ドラ魂キング

史上55人目の2000本安打!中日・大島洋平選手が3000安打の可能性もある理由

8月26日、バンテリンドームで開催された中日×DeNA戦において、中日の大島洋平外野手が、プロ野球史上55人目となる通算2000安打を達成しました。

28日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、中日OBの野球解説者・中村武志さんが、2000本の記録日を見事に当てたことが話題となりました。

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見事、予想的中

先週この番組では、出演者が大島選手の2000安打がいつ出るかを予想。
中村さんは日にちだけでなく何打席目まで当ててしまい、称賛のおたよりが寄せられていました。 

「見事に横浜との2戦目、2打席目と匂いを嗅ぎつけて当てましたね!」(Aさん) 

「世紀の大予言者、中村武志さん。曜日と打席ぴたりと当てるとは御見それいたしました」(Bさん) 

「見事に的中。26日の第2打席。大島選手に何かお願いしたんですか?」(Cさん) 

中村「誰かに言われたんじゃないですか?中村さんがこう言ってたから、よろしくって。それしか考えられないですよね」 

この番組をドラゴンズ関係者が聞いている説はありますが、誰かに言われて打てるものでしょうか?もうひとつ、予想が当たった要因を分析する中村さん。 

中村「巷の噂では、大島のおふくろさんが僕のファンだったみたい。嘘かホントかわかんないけど。だからお母さんが『2打席目にしなさい』って言ったんじゃないですか?」 

大島選手の声

ここで、2000本安打を達成した試合後の大島選手のインタビューをオンエア。 

大島選手「シーズン始まる時は、あと115本でスタートしましたけど、5~6月、結構苦しんでたので、届いてホッとしたというのが正直なところです」 

あと1本となった当日は、ファンの歓声がすごく、打席に立った時の緊張感はいつもと違ったそうです。 

2000本安打が出たのは2打席目の初球。これは狙っていたわけではなく、身体が反応したそうです。結果的に基本に忠実なセンター返しになりました。 

大島選手「今まで使っていただいた監督、コーチ。毎日グラウンドに元気に送り出してくれるトレーナーの皆さん、BP・BCの方、本当に皆さんのおかげでここまで来れました。本当に感謝してます」 

2000安打達成できた要因

中村「2,000という数字は、ほぼ毎日打ってる感覚でしょうね」 

大島選手は社会人時代にドラフト5位指名を受けての入団。高校生からプロ入りする選手に比べると、かなり遅めのプロのスタートでした。それでも2000安打を達成できた要因を、中村さんが解説しました。 

中村「まず足が速いってこと。これはものすごく大きいと思うんですね」 

さらに三振が少ないこと。大島選手は初球から振りまくるタイプではなく、1~2球見て、それでタイミングを合わせていくタイプ。だから追い込まれても強いとのこと。 

中村さん曰く、ツーストライクまで追い込まれてからの打率は、歴代の名打者でも1割台ほどの低さなんだとか。 

中村「僕の感覚ですけど、ツーストライク後の大島洋平の打率は、名球会の人たちも含めて5本の指に入るかも。それぐらい追い込まれてもしぶとい印象だし、ヒットにしてます」 

中村武志が見る大島選手

2000安打達成した後、中村さんが「まだ通過点だ」とお祝いメールを送ると「頑張ります」と返信が来たそうです。 

中村「たぶん、あれ、一斉送信したんじゃないですかね(笑)。『あと1,000本目指します』って、歳を感じさせない頼もしい言葉もありました。頑張って欲しいね」 

さらに中村さんが大島選手について、どうしても言いたいことがあるそうで、戸惑いながらも口を開きました。 

中村「入団した時より今の方が顔が若い。入団した時は、30そこそこいってるんじゃないの?ベテラン?っと思ったけど、歳をとるごとに若く見える」 

大島選手は1985年11月9日生まれの37歳。ドラフト指名を受けたのが2009年。その時は24歳。ちなみに入団会見は奥さんと赤ちゃん同伴で「子連れルーキー」でした。 

中村「僕のイメージですけど、入団当初よりは年々外見が若くなってるので、あと1,000本は全然いけるんじゃないですか」 

3000安打も期待できそうです。 
(尾関) 
 
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2023年08月28日17時03分~抜粋

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