ドラ魂キング

温泉マニアが感動!兵庫県宝塚市の「名湯 宝乃湯」

全国各地の温泉を訪れるのが趣味のCBCアナウンサー・高田寛之。

8月10日、自身が担当するCBCラジオ『ドラ魂キング』で紹介したのは、兵庫県宝塚市の「名湯 宝乃湯」。
地元で大人気のこの宝乃湯、温泉マニアが感激するほどだとか。いったいどんな温泉なのでしょう?

[この番組の画像一覧を見る]

宝乃湯へは名古屋から2時間台

実は「名湯 宝乃湯」、兵庫県宝塚市内にあるスーパー銭湯です。高田アナが今回紹介する理由を語ります。

高田「かけ流しの浴槽もある。これが人気の秘密でして、いつ行っても超満員」

放送している愛知県名古屋市の中心部からは車で180キロ。中国道宝塚インターを経由して2時間16分で到着します。広い駐車場も完備とのこと。

公共交通機関だと、名古屋から新幹線で新大阪まで行って、そこからJR宝塚線の中山寺駅で降りて、徒歩8分。1時間に1本ですが、駅の北口から無料送迎バスも出ています。 
上手く乗り継げば、2時間かからずに辿り着けます。

高田「非常に規模の大きなスーパー銭湯です。施設も本当に立派で、近隣の方に人気があるのがよく理解できます」

温泉愛が伝わる浴槽

料金は大人900円で、営業時間は24時まで。名古屋で仕事が終わった後に行っても十分に間に合います。なお最終受付時間は23時ですので注意してください。

室内はスーパー銭湯らしく、大半は普通のお風呂ですが、露天に出るとかけ流しの浴槽があります。 

露天のお風呂は棚田のように段になっていて、一番下が普通のお湯。そこを通って一段上がると温泉の浴槽。さらにもう一段上がるとかけ流しの浴槽になっているそうです。
このかけ流しの浴槽は3人も入ればいっぱいなんだとか。 

高田「小さいながらもかけ流しの浴槽を作ろうという、スーパー銭湯の心意気ですよ。わずか3人ぐらいの小さな浴槽ですけども、気合が入っているというか、温泉を愛する気持ちが伝わってくる、そんな浴槽ですな」 

茶褐色のお湯

一番上のかけ流しの浴槽は石造りで、サイドから噴射するよう湯が出ているそうです。そのお湯がかけ流され、下の浴槽に流れていくというイメージ。 

高田「温泉は壁からバーッと噴射されるんですけど、その温泉を見ていると湯は透明なんですが、どうやら空気に触れると酸化して茶褐色に変化する。ですから浴槽の中のお湯は明るい茶褐色なんですよ」 

茶褐色のため、浴槽に入ってみると、5センチ下はもう見えないそうです。
岩風呂は風情があってたまらないそうですが、足元には十分気をつけてください。

鉄の香りとモール臭

お湯は加水・消毒なしのかけ流し。源泉が37度で41度まで加温してあるそうです。
湯の香りは、鉄の香りが先に来て、さらに土や木の香りであるモール臭も味わえるということです。泉質は含炭酸ナトリウム塩化物強塩泉とのこと。 

高田「結構塩分も多いようで、ポカポカしてよく温もります」 

源泉の浴槽は深めで90センチほど。身長173センチの高田アナだとへそぐらいまで浸かるそうです。 

高田「源泉浴槽を降りて行って、いっぺんお外に出ますと、違う間所にぬるめの源泉の浴槽がある。そこはダバダバではなくチョロチョロのかけ流しなんですが、温度は38度ぐらいのぬるめのお湯です」

一日中入っていられそうな、ちょうどいいぬるま湯加減だそうですが、こちらの浴槽も3~4人入ったらいっぱい。 

高田「お客さんがひっきりなしに出たり入ったりしてますので、順序良く入っていただければと思います」 

有馬温泉と似た泉質

神戸で有名なのは北区の山中にある有馬温泉。宝塚市は神戸市とも近く、ハイキングコースやゴルフ場がある丘陵地帯を挟んで西が有馬温泉、東が宝乃湯という位置関係です。 

そのせいか「名湯 宝乃湯」は有馬温泉と泉質がよく似ているとのこと。
有馬温泉のかけ流しも、空気に触れる前は透明で、空気に触れると赤褐色になるんだとか。宝乃湯は茶褐色と若干の色の違いはありますが、ほぼ同じ泉質だそうです。 

高田「唯一の難点は、いつ行っても混んでいて大人気なこと。なかなか貸し切り状態にはならんでしょうね。アクセスも良くて人気の施設でございます」 

時間があれば、有馬温泉との梯子もおすすめです。
(尾関) 
 
ドラ魂キング
この記事をで聴く

2023年08月10日16時30分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報