として選ぶ、「フォーブスジャパン30アンダー30 2023」のひとりでもあります。

加藤は赤荻さんと親交があるそうで、自分の番組にも出演してもらったことがあります。 

ギャル語に挑戦

もうひとりのパーソナリティ・三浦優奈へ「ギャル語」のレクチャーを始める加藤。

まず挙げたのが「チアる」。これは、自分のことを自分で応援して気持ちを上げていこう、という意味。チアガールの「チア」だそうです。

当たり前のように話す加藤に若干戸惑う三浦。 

90年代に流行した「チョベリグ」「チョベリバ」は三浦にもわかりました。最高の意味「超ベリーグッド」と最低の意味「超ベリーバッド」の略。
「アムラー」が出現した「コギャル」と呼ばれた世代に流行った言葉だそうです。 

加藤「パチコクは分かる?」 

三浦「八国?バチ来~い、みたいな」 

半ばなげやりに答える三浦。 

「パチコク」のパチは、パチモン(偽物)のパチ。それに、こく=言うで、『嘘をつく』という意味だそうです。 

プロ野球とは関係なし

加藤「パギャルは?」 

三浦「パ・リーグギャル」 

加藤「じゃあ、うちらはセギャル?」 

三浦「私はギャルじゃないからちょっと入れないけど、カトリーナさんはセギャルでどうぞ」 

実は野球とはまったく関係のない「パギャル」
パは半端の「ぱ」。つまり『パギャル』は『中途半端なギャル』という意味だそうです。 

加藤「ギャル全盛期の時に、ギャルって言う人にマウントじゃないけど、『いやいやいや、パギャルっしょ』って、そんなことを言ってた時代があった」 

パギャルは90年代の言葉だそうです。 

絶対、ルー語だよね?

次は2000年代に流行した「ミーツ」の意味はなんでしょう? 

三浦「は?ボーイ・ミーツ・ガール?」 

加藤「近いです。ミーツの意味は集まること」 

三浦「ルー大柴さんってこと?」 

加藤「違う。ミーティングがある。ミーツしようぜ、みたいな」 

三浦「絶対、ルー大柴さんじゃん」 

ルー大柴さんは「トゥギャザーしようぜ」です。 

加藤「『パネェ』とかね、『おっつー』とかいう言葉が出てきた時代が2000年代です」 

「パネェ」は「半端ない」の意味で、「半端ない」は「すごい」という意味。つまり「パネェ」は「すごい」という意味。
「おっつー」は「お疲れ様」の意味です。 

全てが「はにゃ」

加藤「最近になってくると、私もあんまり馴染みがないっちゃあないんだけども、2010年代は『あげぽよ』とか『さげぽよ』とかあったよね」 

「あげぽよ」はテンションの上がった状態。「さげぽよ」はテンションの下がった状態。 

LINEやX(旧Twitter)で盛り上がっている時に、「風呂(フロ)に入るから離脱(リダ)する」と言う意味で使う「フロリダ」という言葉が挙がりました。 

さらに2020年になるとおかしな言葉が。 

加藤「『はにゃ』はわかる?」 

三浦「は、はにゃ?」 

戸惑う三浦。 

加藤「はにゃ~。なんかよくわかんない時に、『はにゃ』と言ってください」 

いろんなギャル語

そしてこちらも最近使われている「やりらふぃー」。
語源の語源まで遡らないと意味がわかりません。「やりらふぃー」は「パリピな人」という意味。 

「パリピな人」とは、イベントやフェスなどで「ノリのいい人」の意味。その「パリピ」はどこから来たかというと英語の「パーティー・ピープル」をネイティブ風に発音した「パ―リーピーポー」から。略して「パリピ」です。 

加藤「『しごでき』はわかりますか?」 

三浦「もう1回言ってください」 

加藤「『しごでき』。これ、私も使うなあ」 

「しごでき」は「仕事ができる」ことだそうです。 

加藤「『マジしごできじゃん』という使い方をします」 

年齢が近いにも関わらずギャル語を使いこなす加藤里奈と、全く理解できない三浦優奈でした。
ギャルマインドを手に入れたい方は『鬼強ギャルマインド 心にギャルを飼う方法』を読んでみましょう。 
(尾関) 
 
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2023年09月26日16時33分~抜粋

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