ドラ魂キング

元絞り小町が伝授。有松絞りの浴衣をお得に買う方法

6月6日『ドラ魂キング』は、三浦優奈が6月3日、4日に名古屋市緑区で行われた有松絞りまつりについて語りました。

有松絞りの浴衣を愛用している三浦、加藤里奈を相手にお値打ちな買い方も伝授しました。

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10年前は絞り小町

「このお祭りに行ったきっかけが、私が2013年の有松絞り小町っていう、有松絞りまつりのキャンペーンガールみたいなことをやったことですね」

以前はまつりを盛り上げる「絞り小町」と「有松副男」が2名づつ募集されていて、副賞として有松絞りの浴衣が贈られていました。
まつりへは浴衣を着て行ったという三浦。

「有松絞りと言えば、優奈さんが学生時代にモデルをしていた原点ですよね」(Aさん)

「浴衣姿、和装姿、お奇麗でしたよ。中村武志さんにも会ったんですよね。わらび餅買われたんですね。武志さんは面白かったですか?」(Bさん)

『ドラ魂キング』月曜出演者の中村武志さんに、あいさつに行った三浦、浴衣を着ていたため、すぐにはわかってもらえなかったそうです。

400年以上の歴史

三浦「有松絞りは江戸時代の初めに誕生しているので、400年ぐらいの歴史があります」

有松絞りの歴史について説明します。

有松絞りは徳川家康が江戸幕府を開いたばかりの頃、慶長13年(1608年)に竹田庄九郎らによって始められました。
尾張藩が有松絞りを藩の特産品として保護、竹田庄九郎を御用商人として取り立てたことで発展していきます。

歌川広重の浮世絵『東海道五拾三次』の「鳴海 名物有松絞」では、有松絞りを売る店が並んだ様子が描かれています。
そして1975年(昭和50年)になって、「有松・鳴海絞」の名前で国の伝統的工芸品の指定を受けています。
 

一年考えて買おう

有松絞りは布をくくって染める絞り染めです。
いろんな技法があり、一つ一つが職人さんの手作業なので、二度と同じ柄は出ないそうです。

有松絞りの特徴は、絞りの凹凸が出ること。浴衣にした時に、肌にぺたっと張り付かないので涼しく着ることができます。
凹凸があるため重厚感があるように見えますが、見かけ以上に涼しく着心地がいいんだとか。

三浦「一回着ちゃうと他には戻れない。私は10年前から虜です。たぶん一生着ていける。ずっと一緒に育っていける浴衣なんだろうなって感じています。ひとつあったらいいんじゃないかな」

とは言え値段はそれなりにします。
そこで買うなら有松絞りまつりの時が狙い目で、ぐっとお値打ちになるそうです。

三浦「お値段はお安いものではないので一年考えてみて下さい。絞りが好きな人は一年考えて有松絞りまつりに来るんですよ」

いろんなところに有松絞り

「旦那と行きました。有松絞りまつりは浴衣の方がやっぱり多かったイメージです。男の方も浴衣姿が見えました」(Cさん)

「朝一で行ったので、優奈さんに声をかけることはできませんでしたが、有松絞りのハンカチづくり体験をしました」(Dさん)

三浦「私もやったことあるんですけど、柄は100種類ぐらいあるんですよ」

絞り染めの柄は、長い歴史の中で途絶えたり、復活しながら続いているそうです。
最近では有松絞りが浴衣、着物以外にいろんなところに取り入れられています。
河村たかし名古屋市長が着てるポロシャツも有松絞りなんだとか。

三浦「私もヘアバンドを買ってきました。最近は洋服でも取り入れているので、よかったら皆さん、チェックしてみてはいかがでしょうか?」
(尾関)
 
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2023年06月06日16時31分~抜粋

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