ドラ魂キング

ミス以前のミスが多発。中村武志が立浪監督の今の気持ちを推測

ずっと低迷を続ける中日ドラゴンズ。
7月24日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、元中日ドラゴンズ捕手で野球解説者の中村武志さんが、ダイノジの大谷ノブ彦とドラゴンズの現状について語りました。

「二軍降格を決めるのが早い」「選手が萎縮してしまうのでは?」と言われる立浪監督に対し、喧々諤々と意見を交わします。

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選手は委縮する?

「監督、コーチの振る舞いで『選手萎縮する問題』が出ていましたが、星野監督時代を生きた中村さん、どのように思いますか?」(Aさん) 

中村「“生きた”というより“生き抜けた”という感じですよね。」 

大谷「すげえなあ。戦争潜り抜けたみたい(笑)」 

中村「ホント、そのレベルですよ。今の時代、委縮はないんじゃないですかね」 

そして、こんな意見もありました。 

「選手の萎縮と言うよりは、監督が我慢して起用することが少ないから、ミスした選手が、明日スタメンから外れるのかな?二軍行きかな?と感じてしまうんじゃないでしょうか」(Bさん) 

最大限に能力を引き出すには?

「プロに行くような選手は萎縮なんてしません。私は結構な強豪校で野球をしてきました」(Cさん) 

Cさんは野球部に所属していたことのある46歳のリスナー。 

「私の時代は、殴られようが何も気にせずプレーできる選手が大学や社会人に行っていました。少し怒られたぐらいで萎縮してしまう選手はプロにはいないと思います」(Cさん) 

時代も関係しているかもしれません。「僕は、むしろ今の子は萎縮しやすいと思う」と話す大谷ですが、25歳のリスナーはこのような意見。 

「若手選手たちにミスを恐れず思い切ったプレーをして欲しいからこそ、監督は圧っぽい感じになってしまうんじゃないでしょうか?逆にそれが萎縮に繋がるのでは?」(Dさん) 

大谷「能力を最大限に引き出すのはどっちなんだ?って話ですよね」 

褒めるか?叱るか?永遠の疑問です。 

昔だと二軍行き

23日の広島戦。1点差まで迫りますが、反撃ムードに水を差す村松開人選手の二塁オーバーラン、タッチアウト。
立浪監督は「教わるとかそういう問題ではない。非常に痛いミス」とコメントしていました。 

中村「立浪監督も言ってましたけど、ああいうのは論外ですよね。厳しい言い方になりますが、ミスの部類に入らないです」 

中村さんは、今年のドラゴンズには若手ベテラン問わず「ミス以前の失敗が多い」と指摘します。
走塁、バント、守備における失敗が多数あります。なぜ、こんなミスが多いのでしょうか? 

中村「昔だと間違いなく二軍行きですよね」 

気づいてくれよ

ドラゴンズの選手のミス問題について、リスナーからこんな意見が寄せられました。 

「監督だけ責めるのはダメでしょう。今のままでいいと思います。親子と一緒です。ミスをすれば叱るし、活躍すれば褒める」(Eさん) 

今のところ、活躍よりもミスをする場面が多いから、叱る場面が目立つだけだと言います。 

「僕は巨人ファンですが、原さんのやり方がエグいと思うことも多々ありますよ」(Eさん) 

中村「立浪監督も、選手をすぐ二軍に落とすこともなくなってきたので、選手に対して気づいてくれよ、という部分は監督に限らずコーチ陣、選手同士でもあるかもわかりませんよ」 

高校野球の思い出

「各地で高校野球が行われていますが、中村さんの高校野球の思い出を聞いてみたいです」(Fさん) 

中村「高2の時に、甲子園間違いなしぐらいのすごいチャンスがあったんですよ。太鼓判を押す何ミリぐらいまで来てたんですけど、決勝で負けました」 

大谷「決勝か…悔しいだろうな」 

自分も野球部だった大谷、中村さんの気持ちを推測しますが…。

中村「でも2年だったし、この性格だから、次があるわって軽い気持ちでいました(笑)」

そして3年生。甲子園には程遠く、京都府大会のベスト8で負けて、涙も出なかったそうです。
高校野球の思い出はさぞつらい?と思いきや、野球部では結構自由にさせてもらっていたので、全くそんな気持ちはなかったとか。 

中村「僕が野球を真剣に考えるようになったのはプロに入ってからですよ」 

大谷「H野監督が現れちゃったから」 

星野仙一監督は、中村武志さんにいろんな意味で多大な影響を与えていました。

ちなみに今週のドラゴンズはベイスターズと3連戦、ジャイアンツと3連戦で6試合。
加藤里奈の勝敗予想は3勝3敗。大谷ノブ彦4勝2敗。中村武志さんは2勝4敗と予想しました。果たして結果は? 
(尾関) 
 
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2023年07月24日17時04分~抜粋

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