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彦野利勝が分析!ドラゴンズで二遊間&外国人枠争いが熱すぎる

中日ドラゴンズの沖縄キャンプ第1クールを視察してきたOBの彦野利勝さん。

2月16日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、彦野さんがキャンプを通じて、今年のドラゴンズについて分析しました。

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試合形式が多い理由

ドラゴンズのキャンプでは、そのメニューの大半が試合のような実戦スタイルになっているそうです。

彦野「若くて経験が少ない選手がたくさんいる中で選んでいくので、どんどん経験を積ませて、使える選手をたくさん作りたいというのが首脳陣の考え方だと思う」

その理由を分析する彦野さん。
さらに首脳陣はできるだけ早く、各ポジションを決めたがっているはずと付け加えました。

彦野「開幕の数日前まで決まってないなんておかしな話ですから、できるだけ早く決めたいんじゃないかと思います」

熱い二遊間争い

今年のドラゴンズでは二遊間争いが台風の目となっています。
彦野さんが視察した時は、田中幹也選手、村松開人選手、龍空選手らが争っていたそうです。

彦野「ただ、そこに溝脇隼人がいますよね。彼はバッティングが良いじゃないですか?
だから守備位置さえ与えれば、トータルで数字は一番期待できるんですよね」

さらに、ここに絡んでくるのが新外国人助っ人、オルランド・カリステ選手だそうです。

彦野「まず守備が上手いんです。たぶんショートもセカンドもできます。だから打つならばポジションを取る可能性は0ではないと思います。ただ外国人枠の問題がありますよね」

外国人選手は投手、野手を含めて4人の選手が一軍登録可能です。全員投手・全員野手は禁止されており、投手と野手の混合で4人です。
立浪監督はどう考えているのでしょう。

嬉しい悩み

彦野「バッティングだけならアルモンテでしょうね。彼はスイッチヒッターなので左右関係ないので一枚、置いておきたい」

おそらく守備は外野が考えられますが、守備に難点があるためファーストしかないところにビシエド選手もいます。

彦野「だったら、代打の切り札にアルモンテを置いとくのか?とかね」

外国人選手の層が厚くなった分悩ましいところですが、「これは嬉しい悩み」と彦野さん。
ちなみに彦野さんイチオシは、アキーノ選手の守備。
いったい外国人枠には誰が入るのでしょうか?

彦野「打つのは3割も打つなんて思えないので、250ぐらい。4打数1安打ですよね。これぐらい残せて、変なポカがない、しっかり守れる選手をピックアップすると思います」

田中選手は抜け目ない

リスナーも気になる二遊間。彦野さんへこんな質問が寄せられました。

「二遊間は、田中、村松選手をスタメンにして、1、2番の打順を打たせるのはどうですか?」(Aさん)

彦野「基本的にはないと思いますよ。村松選手は長打力があるので、2番ではなく、もう少し下げた方がいいかな。田中選手は2番っぽいタイプでしょうね」

田中選手はコンパクトなバッティングをするし、細かいこともできて、足もあるので下位打線か2番がいいと彦野さんは言っていました。

田中選手は、韓国サムスン・ライオンズとの練習試合で、キャッチャーがジャッグルして前にボールをこぼしてしまった瞬間、一塁から二塁へ行く俊足を見せました。

彦野「紙一重の判断力などをトータルして足が速いって言われるんです。田中選手はそういうとこが抜け目がないタイプだと思います」

まずはスタメン

守備力に定評のある田中選手ですが、彦野さんが見た試合では失敗があったそうです。前進守備で、ホームに投げようとしてファンブル。

彦野「そういうとこまできちっとやって欲しいんですよ。1点入るか入らないかって勝負じゃないですか。そこをピシッとやれる選手になると評価はぐんと上がります」

現在二遊間争いをしている選手の中から開幕スタメンが決まるのは間違いないと断言する彦野さん。しかし…。

彦野「ずっとその選手たちが出るかは分からないですね。今のところは読めないですが、開幕スタメンの座は射止めたとしても、安泰ですか?と言われると、それはわからないですね」

二遊間と外国人枠の争い、選手は必死ですが、ファンにとっては楽しみです。 
(尾関)
 
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2023年02月16日18時16分~抜粋

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