ドラ魂キング

元プロ野球選手とお笑い芸人の悲しい共通点とは?

元中日ドラゴンズ捕手で野球解説者の中村武志さんが、2月27日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』に出演しました。
この日は番組が1,001回目の放送を迎えましたが、中村さんにとってゆかりのある元中日監督の星野仙一さんにちなんだ話題も飛び出しました。
聞き手はダイノジの大谷ノブ彦です。

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投手はストレートが基本

「ドラ魂キング放送1,001回目おめでとうございます。記念すべきセンイチ回が月曜日に当たるなんて、武志さん持ってますね」(Aさん)

中村「持ってますねえ。気分が良いですね。上から見てくれてるような。テンションマックスです」

星野仙一監督との絆を感じるという中村さん。

「ドラゴンズオープン戦開幕、涌井投手がストレートのみの調整。当の涌井投手のみならずキャッチャーにとっても難しそう。このやり方はどうなんですか?」(Bさん)

中村さんによると、これは昭和の時代の調整法。特にローテーション入りするような投手は、真っすぐを重視するため、こういう調整法をしていたとか。
涌井秀章投手はそれを受け継いでいるのでは?と推測しました。

中村「今の変化球が多くなっている時代、いかに真っすぐが大事かということが伝わるじゃないですか。ピッチャーはストレートです。今から野球始める子もやってる子も見習ってほしいですね」

ベイスターズの松尾捕手

中村さんと、ベイスターズの高校生ドラフト1位の松尾汐恩捕手との対談を読んだというリスナーからのおたより。

「勝てる捕手になりたいとの松尾捕手の言葉に、中村さんは鳥肌が立ったと言っていました。
これは中村さんが星野監督に言われた言葉ですよね。勝てる捕手とはどんな捕手ですか?」(Cさん)

中村「僕が、星野仙一さんに言われた言葉なんです。『打たなくてもいい。勝てるキャッチャーになれ』と」

キャッチャーは勝ち負けを左右するぐらいの重要なポジションです。

キャッチャーの面白さ

中村「ただ、びっくりしたのは、打ちたいとか早く試合に出たいとかいう、我々の高校時代の答えとは違いますね。もう出来上がってますね」

何よりも松尾捕手の受け答えに驚いた中村さん。
松尾捕手は中村さんと同じ京都出身。中村さんと星野さんのエピソードを知っている可能性もあります。

中村「一応、俺のこと知ってる?って聞いたら、変な間があって、『あ、知ってます』。『知ってます』じゃなくて、『あ』が入った」

大谷「僕も若手の漫才師としゃべる時、微妙な『あ』が入ります。『あ、知ってますよ』って」

中村「キャッチャーにはもったいないぐらいのイケメン。びっくりしました」

なぜか顔に注目してしまった中村さん。
リスナーの質問「勝てる捕手」に戻ります。
昭和の昔、野村克也さんが、相手打者に囁いて集中力を奪う囁き戦術も勝つための戦術。

中村「ただ投げて打って、サイン出してるだけでは、なかなか勝てない。許される限りのいろんなことを考えて勝たないといけないんですよね」

大谷「そう考えるとキャッチャーって面白いな」

ドラゴンズ投手陣

「武志さんの相方、野口茂樹さんがオープン戦の解説をしていました。鈴木博志投手がカープ打線に捕まった時に、右打者は的があるが、左打者にはないから投げにくそうだと解説していました。この解説はいかがでしょうか?」(Dさん)

現役時代はドラゴンズのエースとして活躍した野口さん。中村さんとバッテリーを組むこともありました。

中村「たぶん野口と鈴木博志の相性悪いっすよ。僕の勝手なデータですけど。まず、そこを避けないといけないですね」

ひとボケ入れて、本題へ。

中村「ボール自体もそんなに悪くなかったので、ドラゴンズの投手陣は鈴木博志を含めて、まだまだこれからです」

仲地投手の活躍は?

この日のオープン戦で2イニングを無失点に抑えた仲地礼亜投手に関しては。…

中村「イケメンですよ」

大谷「やっぱり顔なんだよなあ(笑)」

抑えたことは当然、自信になります。しかし、もう少し打たれて、いろんな状況の中でのピッチングが見たかったそうです。
この日の仲地投手は、かなり空振りを取っていました。1年目からの活躍も期待できると言う中村さん。

中村「高校生じゃないんで、ある程度、身体も考え方もしっかりしている。良いものはどんどん使って欲しいです」

ローテーション入りも、もちろん期待していいということでした。 
(尾関)
 
ドラ魂キング
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2023年02月27日17時04分~抜粋

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